2021/06/17(木) - 15:19
アメリカ・ウィスコンシンに拠点を構えるスポーツサイクル用ウェアブランドのファンキアー。手頃な価格のアパレルを世界中のサイクリストに届けるという想いのもと作られる2021年春夏モデルを紹介しよう。
90年代にレディースファッションの会社として設立され、現在はサイクリングアパレルを中心としたブランドのファンキアー。CEOがエンスーなサイクリストであり、性能に優れるものを手頃な価格で世界中のサイクリストに届けることをミッションとして、様々なアパレルを展開しているブランドだ。
企画から製造まで一貫して社内で行える生産体制を築いたファンキアーから、2021年の春夏コレクションが登場している。今回ピックアップするアパレルはどれもイタリアに関係する言葉のモデル名が特徴。例えば半袖ジャージのValenzaはミラノの南西にあるピエモンテ州のコムーネであり、Piacenzaもエミリア=ロマーナ州ピアチェンツァ県の県都だ。そんな各アイテムを紹介していこう。
Valenza(ヴァレンツァ)はRacer Eliteというシリアスライダー向けのエクストラ・スリムフィットの半袖ジャージ。肩部分にはエアロダイナミクスを向上させるマテリアルとして見る機会が多くなった溝付き生地、その他の部分はメッシュ生地が採用されたレーサー向けの1着だ。
アンダーウェアのようなメッシュ生地は内側が透けて見えるほどで、高温多湿な日本のサマーシーズンに適していそうだ。エアロを意識しているジャージのため襟も最小限。袖口や裾部分は滑り止めのグリッパーがあしらわれている。
Piacenzaは、先述したRacer Eliteよりはゆとりを持たせつつ、ピタリとしたフィット感のRacer Proというスリムフィットを採用した1着。薄手で肌触りの良い吸汗速乾性を備えた生地を全体に使用しており、袖口と裾に幅の広いバンドを備えることで快適な着用感を実現した。
3分割ポケットの中央部に加えられたジッパー付きの防水ポケットは、汗や雨で濡らしたくないスマホや財布を収納しておくのにぴったりだ。デザインも特徴的で、腰回りは山なりの色の塗り分け、肩周りはドットでグラデーションを描いている。カラーはブルー、オリーブグリーン、オーシャングリーンという3色が揃う。
トスカーナ州にあるコムーネからモデル名がつけられた半袖ジャージのVolterra(ボルテッラ)。Piacenzaと同様の生地を前身頃と後身頃に採用しつつ、鎖骨と脇部分、背中の中央部に通気性に優れるメッシュ生地、袖口と襟ににシンプルな生地が用いられている1着だ。
Racer Proというゆるすぎずタイトすぎないフィット。袖口にはグリッパーを配し、裾にはメインファブリックとは異なる伸縮性に富むバンドを装着し、フィット感を生み出している。ポケットの仕様はPiacenzaと同様。シンプルなカラーリングだが、脇部分にアクセントのラインがあしらわれている。
Pinarelloという名前が冠されたのは、あらゆるシーンで活躍するウィンドベストだ。前身頃は防風防水生地を使用しながら、背面と脇はメッシュとした1着。ミッドシーズンや夏に体を風から守りたい時に活躍してくれるはずだ。
ダブルジッパー仕様としているため、Pinarelloを着用している時に下側のジッパーを上げるとジャージのポケットにアクセスしやすい。Pinarello自体にも防水ポケットが備えられており、その中にはPinarelloを折りたたんで収納できるポーチも用意されている。また、リフレクターも多く備えられているため、日暮れ後の被視認性も確保されている。
シチリア島にあるコムーネから名前をとったビブショーツのVizzini。伸縮性に富む生地をレッグ部分に採用し、肩ひも部分にはウェアのズレを防いでくれそうな弾力性に富む生地が用いられた1着。裾部分は肌に密着するようなバンドとされており、グリッパーが控えめに配置されている。肩ひも部分にも同じようにグリッパーが配されている。
パッドは抗菌仕様で吸汗性に優れるダブルレイヤー生地を表面に採用し、着用時の快適性を確保。さらに厚めの高密度フォームを用いることで、ロードやマウンテンバイクなど様々なサイクリングシーンをカバーできるクッション性を実現しているという。
Warehouse Bibはありとあらゆる部分にストレージ機能をもたせたボトムス。近年はショーツのレッグ部分にカーゴポケットを用意するのがトレンドとなっているが、Warehouseの場合はレッグのカーゴポケットはもちろん、裾のバンド部分、腰(ジッパー付き)、ビブ部分にポケットが設けられている。
