豊富なバリエーションを誇るイーストンのロード用ハンドルバーラインアップに、軽量化を追求したカーボン製の新型フラッグシップ「E100」が登場。178gという重量を実現した一方、ケーブルを沿わせるためのガイド溝やコンパクトなドロップ形状を採用するなど実用性も高い1本だ。



ホイールやコックピット系パーツを中心に高性能なカーボン製品を数多くラインアップするイーストン。その中でも、同社が持つ技術の粋を結集し、あらゆる性能を犠牲にすることなく軽量化を追求したフラッグシップシリーズが「E100」である。

イーストン E100 ロードバーイーストン E100 ロードバー (c)東商会
今回紹介する「E100 ロードバー」は、これまでのフラッグシップであるEC90SLXを凌ぐ、178gという重量を達成した軽量ロード用ハンドルバー。20年以上に渡って培ってきたカーボンに関するノウハウを駆使して開発した新素材「E100」を採用し、剛性や耐久性を犠牲にすることなくイーストン史上最軽量を実現した。

アメリカのコンチネンタルチームであるシルバープロサイクリングが使用するアメリカのコンチネンタルチームであるシルバープロサイクリングが使用する (c)eastoncycling.comまた、扱いやすさにも配慮されている「E100 ロードバー」。ドロップ部は、ライダーの体格を問わず握りやすいリーチ80mm/ドロップ125mmのコンパクト形状としている。そして、ドロップ部の広がり角を4°に設定した「Maximum Contact Drop (MCD) 」デザインにより、スプリント時に手首にかかるストレスを低減し、手のひらを乗せる部分の面積を増やすことで、快適性の向上を図った。

その他、細かな部分にも実用性を高めるための工夫が凝らされている。ステムクランプ部には固定力を高めるために滑り止め加工を施している。フラット部からショルダーに掛けてはワイヤーを沿わせるためのガイド溝を設け、レバーの取付部にはセッティングの際に便利な目盛りをプリントした。

サイズは40cm、42cm、44cmの3種類を用意。なお、サイズ表記はレバー取付部を基準としているため、ドロップ部のエンドの幅は2cmほど広くなるとのこと。カーボンの素材感を活かしたマット仕上げで、ロゴはグロスとなる。価格は42,000円(税抜)。取り扱いは東商会。



イーストン E100 ロードバー
材 質:イーストンE100カーボン
クランプ径:31.8mm
リーチ:80mm
ドロップ:125mm
平均重量(42cm):178g
サイズ(C-C):40cm、42cm、44cm
カラー:MATTE UD CARBON / ULTRA GLOSS DECALS
価 格:42,000円(税抜)

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