南魚沼2日目は東日本ロードクラシック。ラスト2周でできた逃げでの上り勝負をベンジャミ・プラデス(チーム右京)が制し2連覇。2位トマ・ルバ(ブリヂストンアンカー)そして3位には強力な外国勢の中、雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン)が食い込んだ。



ベンジャミ・プラデス(チーム右京)が連覇達成ベンジャミ・プラデス(チーム右京)が連覇達成 photo:Hideaki TAKAGI
今年で50回目を数えるレースレイティングAAの東日本ロードが10月16日、新潟県南魚沼市三国川(さぐりがわ)ダム周辺で行われた。コースは初日と同じで三国川(さぐりがわ)ダム堰堤とダム湖を巡る1周12kmで、距離2km標高差140mの上りが1か所あり、ほかはおよそ平坦なもの。フィニッシュ地点は上り頂上にある。

1周目からプジョルら5人が逃げる

10周122kmのレースはスタート後の上りから前日同様にオスカル・プジョル(チーム右京)がペースを上げると数名が反応。ピーク地点のコントロールラインを過ぎて5人の逃げが決まる。メンバーはプジョル、ロドリゴ・アラケ(チーム右京)、鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)、木村圭佑(シマノレーシング)そして安原大貴(マトリックスパワータグ)だ。

しかし1周目後半に安原が、4周目に木村が下がり先頭は3人に。メイン集団はブリヂストンアンカー、やがてマトリックスパワータグがコントロールする。先頭の3人はマトリックスパワータグがコントロールするメイン集団に最大3分弱の差をつける。しかし7周目にメイン集団はマトリックスパワータグに代わってブリヂストンアンカーとシマノレーシングが引き出し、先頭もプジョル単独になると急速に差が縮まっていく。

1周目に5人の逃げができる1周目に5人の逃げができる photo:Hideaki TAKAGI5周目後半、メイン集団はマトリックスパワータグがコントロール5周目後半、メイン集団はマトリックスパワータグがコントロール photo:Hideaki TAKAGI

8周目へ、先頭はオスカル・プジョル(チーム右京)単独になる8周目へ、先頭はオスカル・プジョル(チーム右京)単独になる photo:Hideaki TAKAGI8周目、メイン集団はシマノレーシングとブリヂストンアンカーがコントロール8周目、メイン集団はシマノレーシングとブリヂストンアンカーがコントロール photo:Hideaki TAKAGI

ラスト2周で新たに5人の勝ち逃げ

8周目後半から9周目にかけての上りで先頭のプジョルにメイン集団から抜け出した数人が合流。やがて5人の先頭集団が新たにできる。メンバーはプジョル、プラデス、サルバドール・グアルディオラ(チーム右京)、トマ・ルバ(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)そして雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン)だ。チーム右京が3人そろえ有利に進める。メイン集団からは畑中勇介(チーム右京)と初山翔(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)が抜け出すが先頭には届かない。

そして最終周回の10周目、プジョルが多く引く先頭5人はこのままフィニッシュ地点への上りに入り、上りスプリント勝負へ。ラスト250mで雨澤がアタックして先行するがこれをプラデスそしてルバがかわし、プラデスが優勝する。プラデスは昨年に続き連覇を達成、一昨年は弟のエドワード(現カハルーラル所属)が制しておりプラデス兄弟で3連覇だ。

8周目後半、逃げていたオスカル・プジョル(チーム右京)の背後にメイン集団が迫る8周目後半、逃げていたオスカル・プジョル(チーム右京)の背後にメイン集団が迫る photo:Hideaki TAKAGI9周目へ、先頭のオスカル・プジョル(チーム右京)に数人が合流する9周目へ、先頭のオスカル・プジョル(チーム右京)に数人が合流する photo:Hideaki TAKAGI

10周目へ、逃げ続ける先頭5人10周目へ、逃げ続ける先頭5人 photo:Hideaki TAKAGIラスト700m、オスカル・プジョル(チーム右京)が先頭を引いてフィニッシュへラスト700m、オスカル・プジョル(チーム右京)が先頭を引いてフィニッシュへ photo:Hideaki TAKAGI

