初開催のJBCFまえばし赤城山ヒルクライムはオスカル・プジョル(チーム右京)が初代優勝者に。ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)が2位、増田成幸(宇都宮ブリッツェン)は落車して3位になったためリーダーはホセ・ビセンテに。



JBCF初の赤城山ヒルクライム

前日のまえばしクリテリウムとのTwo In One大会として9月25日(日)に行われたまえばし赤城山ヒルクライム。全長20.8km標高差1313mがコースであり、標高差1200mどまりの多い日本国内のヒルクライムレースとしては標高差が大きい部類になる。当日朝は久しぶりの青空が広がり、一般クラス3500人の参加者も含め初秋の赤城山が選手を歓迎する。

一般クラスの参加者に見送られてP1クラスタが群馬グリフィンレーシングチーム先頭でスタート一般クラスの参加者に見送られてP1クラスタが群馬グリフィンレーシングチーム先頭でスタート photo:Hideaki TAKAGI好天に恵まれた赤城山のフィニッシュ地点好天に恵まれた赤城山のフィニッシュ地点 photo:Hideaki TAKAGI

P1クラスタはすべてのクラスで最初の朝6時55分にスタート。正式スタート後は群馬グリフィンレーシングチームの菅洋介と長沼隆行が抜け出しチームをアピール。その後は阿曽光佑(キナンサイクリングチーム)、木村圭佑(シマノレーシング)、屋部佳伸(FIETS GROEN 日本ロボティクス)、アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)らがアタックあるいは先頭に立ち集団は安定しない。

3km地点、勾配の緩い区間でアタックが繰り返される3km地点、勾配の緩い区間でアタックが繰り返される photo:Hideaki TAKAGI9km地点から3kmを逃げたジョン・アベラストゥリ(チーム右京)9km地点から3kmを逃げたジョン・アベラストゥリ(チーム右京) photo:Hideaki TAKAGI

15km地点、集団を引く森本誠(イナーメ信濃山形)15km地点、集団を引く森本誠(イナーメ信濃山形) photo:Hideaki TAKAGI16km地点、ペースを上げる田窪賢次(マトリックスパワータグ)16km地点、ペースを上げる田窪賢次(マトリックスパワータグ) photo:Hideaki TAKAGI

中盤まで安定しない集団

9km地点から雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン)が先頭に立つとようやく集団は安定し、ここからジョン・アベラストゥリ(チーム右京)が逃げる。スプリンターのアベラストゥリはここから8分強、約3kmに渡って逃げ続け仕事をする。この動きも集団に吸収されたがその集団を引くのは森本誠(イナーメ信濃山形)。速いペースで引き続け集団は20人ほどになる。

その後は田窪賢次(マトリックスパワータグ)が先頭に立ちスピードを上げ集団も12人ほどとなった時点でホセ・ビセンテがアタックするが森本が引く集団に吸収される。そしてフィニッシュ地点まであと2.5km地点でプジョルが鋭くアタック。平地のようなスピードで単独抜け出すと独走態勢に。

17km地点、アタックするホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)17km地点、アタックするホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ) photo:Hideaki TAKAGIラスト2km、オスカル・プジョル(チーム右京)を2人が追走するラスト2km、オスカル・プジョル(チーム右京)を2人が追走する photo:Hideaki TAKAGI

ラスト2.5kmでオスカル・プジョルがアタック

集団からは増田そしてホセ・ビセンテの2人が抜け出し追走するが、ラスト1km地点で増田がセンターラインのキャッツアイに前輪を取られ落車。ホセ・ビセンテが単独でプジョルを追走し追い上げるものの10秒差でプジョルが逃げ切って優勝。ホセ・ビセンテ、増田と続き、この成績でホセ・ビセンテがJプロツアーリーダーに返り咲いた。

ラスト1km、オスカル・プジョル(チーム右京)が独走態勢でフィニッシュ地点へ向かうラスト1km、オスカル・プジョル(チーム右京)が独走態勢でフィニッシュ地点へ向かう photo:Hideaki TAKAGIオスカル・プジョル(チーム右京)が56分29秒で優勝オスカル・プジョル(チーム右京)が56分29秒で優勝 photo:Hideaki TAKAGI

優勝したプジョルはツアー・オブ・ジャパン富士山ステージで優勝し個人総合優勝を決めたヒルクライムの実力者。中盤では対極のスプリンターであるアベラストゥリの献身的なアシストがありチームで優勝を獲得した。中盤過ぎまで比較的緩い勾配が続くためロードレースの展開となり、チーム右京、マトリックスパワータグそして宇都宮ブリッツェンの合計3チームが総力戦で赤城山に臨んだ。

女子は唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)が1時間07分33秒で優勝女子は唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)が1時間07分33秒で優勝 photo:Hideaki TAKAGI久しぶりの好天に恵まれた赤城山ヒルクライム当日久しぶりの好天に恵まれた赤城山ヒルクライム当日 photo:Hideaki TAKAGI

P1クラスタ表彰P1クラスタ表彰 photo:Hideaki TAKAGIFクラスタ表彰Fクラスタ表彰 photo:Hideaki TAKAGI

E1クラスタ表彰E1クラスタ表彰 photo:Hideaki TAKAGIE2クラスタ表彰E2クラスタ表彰 photo:Hideaki TAKAGI

結果

P1クラスタ
1位 オスカル・プジョル(チーム右京)56分29秒
2位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)+10秒
3位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン)+33秒
4位 湊諒(シマノレーシング)+34秒
5位 堀孝明(宇都宮ブリッツェン)+36秒
6位 畑中勇介(チーム右京)+39秒
7位 田窪賢次(マトリックスパワータグ)+40秒
8位 サルバドール・グアルディオラ(チーム右京)+42秒
9位 森本誠(イナーメ信濃山形)+44秒
10位 西村大輝(シマノレーシング)+55秒

Jプロツアーリーダー ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
U23リーダー 小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)

Fクラスタ
1位 唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)1時間07分33秒
2位 樫木祥子(ニールプライド南信スバルサイクリングチーム)+1分27秒
3位 福田咲絵(フィッツ)+5分37秒

Jフェミニンツアーリーダー 唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)

E1クラスタ
1位 星野貴也(COW GUMMA)1時間00分31秒
2位 藤田康祐(SPADE・ACE)+29秒
3位 岩倉航太郎(竹芝サイクルレーシング)+1分26秒
4位 公文拓真(徳島サイクルレーシング)+1分43秒
5位 高橋義博(LinkTOHOKU)+1分48秒
6位 河合玄太(リベルタスTOCHIGI BICYCLE CLUB)+1分51秒

Jエリートツアーリーダー 岡篤志(弱虫ペダルサイクリングチーム)

E2クラスタ
1位 狩野敦(上毛レーシング)1時間01分53秒
2位 宿谷英男(竹芝サイクルレーシング)+19秒
3位 折橋孝治(湾岸サイクリング・ユナイテッド)+32秒
4位 小林成輔(SUBARU RT)+49秒
5位 村田哲寛(トンデモクラブCSKAGA)+1分38秒
6位 阿部孝寛(チーム・ウォークライド)+2分34秒



photo&text:Hideaki TAKAGI
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