特徴的なのはビブ部分の3分割ポケットだ。中央部分は肩甲骨あたりからポケットとなっており、非常に高い仕様で、内側にはクッションが設けられた仕様。バックパックを背負った時も背中に掛かる負担を軽減してくれそうだ。また、肩紐の前側にはループが2本備えられているのも類を見ない設計だ。
パッドはF3 Elite Gelという極厚のゲルフォームが採用されたもので、高いクッション性を実現している。アナトミカルデザインによるフィット性なども相まって高い快適性を感じられそうだ。非常に多くのストレージやゲルパッドという設計を考慮するとグラベルライドなどに向いてそうな1着だ。
最後に紹介するのはterminiというハーフフィンガーグローブ。手のひら側は合成皮革に厚手すぎないパッド、手の甲側は通気性と伸縮性を備えた生地と親指のスウェットパッドという構成で、非常にオーソドックスな作りだ。クロージャーを使用しないスリップオンタイプなので、ベルクロが苦手という方におすすめできるグローブだ。
ファンキアー Valenza 半袖ジャージ
サイズ:S、M、L
カラー:ダークブルー
価 格:10,010円(税込)
ファンキアー Piacenza2 半袖ジャージ
サイズ:S、M、L、XL
カラー:ブルー、オーシャングリーン、オリーブグリーン
価 格:6,930円(税込)
ファンキアー Volterra 半袖ジャージ
サイズ:S、M、L、XL
カラー:イエロー、ブルー、レッド、グリーン
価 格:8,030円(税込)
ファンキアー Pinarello ウィンドベスト
サイズ:S、M、L、XL
カラー:ブラック
価 格:6,545円(税込)
ファンキアー Warehouse Bib ビブショーツ
サイズ:S、M、L、XL
カラー:ブラック&ブルー、ブラック&グレー
価 格:16,104円(税込)
ファンキアー Vizzini ビブショーツ
サイズ:S、M、L、XL
カラー:ブラック、ブラック/ブルー
価 格:14,465円(税込)
ファンキアー Termini 指切りグローブ
サイズ:XS、S、M、L、XL
カラー:ブラック
価 格:2,750円(税込)
90年代にレディースファッションの会社として設立され、現在はサイクリングアパレルを中心としたブランドのファンキアー。CEOがエンスーなサイクリストであり、性能に優れるものを手頃な価格で世界中のサイクリストに届けることをミッションとして、様々なアパレルを展開しているブランドだ。
企画から製造まで一貫して社内で行える生産体制を築いたファンキアーから、2021年の春夏コレクションが登場している。今回ピックアップするアパレルはどれもイタリアに関係する言葉のモデル名が特徴。例えば半袖ジャージのValenzaはミラノの南西にあるピエモンテ州のコムーネであり、Piacenzaもエミリア=ロマーナ州ピアチェンツァ県の県都だ。そんな各アイテムを紹介していこう。
Valenza(ヴァレンツァ)はRacer Eliteというシリアスライダー向けのエクストラ・スリムフィットの半袖ジャージ。肩部分にはエアロダイナミクスを向上させるマテリアルとして見る機会が多くなった溝付き生地、その他の部分はメッシュ生地が採用されたレーサー向けの1着だ。
アンダーウェアのようなメッシュ生地は内側が透けて見えるほどで、高温多湿な日本のサマーシーズンに適していそうだ。エアロを意識しているジャージのため襟も最小限。袖口や裾部分は滑り止めのグリッパーがあしらわれている。
Piacenzaは、先述したRacer Eliteよりはゆとりを持たせつつ、ピタリとしたフィット感のRacer Proというスリムフィットを採用した1着。薄手で肌触りの良い吸汗速乾性を備えた生地を全体に使用しており、袖口と裾に幅の広いバンドを備えることで快適な着用感を実現した。
3分割ポケットの中央部に加えられたジッパー付きの防水ポケットは、汗や雨で濡らしたくないスマホや財布を収納しておくのにぴったりだ。デザインも特徴的で、腰回りは山なりの色の塗り分け、肩周りはドットでグラデーションを描いている。カラーはブルー、オリーブグリーン、オーシャングリーンという3色が揃う。