チーム右京と宇都宮ブリッツェンの走り

大健闘の雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン)大健闘の雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン) photo:Hideaki TAKAGIP1クラスタ表彰P1クラスタ表彰 photo:Hideaki TAKAGI逃げとメイン集団の構図は初日と同じだが、この日は終盤に逃げが再編成され、しかも上位陣のほとんどは初日と入れ替わっている。チーム右京はこの日、鉄壁ともいえる展開で勝利を手中にした。スプリンターのジョン・アベラストゥリが9位に入ったことも特筆される。
Fクラスタ 唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)が優勝Fクラスタ 唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)が優勝 photo:Hideaki TAKAGIE1クラスタ 岡篤志(弱虫ペダルサイクリングチーム)が優勝E1クラスタ 岡篤志(弱虫ペダルサイクリングチーム)が優勝 photo:Hideaki TAKAGI
いっぽうで序盤の逃げに鈴木譲が入り逃げ続け、さらにラスト2周でできた逃げには雨澤が入った宇都宮ブリッツェンは存在感を出した。特に雨澤は力づくでできた5人逃げに入り、しかも勾配がさらにきつくなるフィニッシュ地点前で自ら仕掛けて先頭に立った。強力な外国選手の中にあって引けを取らない走りは称賛される。

「この先を考えると彼らにも勝たないといけない」3位の雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン)

「最後はプジョルが踏みやめたのでラスト300mを切ったくらいで仕掛けました。逃げているときも脚は残っていました。今は(相手や展開があってのこの成績に)まずまずという感じです。でも時間がたつと悔しくなると思います」

「この先を考えると彼ら(スペイン勢やルバら)にも勝たないといけないです。日本人で1番とかは全然関係ないです、勝つことを考えていたので。これからもっと練習して来年は最後の年のU23として世界戦の枠を取って、そしてできることならば行きたいですね」


ホセ・ビセンテがJプロツアーリーダーを、チーム右京がチーム総合1位をキープした。3月の宇都宮クリテリウムで開幕したJプロツアーも、10月29、30日の大分連戦を残すのみとなった。

P1クラスタ 122km

1位 ベンジャミ・プラデス(チーム右京)3時間08分16秒
2位 トマ・ルバ(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)+01秒
3位 雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン)
4位 サルバドール・グアルディオラ(チーム右京)+17秒
5位 オスカル・プジョル(チーム右京)+23秒
6位 畑中勇介(チーム右京)+2分01秒
7位 初山翔(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)+2分04秒
8位 井上和郎(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)+2分28秒
9位 ジョン・アベラストゥリ(チーム右京)+2分35秒
10位 西薗良太(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)+2分38秒

Jプロツアーリーダー ホセ・ビセンテ(マトリックスパワータグ)
U23リーダー 小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)

Fクラスタ 38km
1位 唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)1時間10分08秒
2位 福田咲絵(慶応義塾大学自転車競技部)+3分39秒
3位 針谷千紗子(Live GARDEN BICI STELLE)+4分32秒

Jフェミニンツアーリーダー 唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)

E1クラスタ 50km
1位 岡篤志(弱虫ペダルサイクリングチーム)1時間22分01秒
2位 清宮洋幸(竹芝サイクルレーシング)
3位 小川恵佑(なるしまフレンド)+06秒
4位 織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)+11秒
5位 藤田康祐(SPADE・ACE)+12秒
6位 中村俊介(SEKIYA)+16秒

Jエリートツアーリーダー 岡篤志(弱虫ペダルサイクリングチーム)

E2クラスタ 38km
1位 松島拓人(MIVRO)1時間02分37秒
2位 土井賢太(SPADE・ACE)+04秒
3位 高清水天翔(ボンシャンス)+10秒
4位 水野裕也(Y's Road)+14秒
5位 山口和来(Team UKYO Reve)+15秒
6位 齋藤寛太(ヴァンヴァートサイクリングチーム)+16秒

E3クラスタ 26km
1位 村田悠人(TRC PANAMAREDS)44分26秒
2位 森拓也(TEAM SPORTS KID)+02秒
3位 白石正人(SAUCE DEVELOPMENT)+04秒
4位 青木貴嗣(MIVRO)+05秒
5位 藤崎直哉(PHANTOM湘南)+07秒
6位 山田雄典(チームフィンズ)+11秒

photo&text:高木秀彰
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