JBCFが主催する最も高いステータスの経済産業大臣旗ロード。24人のゴールスプリントを畑中勇介(チーム右京)が制し、団体成績もチーム右京が優勝し輪翔旗を手にした。



畑中勇介(チーム右京)がスプリントを制し優勝畑中勇介(チーム右京)がスプリントを制し優勝 photo:Hideaki TAKAGI
レースレイティングがAAAと最も高いステータスの経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ。9月26、27日に群馬サイクルスポーツセンターの6kmサーキットコースで行なわれた。初日にYクラスタ最終戦とE1、E2の各クラスタが、2日目にFクラスタ、P1クラスタそしてE3クラスタが行なわれた。

5周目から逃げた5人

6周目、逃げ続ける先頭6人6周目、逃げ続ける先頭6人 photo:Hideaki TAKAGI6周目、メイン集団はチーム右京がコントロール6周目、メイン集団はチーム右京がコントロール photo:Hideaki TAKAGIレーススタート後、1周目からアタックがかかり上りでも一列棒状に。鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)、早川朋宏(愛三レーシングチーム)、横山航太(シマノレーシング)が抜け出すも吸収。2周目にはホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)が先頭でペースを上げる。2周目後半で初山翔(ブリヂストンアンカー)と入部正太朗(シマノレーシング)が抜け出す。

この2人が5周目に吸収されると上り区間をすぎて6人が抜け出す。メンバーはトリビオ、井上和郎(ブリヂストンアンカー)、平塚吉光(愛三レーシングチーム)、秋丸湧哉(シマノレーシング)、小坂光(那須ブラーゼン)そして小渡健悟(シエルヴォ奈良ミヤタ・メリダレーシングチーム)。メイン集団はチーム右京がコントロール。先頭から小渡が下がり5人に。先頭とメイン集団の差は3分半程度のままでしばらく推移する。

活性化するメイン集団

メイン集団も12周を過ぎて活性化。各チームがペースの上下を繰り返し選手の数も次第に減ってくる。14周目には先頭から井上がメイン集団に戻りブリヂストンアンカー、キナンサイクリングチームらがペースを作る。18周目にはメイン集団から初山らがペースを上げ鈴木真理、土井雪広(チーム右京)ら10人の追走ができる。これに乗り切れなかったパブロ・ウルタスン(チーム右京)ら5人も第2追走集団を形成し前方に追いつき15人の追走に。

23周目、畑中らの集団も追いつき先頭は約30人に23周目、畑中らの集団も追いつき先頭は約30人に photo:Hideaki TAKAGI
23周目に形成された先頭集団がフィニッシュへ

27周目、先頭でペースを上げる畑中勇介(チーム右京)27周目、先頭でペースを上げる畑中勇介(チーム右京) photo:Hideaki TAKAGI最終周回、アタックした高岡亮寛(イナーメ信濃山形)最終周回、アタックした高岡亮寛(イナーメ信濃山形) photo:Hideaki TAKAGI最終周回上り、トマ・ルバ(ブリヂストンアンカー)ら3人が上りで抜け出す最終周回上り、トマ・ルバ(ブリヂストンアンカー)ら3人が上りで抜け出す photo:Hideaki TAKAGI経済産業大臣旗はチーム右京へ経済産業大臣旗はチーム右京へ photo:Hideaki TAKAGI20周目、逃げ続けていた3人に追走が追いつき先頭は約20人に。土井や西薗良太(ブリヂストンアンカー)らがペースを上げる。後方には畑中、吉田隼人(マトリックスパワーラグ)らの10人の集団が前を追う。そして23周目、先頭に20人に畑中らの10人が追いつき先頭は約30人に。24周目に入ると先頭から高岡亮寛(イナーメ信濃山形)がアタックするがロイック・デリアック(キナンサイクリングチーム)が追抜き独走で25周目へ。

26周目に入りデリアックに西園、早川朋宏(愛三レーシングチーム)、青柳憲輝(宇都宮ブリッツェン)が合流し4人に。ここに畑中ら5人が合流し9人の先頭で残り3周へ。ここから各選手がアタックを繰り返すが10人は崩れない。残り2周で初山がアタックするが残り1周に入った時点で畑中が追いつき20人以上の選手も合流する。ここから単独アタックに出たのは高岡。約半周を逃げるがこれも吸収。

トマ・ルバ(ブリヂストンアンカー)がアタックしジャイ・クロフォード(キナンサイクリングチーム)と早川が合流し3人で逃げるが、これもラスト1.5kmで吸収される。24人はひとつの集団となって下りから緩い上りのゴールスプリントへ。ここで野中竜馬(キナンサイクリングチーム)が先行、それを鈴木真理がかわしたがライン手前30mで畑中がかわして優勝。

レースはチーム右京、ブリヂストンアンカーそして終盤にはキナンサイクリングチームが主導権争いを演じた。一時は4つに分かれた集団の最後方にいた畑中だったが徐々に前へ上がり先頭集団へ合流した。チーム右京は先頭へブリッジをかけるメンバーに入って5人が集結したのが大きい。群馬CSCのフィニッシュ地点が下りから反対側の緩い上りへ移っても、畑中のこのコースでの勝負強さは変わらず驚異的ともいえるほど。

