ABUSがサイクルロックの盗難見舞金制度をアップデートした。ロックのセキュリティレベルに合わせて盗難見舞金が支払われ、最大で12万円の補償を受けることができる。セキュリティレベル5~15の製品が対象だ。以下、プレスリリースより紹介しよう。



ABUSサイクルロック盗難見舞金制度 アップデート

ABUSロック 盗難見舞金制度 アップデートABUSロック 盗難見舞金制度 アップデート (c)ダイアテック
ドイツABUSロックは日本国内での盗難撲滅、正しいサイクルロックの使い方、セキュリティレベルの選び方を普及させることを目的に、盗難見舞金制度を行なってまりました。

2019年8月1日からより安心をプラスするアップデートを行います。

8月1日からより安心をプラスするアップデートが加わった8月1日からより安心をプラスするアップデートが加わった (c)ダイアテック
■新盗難見舞金制度のアップデートの背景

新しい製品が出れば、それを破壊する動画がアップされるなど、世界では盗難に対する情報へのアクセスが簡単に⾏われています。また、盗難技術も⽇々進化しております。これまで⾒舞⾦制度を⽇本のマーケットに合わせた形にて進めて参りましたが、現制度では使⽤環境と、選択したカギのミスマッチも⽣まれている現状です。

5⽉に⾏われたインターナショナルミーティングにおいて、⽇本の現状を伝えABUS本社の指導により、盗難技術の進化に合わせた内容の修正を⾏う事が決定しました。

セキュリティレベル8以上がワールドスタンダードにセキュリティレベル8以上がワールドスタンダードに (c)ダイアテック
■30分以上⽬を離す際は「LEVEL8」以上がワールドスタンダードに

過去5年間を振り返ると、徐々にセキュリティの⾼いものを選択されるケースが多くなってきている現状は⼤きな進歩です。特に盗難⾒舞⾦がスタートした、2018年以降はLEVEL7以上の割合が⾼まってきています。

海外の基準では、都市部で30分以上⽬を離した駐輪の場合はLEVEL8-15が推奨されています。⽇本ではまだ、海外のように盗難がひどい状況ではないですが、それはセキュリティの⾼さによるものでなく、悪い泥棒に⽬をつけられたかつけられなかったかの運によるものが⼤きくなっている現状です。

そのギャップを埋めるためには、正しい「カギのかけ⽅」「カギの選び⽅」だけでなく「駐輪場所」「駐輪時間」を考慮に⼊れた対策が必要になります。

盗難対策には駐輪場所や駐輪時間への配慮も必要だ盗難対策には駐輪場所や駐輪時間への配慮も必要だ (c)ダイアテック
■盗難⾒舞⾦申請状況

・駐輪場での盗難が54%(主に⼤型の集合住宅、防犯カメラありで切断されたケースも)
→静かで誰もいないシチュエーションは泥棒にとって安⼼
・東京、⼤阪の都市部が多い
・駐輪時間は、1時間以上が9割以上
・都市部×⻑時間駐輪というケースでの盗難が最も多くなっています

■盗難見舞金制度アップデートの内容

1. ⾒舞⾦の対象レベル、⾦額のアップデート
対クリッパー切断に準じたLEVEL8以上を基準とした内容。
LEVEL11-15:最⼤12万円(以前は10万円)
LEVEL8-10:最⼤10万円
LEVEL7:最⼤5万円
LEVEL5-6:最⼤2万円

2. 補償期間/対象
ロック/バイクご購入後3年以内
※ロックご購入後2週間以内にオンラインによるユーザー登録が必要になりました。

※日本正規販売品に限ります。
※旧ラベル商品での販売分までは旧制度を適⽤となります。

ABUSロックの盗難見舞金制度ABUSロックの盗難見舞金制度 (c)ダイアテック
詳しくはABUS盗難見舞金制度サイトをご確認ください。

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