栃木県全域を賑わせたツール・ド・とちぎを戦った各チームのバイクを紹介。総合優勝したベンジャミン・ヒル(オーストラリア、アタッキ・チームグスト)のバイクや、JBCF宇都宮に不参加だったチーム右京とブリヂストンアンカー、そして個性豊かなアジア圏のコンチネンタルチームなどをレポートする。



チーム右京 ガノー GENNIX A1

サルバドール・グアルディオラ(スペイン、チーム右京)のガノー GENNIX A1サルバドール・グアルディオラ(スペイン、チーム右京)のガノー GENNIX A1
国内レース初参戦でステージ2勝と活躍したチーム右京からは、第1ステージで勝利したサルバドール・グアルディオラ(スペイン)のバイクをピックアップ。今年チームはメインバイクをエアロロードのGENNIX A1に切り替えており、ホイールも海外遠征がより増加することを踏まえ、メンテナンス面で不安の無いデュラエースに変更している。

あわせてステムやハンドルもシマノ製に切り替わっており、ミドルグレードのPLTシリーズやエントリーグレードのLTシリーズが使われていた。タイヤはヴィットリアのCORSAシリーズで、25cが中心となっていた模様。サドルはアスチュートで、パワーメーターはチームカラーの差し色が入ったパイオニア。

PROのエントリーグレードのステム(-17°)を使う選手もPROのエントリーグレードのステム(-17°)を使う選手も チームカラーのパイオニア製パワーメーター+モニターを使用するチームカラーのパイオニア製パワーメーター+モニターを使用する

サドルはアスチュート。カーボンレールの軽量バージョンだサドルはアスチュート。カーボンレールの軽量バージョンだ ホイールはデュラエースにスイッチ。新旧各モデルが使用されていたホイールはデュラエースにスイッチ。新旧各モデルが使用されていた




ブリヂストンアンカー アンカー RS9

初山翔(ブリヂストンアンカー)のアンカー RS9初山翔(ブリヂストンアンカー)のアンカー RS9
ブリヂストンアンカーは「PROFORMAT」を駆使し生まれたアンカーのフラッグシップモデル「RS9」を全員が使用。全日本王者の初山翔は各所に日の丸の赤を挿した特別カラーのバイクを駆っていた。

サドルはセライタリア。Fliteのチームエディションが使われていたサドルはセライタリア。Fliteのチームエディションが使われていた 全日本王者を示す特別カラーに塗られたRS9全日本王者を示す特別カラーに塗られたRS9

タイヤはヴィットリアのCORSA(25c)タイヤはヴィットリアのCORSA(25c) パイオニア製パワーメーターを使うため、クランクのみ先代デュラエースパイオニア製パワーメーターを使うため、クランクのみ先代デュラエース


コンポーネントは全バイクがデュラエースR9150系Di2で揃えられており、ホイールもデュラエースR9100系のC40がメインで使用されていた。タイヤはヴィットリアのCORSA(25c)。パワーメーターはパイオニアのペダリングモニターを使い、ガーミン・ジャパンからサポートを受けるEdgeシリーズをディスプレイに使っている。

サドルはフィジークからセライタリアにスイッチしており、初山のバイクはFliteのチームエディション。ハンドルやステム、シートポストはPROで、パズルクランプ式のアルミステム+カーボンハンドルという組み合わせた多いように見受けられた。



アタッキ・チームグスト グスト RCR TEAM

ベンジャミン・ヒル(オーストラリア、アタッキ・チームグスト)のグスト RCR TEAMベンジャミン・ヒル(オーストラリア、アタッキ・チームグスト)のグスト RCR TEAM
ステージ優勝こそ叶わなかったものの、ベンジャミン・ヒル(オーストラリア)の個人総合優勝、ポイント賞、山岳賞獲得と大成功を収めたアタッキ・チームグスト。日本国内のUCIレースでお馴染みの彼らが駆るのは、チームのメインスポンサーである台湾の自転車輸入代理店、アタッキ社がプロデュースするオリジナルブランド「グスト(GUSTO)」。全ライダーが東レ製T800カーボンを採用したセカンドグレード「RCR TEAM」を使用する。

物凄く内向き、かつ前下がりにセットされたダブルタップレバー物凄く内向き、かつ前下がりにセットされたダブルタップレバー コントロールテックのハンドルやステムを使用するコントロールテックのハンドルやステムを使用する

タイヤは複数のブランドが混在。ヒルのバイクは前輪がコンチネンタルCOMPETITION、後輪がマキシスCAMPIONEタイヤは複数のブランドが混在。ヒルのバイクは前輪がコンチネンタルCOMPETITION、後輪がマキシスCAMPIONE は機械式のスラムRED22にクォークのパワーメーターを組み合わせるは機械式のスラムRED22にクォークのパワーメーターを組み合わせる


コンポーネントは機械式のスラムRED22で統一しているが、新旧のデザインが混在。パワーメーターはクォークを用い、ホイールはジップの303を中心に404も投入していた様子。タイヤはマキシスやコンチネンタル、ヴィットリアが混在しており、総合優勝したヒルのバイクは前輪がコンチネンタルCOMPETITION、後輪がマキシスCAMPIONEという組み合わせだった。

