国内チームの先陣を切ってキナンサイクリングチームが新加入選手を発表。仮屋和駿と小出樹の若手選手2名を2022年メンバーとして迎えることを明らかにした。



熊野地域を本拠地とするキナンサイクリングチームは、全日本選手権終了直後から相次いで新加入選手を発表。実力ある2名の若手選手の名前を明らかにした。

2021ツアー・オブ・ジャパン第2ステージで2位となった仮屋和駿(日本大学、左から3番目)2021ツアー・オブ・ジャパン第2ステージで2位となった仮屋和駿(日本大学、左から3番目) photo:Satoru Kato
日本大学3年の仮屋和駿は、今年5月のツアー・オブ・ジャパン第2ステージ相模原で2位となって注目を集めた。さらに8月のインカレロードでは2位となり、日本大学の総合優勝に貢献した。チームのメインスポンサーである「株式会社キナン」の本社がある和歌山県出身の選手としても期待されての加入となったという。来年は日本大学自転車部と並行してのレース活動になる。

仮屋 和駿(かりや かずとし)

2001年3月29日生まれ 和歌山県和歌山市出身
身長177cm・体重66kg A型
脚質:ルーラー
2021年所属チーム:日本大学自転車競技部

●主な実績 
2019年 全日本学生選手権大会チームタイムトライアル 1位 
2021年 ツアー・オブ・ジャパン 第2ステージ 2位(個人総合16位)
2021年 全日本大学対抗選手権自転車競技大会ロードレース 2位

●仮屋和駿 コメント
自身の地元のチームでもあるKINAN Cycling Teamに加入することができ、大変光栄に思います。レベルの高いチームで活躍、成長できるようがんばっていきます。
応援よろしくお願いいたします。



全日本選手権U23で積極的なレースを見せた小出樹(京都産業大学)全日本選手権U23で積極的なレースを見せた小出樹(京都産業大学) photo:Satoru Kato
小出樹は京都産業大学を来年春に卒業予定。2019年、大学2年の時に出場したツール・ド・北海道で個人総合7位となってブレーク。今年9月にはナショナルチームから出場したツール・ド・ラヴニールで日本人唯一の完走を果たし、先日の全日本選手権ではU23の優勝こそ逃したものの、積極的なレース展開を見せた。U23という世代を超えた経験と実力をかわれ、今回の加入に至った。

小出 樹(こいで いつき)

1999年10月22日生まれ 長野県松本市出身
身長163cm・体重52kg O型
脚質:クライマー
2021年所属チーム:京都産業大学自転車競技部(EQADS準所属)

●主な実績 
2019年 全日本大学対抗選手権自転車競技大会ロードレース 2位 
2019年 ツール・ド・北海道 個人総合7位
2021年 ツアー・オブ・ジャパン 第2ステージ 5位(個人総合13位)
2021年 ツール・ド・ラヴニール(フランス) 個人総合73位

●小出樹 コメント
KINAN Cycling Teamでエリートという新たなステージに挑戦できることを大変光栄に思います。
より一層がんばりますので、応援よろしくお願いいたします!


プロフィール、コメントはプレスリリースより。


text&photo:Satoru Kato

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