メリダが中東のバーレーンに発足する新プロチーム「バーレーン・メリダ プロ・サイクリングチーム」の機材スポンサー/サプライヤーに決定したとミヤタサイクルが発表した。

バーレーン・サイクリングチームのロゴ(暫定)バーレーン・サイクリングチームのロゴ(暫定) 7月27日付けで「バーレーン・サイクリングチーム」として発足することが発表された新チームは世界トップカテゴリーの選手たちと契約交渉を進めており、UCIワールドツアーライセンスの獲得を目指していると言われている。メンバーをはじめチームの詳細は未発表だが、メリダがタイトルスポンサーの一つに名を連ねることになる。

以下、メリダの日本総代理店であるミヤタサイクルからのプレスリリースで紹介する。(未確定の部分については編集しています)



メリダが新チーム「バーレーン・メリダ プロ・サイクリングチーム」の機材スポンサー/サプライヤーに決定

数ヶ月間の交渉を経てようやく本日の公開にこぎつけました。世界第二位の自転車メーカーであるメリダは、2017 年1月1日より新しく結成された「BAHAREN MERIDA Pro Cycling Team」の機材スポンサーにつくこととなりました。「まさに、当社のロードレースの歴史に新たなページを開く事となり喜ばしい限りです。グローバルな自転車メーカーとして新しいマーケットの開拓に期待するとともに、バーレーンの人々に健康的なサイクリングスポーツを拡げようとされている野心的な試みを全力でサポートしていきます。」と当社ウイリアム副社長がその意気込みを表明しております。

2013 年に Team Lampre-Merida のスポンサーとしてワールドツアーに参戦して以来、メリダはブランドとして大きく成長し、他のリーディングチームに勝るとも劣らない製品を供給してきた事はレースにおいて幾度となく証明されてきました。メリダは長年より高いゴールを目指すライダーに満足してもらえるよう技術を向上させる事で、大きく成長してまいりました。

マシンとライダーのパーフェクトなコンビネーションがいつも良いレース結果につながり、ついに次なるステージに向け飛躍をすることとなりました。そして、今、野望に満ちた「BAHAREN MERIDA Pro Cycling Team」に参画することによりメリダブランドが更なる拡がりを見せるものと思っております。

10 月に開催される世界選手権のほか、ツアー・オブ・カタール、ツアー・オブ・デュバイ、ツアー・オブ・オマーンの諸レースが、湾岸諸国へワールドクラスのレースを知ってもらう事につながり、より多くの人々にサイクリングがスポーツとして感じてもらえる兆しが鮮明となってきております。

既にメリダは 88 カ国の皆様にインターナショナルなブランドとして認めて頂いておりますが、本件により今まで手薄であった湾岸地域で、バーレーンや隣接国諸国が大きなマーケットへと変貌していくものと期待しております。

ドイツに開発拠点を置き、中国にも生産拠点を展開している台湾メーカーとして、当社は 1972 年創設以来、日々のビジネス活動を通して、異なった政治・社会システムをもつ国々と取引を重ね、異文化交流を深めてまいりました。メリダは、今時似つかわしくないかもしれませんがサイクリングを統一する信奉者であらんとする企業といえます。この事が、本件「BAHAREN MERIDA Pro Cycling Team」への参画によりサイクル・スポーツが国境を越え、より多くの人々に紹介される一助になるチャンスであると考えています。

メリダは、単にスポンサー/機材サプライヤーとしてばかりでなく自転車メーカーとしての 40 年余にわたる知識と経験もお役に立てるようチームを支援していく所存です。

尚、「BAHAREN MERIDA Pro Cycling Team」のチームメンバーは追ってお知らせ申し上げます。(ミヤタサイクル)