ハンドルやステムは今年からコントロールテックに変化しており、ヒルのバイクは物凄く内向き、かつ前下がりにセットされたダブルタップレバーが特徴だった。



トレンガヌサイクリングチーム ラピエール AIRCODE SL ULTIMATE、XELIUS SL ULTIMATE

モハマドザムリ・ザレー(マレーシア、トレンガヌサイクリングチーム)のラピエール AIRCODE SL ULTIMATEモハマドザムリ・ザレー(マレーシア、トレンガヌサイクリングチーム)のラピエール AIRCODE SL ULTIMATE
第2ステージでマラルエルデネ・バトムンフ(モンゴル)が勝利した、マレーシアの人気チーム、トレンガヌ・サイクリング。使用機材はウィリエールからラピエールへとスイッチを果たしており、エアロロードのAIRCODE SL ULTIMATEやオールラウンドモデルのXELIUS SL ULTIMATEなどを選手の好みで使い分けていた。

ステッカーで作ったチームロゴを貼るステッカーで作ったチームロゴを貼る ハンドル周りはPROで統一。パズルクランプ式の市販品ステムを使うハンドル周りはPROで統一。パズルクランプ式の市販品ステムを使う

コンポーネントはR9100系デュラエース。FDJロゴには目隠しがされていたコンポーネントはR9100系デュラエース。FDJロゴには目隠しがされていた タイヤはパナレーサー。全員がRACE C EVO3を使っていたタイヤはパナレーサー。全員がRACE C EVO3を使っていた


シマノのサポートを受けるだけにチーム全員がコンポーネントとホイールを新型デュラエース(機械式)で統一しており、ハンドル周りやバーテープなどはPROでまとめられていた。PROを使うチームは供給専用モデルのステムを使用する場合が多いが、トレンガヌはパズルクランプを用いる市販品であった。

その他タイヤはパナレーサー(RACE C EVO3)、ヘルメットはカブトなど日本色が濃いことが特徴で、写真のゼッケン131、モハマドザムリ・ザレー(マレーシア)らFDJカラーのバイクはチェーンステーのFDJロゴを黒いビニールテープで目隠ししていた。



HKSIプロサイクリングチーム ジャイアント TCR ADVANCED SLほか

チウ・ホサン(香港、HKSIプロサイクリングチーム)のジャイアント TCR ADVANCED SLチウ・ホサン(香港、HKSIプロサイクリングチーム)のジャイアント TCR ADVANCED SL
ホイールはデュラエースC50。フレームやフォークには歴戦の証がホイールはデュラエースC50。フレームやフォークには歴戦の証が スペアバイクとして女性用のエアロモデルENVIEが持ち込まれたスペアバイクとして女性用のエアロモデルENVIEが持ち込まれた


香港のHKSIプロサイクリングチームはジャイアントのバイクを使用する。旧型のTCR ADVANCED SLをメインに使い続けているようで、フレーム各所には歴戦の傷跡が多く残る。女性用のエアロモデルENVIEがスペアバイクとしてチームカーのルーフ上に乗っており、バイクチョイスの真意は不明。ビアンキのOltre XR4に乗る選手も。

ホイールは昨年使用したカンパニョーロBORA ULTRAからデュラエースC50に切り替わっており、KMCのチェーンも使用されていた。独自のOverDrive2規格でハンドルを下げるためにフォーリアーズ製-17°ステムを用いるのはチームサンウェブと同じ手法だ。スポンサーの縛りが緩いため、パーツチョイスはある程度選手に委ねられている。



オリヴァーズ・リアルフードレーシング サーヴェロ S5、R3ほか

ジャック・サットン(オーストラリア、オリヴァーズ・リアルフードレーシング)のサーヴェロ R5ジャック・サットン(オーストラリア、オリヴァーズ・リアルフードレーシング)のサーヴェロ R5
ROTORクランクとpower2maxパワーメーターの組み合わせが多かったROTORクランクとpower2maxパワーメーターの組み合わせが多かった 新加入のエドワード・クレメンス(イギリス)はティフォージのバイクに乗っていた新加入のエドワード・クレメンス(イギリス)はティフォージのバイクに乗っていた


集団スプリントでの活躍はならなかったものの、持ち前のスピードで連日集団牽引を行い存在感を残したオーストラリアのクラブチーム、オリヴァーズ・リアルフードレーシング。チームはサーヴェロからのスポンサードを受けており、エアロロードのS5と、オールラウンドモデルのR3を駆っていた。

ROTORクランク+チームカラーのpower2maxメーターを組み込んでいる他は各選手の自前のようで、コンポーネントはシマノ、ホイールはエンヴィやロルフ、ボントレガー、ヘッドと多種多様。なお新加入のエドワード・クレメンス(イギリス)は見慣れないティフォージのバイク(レコードEPS組み)に乗っていた。

text&photo:So.Isobe
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