Fクラスタ 坂口聖香(パナソニックレディース)が3人のスプリントを制する
F ラスト2周、上りで牧瀬翼(ASAHI MUUR ZERO)がペースを上げ3人にF ラスト2周、上りで牧瀬翼(ASAHI MUUR ZERO)がペースを上げ3人に photo:Hideaki TAKAGIF 3人のスプリント勝負を坂口聖香(パナソニックレディース)が制するF 3人のスプリント勝負を坂口聖香(パナソニックレディース)が制する photo:Hideaki TAKAGIY 福田圭晃(Team BFY Racing)が優勝Y 福田圭晃(Team BFY Racing)が優勝 photo:Hideaki TAKAGIE1 伊藤舜紀(ボンシャンス)が優勝E1 伊藤舜紀(ボンシャンス)が優勝 photo:Hideaki TAKAGIE2 大野国寿(F(t)麒麟山 Racing)が優勝E2 大野国寿(F(t)麒麟山 Racing)が優勝 photo:Hideaki TAKAGIE3 辻本尚希(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ)が優勝E3 辻本尚希(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ)が優勝 photo:Hideaki TAKAGI
Fクラスタは10周60kmのレース。1周目は集団で様子見の走り。2周目に伊藤圭菜子(フィッツ)が、5周目に青木紗矢香(BH ASTIFO)が単独で逃げるが集団に吸収される。動きが出たのは7周目から。上り区間で金子広美(イナーメ信濃山形-EFT)、合田祐美子(BH ASTIFO)がペースを上げ集団は絞られる。さらにラスト2周の9周目、牧瀬翼(ASAHI MUUR ZERO)がペースを上げると坂口聖香(パナソニックレディース)と牧瀬の3人に。3人は協調して逃げ続け、ゴールスプリントは坂口が制した。

Yクラスタは中学3年生の福田圭晃(Team BFY Racing)が制する

Yクラスタは12周72kmのレース。序盤から数人がアタックするが基本は集団のままで推移する。なかでは石倉悠之介(湾岸サイクリング・ユナイテッド)が積極的に仕掛ける。ラスト2周、ツアーリーダージャージを着る日野泰静(チームグロシャ)が鋭くアタックするが吸収され集団のままフィニッシュへ。

これを福田圭晃(Team BFY Racing)が制し優勝。福田は4月の群馬大会でも優勝しており同所で2連勝。今夏は3週間ほど小野寺慶(ブラウ・ブリッツェン)とともにベルギー在住の橋川健氏のもとで実戦経験を積んできた。「前で展開してアタックして勝つということを実践しようと走りました。ベルギーへ行った小野寺選手と一緒に組んで仕掛けました」と福田。まだ中学3年生で将来が十分に期待できる。

結果

P1クラスタ 174km
1位 畑中勇介(チーム右京)4時間25分49秒
2位 鈴木真理(宇都宮ブリッツェン)
3位 野中竜馬(キナンサイクリングチーム)
4位 サルバドール・グアルディオラ(チーム右京)+01秒
5位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
6位 ジャイ・クロフォード(キナンサイクリングチーム)
7位 初山翔(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)
8位 西薗良太(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)
9位 伊藤雅和(愛三レーシングチーム)
10位 早川朋宏(愛三レーシングチーム)+02秒

Jプロツアーリーダー 畑中勇介(Team UKYO)
U23リーダー 新城雄大(那須ブラーゼン)

Fクラスタ 60km
1位 坂口聖香(パナソニックレディース)1時間53分36秒
2位 牧瀬翼(ASAHI MUUR ZERO)
3位 金子広美(イナーメ信濃山形-EFT)
4位 中原恭恵(チェリージャパン)+20秒
5位 ジル・パターソン(ASAHI MUUR ZERO)+21秒
6位 西加南子(LUMINARIA)+28秒

Jフェミニンリーダー 伊藤杏菜(Champion System Japan)

Yクラスタ 72km
1位 福田圭晃(Team BFY Racing)2時間01分31秒
2位 日野泰静(チームグロシャ)
3位 平林楓輝(松山聖陵高等学校)
4位 小野寺慶(ブラウ・ブリッツェン)
5位 浅川大地(チームGSエバーウィン)
6位 津田悠義(JBCF J-Youth)

Jユースツアーチャンピオン 日野泰静(チームグロシャ)

E1クラスタ 96km
1位 伊藤舜紀(ボンシャンス)2時間27分24秒
2位 松木健治(クラブシルベスト)
3位 佐藤信哉(VC Fukuoka)
4位 吉田勝雅(ALTOPIANO)
5位 苗村徹(クラブシルベスト)
6位 横塚浩平(チームオーベスト)

E2クラスタ 72km
1位 大野国寿(F(t)麒麟山 Racing)1時間54分52秒
2位 北見涼(TOKYO VENTOS)+03秒
3位 山田大介(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ)
4位 村田幸希(アーティファクトレーシングチーム)
5位 杉本悠飛(イナーメ信濃山形-EFT)
6位 高橋綱喜(アーティファクトレーシングチーム)

E3クラスタ 54km
1位 辻本尚希(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ)1時間25分30秒
2位 本田峻大(EsperanceStage我逢人・山口)+07秒
3位 伊藤雅史(オッティモ)
4位 津田悠義(JBCF J-Youth)+08秒
5位 北原茂明(チームオーベスト)
6位 西野智久(チーム・ウォークライド)

photo&text:高木秀彰
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