トスカーナ州にあるコムーネからモデル名がつけられた半袖ジャージのVolterra(ボルテッラ)。Piacenzaと同様の生地を前身頃と後身頃に採用しつつ、鎖骨と脇部分、背中の中央部に通気性に優れるメッシュ生地、袖口と襟ににシンプルな生地が用いられている1着だ。
Racer Proというゆるすぎずタイトすぎないフィット。袖口にはグリッパーを配し、裾にはメインファブリックとは異なる伸縮性に富むバンドを装着し、フィット感を生み出している。ポケットの仕様はPiacenzaと同様。シンプルなカラーリングだが、脇部分にアクセントのラインがあしらわれている。
Pinarelloという名前が冠されたのは、あらゆるシーンで活躍するウィンドベストだ。前身頃は防風防水生地を使用しながら、背面と脇はメッシュとした1着。ミッドシーズンや夏に体を風から守りたい時に活躍してくれるはずだ。
ダブルジッパー仕様としているため、Pinarelloを着用している時に下側のジッパーを上げるとジャージのポケットにアクセスしやすい。Pinarello自体にも防水ポケットが備えられており、その中にはPinarelloを折りたたんで収納できるポーチも用意されている。また、リフレクターも多く備えられているため、日暮れ後の被視認性も確保されている。
シチリア島にあるコムーネから名前をとったビブショーツのVizzini。伸縮性に富む生地をレッグ部分に採用し、肩ひも部分にはウェアのズレを防いでくれそうな弾力性に富む生地が用いられた1着。裾部分は肌に密着するようなバンドとされており、グリッパーが控えめに配置されている。肩ひも部分にも同じようにグリッパーが配されている。
パッドは抗菌仕様で吸汗性に優れるダブルレイヤー生地を表面に採用し、着用時の快適性を確保。さらに厚めの高密度フォームを用いることで、ロードやマウンテンバイクなど様々なサイクリングシーンをカバーできるクッション性を実現しているという。
Warehouse Bibはありとあらゆる部分にストレージ機能をもたせたボトムス。近年はショーツのレッグ部分にカーゴポケットを用意するのがトレンドとなっているが、Warehouseの場合はレッグのカーゴポケットはもちろん、裾のバンド部分、腰(ジッパー付き)、ビブ部分にポケットが設けられている。
特徴的なのはビブ部分の3分割ポケットだ。中央部分は肩甲骨あたりからポケットとなっており、非常に高い仕様で、内側にはクッションが設けられた仕様。バックパックを背負った時も背中に掛かる負担を軽減してくれそうだ。また、肩紐の前側にはループが2本備えられているのも類を見ない設計だ。
パッドはF3 Elite Gelという極厚のゲルフォームが採用されたもので、高いクッション性を実現している。アナトミカルデザインによるフィット性なども相まって高い快適性を感じられそうだ。非常に多くのストレージやゲルパッドという設計を考慮するとグラベルライドなどに向いてそうな1着だ。
最後に紹介するのはterminiというハーフフィンガーグローブ。手のひら側は合成皮革に厚手すぎないパッド、手の甲側は通気性と伸縮性を備えた生地と親指のスウェットパッドという構成で、非常にオーソドックスな作りだ。クロージャーを使用しないスリップオンタイプなので、ベルクロが苦手という方におすすめできるグローブだ。
ファンキアー Valenza 半袖ジャージ
サイズ:S、M、L
カラー:ダークブルー
価 格:10,010円(税込)
ファンキアー Piacenza2 半袖ジャージ
サイズ:S、M、L、XL
カラー:ブルー、オーシャングリーン、オリーブグリーン
価 格:6,930円(税込)
ファンキアー Volterra 半袖ジャージ
サイズ:S、M、L、XL
カラー:イエロー、ブルー、レッド、グリーン
価 格:8,030円(税込)
ファンキアー Pinarello ウィンドベスト
サイズ:S、M、L、XL
カラー:ブラック
価 格:6,545円(税込)
ファンキアー Warehouse Bib ビブショーツ
サイズ:S、M、L、XL
カラー:ブラック&ブルー、ブラック&グレー
価 格:16,104円(税込)
ファンキアー Vizzini ビブショーツ
サイズ:S、M、L、XL
カラー:ブラック、ブラック/ブルー
価 格:14,465円(税込)
ファンキアー Termini 指切りグローブ
サイズ:XS、S、M、L、XL
カラー:ブラック
価 格:2,750円(税込)
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