アジア選手権トラック競技の4日目。ポイントレースに出場した兒島直樹が圧倒的な走りで金メダルを獲得。池田瑞紀は3位、同ジュニア女子の岡本美咲も優勝を果たした。



エリート男子ポイントレース:兒島直樹が圧巻の走りで優勝 photo:JCF

マレーシア・ニライを舞台にしたアジア選手権トラック(6月14日〜19日)の4日目に行われたのは、エリート/ジュニアの男女ポイントレースなど。男子エリートレースに参戦した兒島直樹が圧倒的な走りで金メダルを獲得、エリート女子の池田瑞紀は上位2名のラップを許したものの、3位銅メダルを獲得している。

トラックを120周・合計30kmを走り、12回のポイント周回で積み上げた獲得ポイントで順位を競うポイントレースで兒島は圧巻の走りを披露した。アタックを仕掛けて集団をラップすること合計6回、合計120ポイントを獲得するなど独壇場となった。

昨年の同種目3位のリベンジを果たした兒島直樹 photo:JCF

「昨年大会で3位になったのが本当に悔しくて、今年は勝つつもりで乗り込みました。まさかそんなにポイントを獲れるとは思わず驚いています。しっかりとラップを獲れたことは良かったです」とJCFの取材に対して語っている。

3位銅メダルを獲得した池田瑞紀 photo:JCF

ジュニア女子ポイントレース:岡本美咲がポイントを重ねる photo:JCF

ジュニア女子ポイントレース:岡本美咲がアジア王者に photo:JCF

ジュニア女子ポイントレースに参戦した岡本美咲は、2ラップを決め2位に倍近いポイント差をつけてアジアチャンピオンに。ジュニア男子ポイントレースの金井健翔は途中1ラップを決めたものの、上位勢との差を縮められずに4位でレースを終えている。

パラサイクリング男子 B 個人パシュート:木村和平・三浦生誠組が優勝 photo:JCF

また、パラサイクリング男子 B(視覚障がい) 個人パシュートの木村和平・三浦生誠組はマレーシアチームを追い抜いて勝負あり、金メダルを獲得している。
エリート男子ポイントレース結果
1位 兒島直樹 133pt
2位 チャン・シーシェン(台湾) 64pt
3位 モウ・チンイン(香港) 60pt
エリート女子ポイントレース結果
1位 リウ・ジャリー(中国) 55pt
2位 オルガ・ザベリンスカヤ(ウズベキスタン) 37pt
3位 池田瑞紀 17pt
ジュニア男子ポイントレース結果
4位 金井健翔
ジュニア女子ポイントレース結果
1位 岡本美咲 65pt
2位 パク・リェオンジョン 35pt
3位 ELMURODOVA Mohinabonu(ウズベキスタン) 31pt

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