2015/07/21(火) - 06:08
数々の波乱を生んだ2級山岳マンス峠の下りが組み込まれたツール第16ステージで、35歳のルーベン・プラサ(スペイン、ランプレ・メリダ)が逃げ切り勝利。メイン集団からはニーバリがアタックした一方で、トーマスが落車の被害を受けた。
ツール・ド・フランスはいよいよアルプスに到達。2回目の休息日を前にした第16ステージはブール・ド・ペアージュから徐々に高度を上げていき、アルプス山脈の玄関口ギャップにフィニッシュする。プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏を201kmにわたって走る1日は好天と35度の暑さに見舞われた。
登場するカテゴリー山岳は2級山岳カーブル峠(9.1km/4.6%)と2級山岳マンス峠(8.9km/5.6%)。この日の注目はフィニッシュ12km手前に位置するマンス峠の下り区間だ。2003年にホセバ・ベロキが落車骨折リタイアし、直後を走っていたランス・アームストロングが草むらをショートカットして難を逃れたテクニカルなダウンヒルが待っている。
出産に立ち会うために帰国したグレッグ・ファンアフェルマート(ベルギー、BMCレーシング)を除く170名がスタート。伝統的に逃げ切りが多く決まっているマンス峠の下りフィニッシュだけに、逃げに乗るための攻撃がスタート直後から延々と続いた。
追い風に乗ってレース最初の1時間を平均53.6km/hという猛烈なスピードで駆け抜けたプロトンからペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ)やトーマス・デヘント(ベルギー、ロット・ソウダル)ら12名が抜け出し、スプリントポイント(86km地点)でサガンが20ポイントを獲得。追走を続けていたトマ・ヴォクレール(フランス、ユーロップカー)やエドヴァルド・ボアッソンハーゲン(ノルウェー、MTNキュベカ)ら11名が105km地点で追いついて先頭は23名に。総合争いに危険を及ぼす選手が入っていないとしてメイン集団はペースを緩めた。
2級山岳カーブル峠通過時点で逃げグループとメイン集団のタイム差は13分に。逃げ切りが濃厚となった先頭グループの中ではステージ優勝に向けてアタック合戦が始まった。
フィニッシュまで46kmを残してアダム・ハンセン(オーストラリア、ロット・ソウダル)が飛び出し、ここにマルコ・ハラー(オーストリア、カチューシャ)が追い付いて先頭2名。
先頭でギャップの街中を一旦通過したハンセンとハラーが、サガンを含む追走グループを1分、メイン集団を19分引き離した状態で勝負の2級山岳マンス峠に突入する。12連続グランツール出場中で、ジロとブエルタに続くステージ優勝を狙ったハンセンが懸命にペースを刻んだが、後続の追走スピードには敵わなかった。
サガンやクリストフ・リブロン(フランス、AG2Rラモンディアール)がペースを上げる追走グループがハンセンとハラーを吸収すると、頂上まで6kmを残してプラサがアタック。追走するサガン、リブロン、サイモン・ゲシュケ(ドイツ、ジャイアント・アルペシン)、ダニエル・テクレハイマノ(エリトリア、MTNキュベカ)を引き離しながら登坂を続けたプラサが独走で頂上に達した。
プラサから55秒遅れで頂上をクリアしたサガンは下りをかっ飛ばした。「マンス峠は2年前に走ったことがあるし、ベロキの落車もテレビで見たことがある」と語るサガンが追走グループから飛び出したものの、1分近く先行したプラサの背中は見えてこない。
「後ろでサガンが懸命に追走していることは把握していた。下りで必ず挽回されると思っていたから、頂上通過時点で1分近いリードを広げ、パニックになることなく下りに挑んだ。とは言っても下りのコーナーで後輪が滑ったときは焦ったよ。全開で踏み続けたものの、限界まで攻めることはなかった」と振り返るプラサが先頭を守りきり、サガンを30秒引き離したままギャップの街にフィニッシュした。
35歳のベテランオースラウンダーのプラサは2015年モビスターからランプレ・メリダに移籍。2005年ブエルタ・ア・エスパーニャでステージ優勝し、総合5位という成績を残している。
表彰台で長時間ガッツポーズを披露したプラサは「ルイ・コスタの推薦で彼と一緒にモビスターから移籍したんだ。この勝利を自分の家族とリタイアしてしまったルイに捧げたい。2005年のブエルタ・ア・エスパーニャのタイムトライアルでステージ優勝を飾ったことがあるけど、25歳だった当時より、35歳の今の方が喜びは大きいよ」とコメント。2年前のツールでは、コスタがギャップで同様の独走逃げ切り勝利を飾っている。
サガンは今大会5回目のステージ2位で、1999年のアレックス・ツッレの記録に並んだ。「また惜しいところで勝利を逃してしまったけど、もともと2位狙いだったので満足だ。というのは冗談で、これ以上自分に出来ることはなかった。出来ることを全て試した」と悔やむが、表彰台ではファンの声援を受けながら終始笑顔でマイヨヴェールを受け取っている。
20分近く遅れて2級山岳マンス峠に差し掛かったメイン集団は、ティンコフ・サクソのペースアップによって人数を減らしていく。登りを進むうちに総合9位トニー・ギャロパン(フランス、ロット・ソウダル)やティボー・ピノ(フランス、FDJ)が集団から脱落。
頂上手前でアタックしたのは総合8位のヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ)で、得意のダウンヒルテクニックを発揮してメイン集団を一気に引き離す。スピードの出るストレートと急減速を必要とするヘアピンコーナーが続く下りで、マイヨジョーヌのフルームは無理にニーバリを追わなかった。
順調に下りをこなしていた総合上位陣だったが、深い右コーナリング中にワレン・バーギル(フランス、ジャイアント・アルペシン)がオーバーランし、隣を走るゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ)と接触する。バーギルは落車を免れたが、コース外にはじき出されたトーマスはフェンスを乗り越えて電柱に衝突してしまう。トーマスは幸い大怪我を負うことなくレースに復帰したが、メイン集団には追いつかなかった。
ニーバリがフルームを含むメイン集団を28秒引き離してフィニッシュし、トーマスがメイン集団から38秒遅れる結果に。ニーバリは総合8位、トーマスは総合6位で順位に変動はなし。ライバルから3分39秒失ったギャロパンは総合9位から総合11位に順位を下げ、代わりにバウク・モレマ(オランダ、トレックファクトリーレーシング)とバーギルが総合順位を上げている。
Résumé - Étape 16 (Bourg-de-Péage > Gap) - Tour... par tourdefrance
ツール・ド・フランス2015第16ステージ結果
