地域密着型自転車チームとして栃木ないしは日本全国の自転車界を盛り上げてきた宇都宮ブリッツェン。来季のチーム体制が発表され、弱虫ペダルサイクリングチームの岡篤志、鹿屋体育大学の馬渡伸弥の若手2名が新たに加入となった。



先のツール・ド・おきなわを制した増田成幸らを擁する宇都宮ブリッツェン先のツール・ド・おきなわを制した増田成幸らを擁する宇都宮ブリッツェン photo:Hideaki TAKAGI


宇都宮ブリッツェン2017シーズンチーム体制発表宇都宮ブリッツェン2017シーズンチーム体制発表 (c)Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTISジャパンカップにて移籍を発表した岡篤志ジャパンカップにて移籍を発表した岡篤志 photo:Makoto.AYANO今季開催されたJプロツアー全23レースにおいて7勝と、JPTチーム総合成績2位で2016年を終えた宇都宮ブリッツェン。JPTアンダー23においては小野寺玲が個人総合優勝をあげ、エリートにおいても増田成幸が2位と健闘を果たした。2017年は目標である全日本選手権優勝やJPTチーム・個人総合優勝を目指し、更なるチーム体制の強化を図る。

大久保陣と堀孝明の2名が退団となるが、新たに若手2名を追加し2017シーズンを走る。加入となるのは、学連で強豪校の一角を担う鹿屋体育大学出身の馬渡伸弥と、2016シーズンにJエリートツアーで圧倒的な強さを見せた弱虫ペダルサイクリングチーム出身の岡篤志という2名。2人ともに育成年代から日本代表としての活動実績もある有望選手だ。

2017シーズンの宇都宮ブリッツェンは、新加入する馬渡・岡の2選手に既存メンバーである雨澤・小野寺を加えた将来性ある若手4選手と、UCIレースをはじめアジア・世界の舞台での経験も豊富な5選手という9名体制で、ベテランと若手をミックスしたチーム編成となった。

また、キャプテンである鈴木真理は選手契約とともに育成コーチとしての契約もチームと交わし活動することとなる。以下、廣瀬佳正GM及び清水裕輔監督と、選手9名体制で2017シーズンを迎える。各選手のコメントはチーム公式ブログに詳しく掲載されている。

GM:鹿屋体育大学から新加入の馬渡伸弥鹿屋体育大学から新加入の馬渡伸弥 (c)Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS廣瀬佳正 (ひろせよしまさ/39)

監督:清水裕輔 (しみずゆうすけ/35)

選手:
 鈴木真理 (すずきしんり/41/キャプテン)
 増田成幸 (ますだなりゆき/33)
 鈴木譲  (すずきゆずる/31)
 阿部嵩之 (あべたかゆき/30)
 飯野智行 (いいのともゆき/27)
 馬渡伸弥 (まわたりしんや/22) ※新加入
 雨澤毅明 (あめざわたけあき/21/U23)
 小野寺玲 (おのでられい/21/U23)
 岡篤志  (おかあつし/21/U23) ※新加入

※年齢は2016年12月16日現在


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