1位 ルーベン・プラサ(スペイン、ランプレ・メリダ) 4h30’10”
2位 ペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ) +30”
3位 ヤルリンソン・パンタノ(コロンビア、IAMサイクリング) +36”
4位 サイモン・ゲシュケ(ドイツ、ジャイアント・アルペシン) +40”
5位 ボブ・ユンヘルス(ルクセンブルク、トレックファクトリーレーシング)
6位 クリストフ・リブロン(フランス、AG2Rラモンディアール)
7位 ダニエル・テクレハイマノ(エリトリア、MTNキュベカ) +53”
8位 トーマス・デヘント(ベルギー、ロット・ソウダル) +1’00”
9位 ルイス・マテマルドネス(スペイン、コフィディス) +1’22”
10位 トマ・ヴォクレール(フランス、ユーロップカー)
24位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ) +17’44”
25位 アルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ) +18’12”
26位 バウク・モレマ(オランダ、トレックファクトリーレーシング)
27位 ロメン・バルデ(フランス、AG2Rラモンディアール)
28位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ)
29位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)
30位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシング)
31位 ロベルト・へーシンク(オランダ、ロットNLユンボ)
32位 ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター)
33位 ワレン・バーギル(フランス、ジャイアント・アルペシン)
34位 ゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ) +18’50”
55位 トニー・ギャロパン(フランス、ロット・ソウダル) +21’51”
マイヨジョーヌ(個人総合成績)
1位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ) 64h47’16”
2位 ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター) +3’10”
3位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシング) +3’32”
4位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター) +4’02”
5位 アルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ) +4’23”
6位 ゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ) +5’32”
7位 ロベルト・へーシンク(オランダ、ロットNLユンボ) +6’23”
8位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ) +7’49”
9位 バウク・モレマ(オランダ、トレックファクトリーレーシング) +8’53”
10位 ワレン・バーギル(フランス、ジャイアント・アルペシン) +11’03”
マイヨヴェール(ポイント賞)
1位 ペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ) 405pts
2位 アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ソウダル) 316pts
3位 ジョン・デゲンコルブ(ドイツ、ジャイアント・アルペシン) 264pts
マイヨアポワ(山岳賞)
1位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ) 61pts
2位 ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ) 52pts
3位 ヤコブ・フグルサング(デンマーク、アスタナ) 41pts
マイヨブラン(ヤングライダー賞)
1位 ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター) 64h50’26”
2位 ワレン・バーギル(フランス、ジャイアント・アルペシン) +7’53”
3位 ロメン・バルデ(フランス、AG2Rラモンディアール) +10’00”
チーム総合成績
1位 モビスター 195h23’31”
2位 MTNキュベカ +20’50”
3位 ティンコフ・サクソ +29’36”
ステージ敢闘賞
ペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ)
リタイア
DNS グレッグ・ファンアフェルマート(ベルギー、BMCレーシング)
DNF ピーター・ケノー(イギリス、チームスカイ)
text:Kei Tsuji in Gap, France
ツール・ド・フランスはいよいよアルプスに到達。2回目の休息日を前にした第16ステージはブール・ド・ペアージュから徐々に高度を上げていき、アルプス山脈の玄関口ギャップにフィニッシュする。プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏を201kmにわたって走る1日は好天と35度の暑さに見舞われた。
登場するカテゴリー山岳は2級山岳カーブル峠(9.1km/4.6%)と2級山岳マンス峠(8.9km/5.6%)。この日の注目はフィニッシュ12km手前に位置するマンス峠の下り区間だ。2003年にホセバ・ベロキが落車骨折リタイアし、直後を走っていたランス・アームストロングが草むらをショートカットして難を逃れたテクニカルなダウンヒルが待っている。
出産に立ち会うために帰国したグレッグ・ファンアフェルマート(ベルギー、BMCレーシング)を除く170名がスタート。伝統的に逃げ切りが多く決まっているマンス峠の下りフィニッシュだけに、逃げに乗るための攻撃がスタート直後から延々と続いた。
追い風に乗ってレース最初の1時間を平均53.6km/hという猛烈なスピードで駆け抜けたプロトンからペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ)やトーマス・デヘント(ベルギー、ロット・ソウダル)ら12名が抜け出し、スプリントポイント(86km地点)でサガンが20ポイントを獲得。追走を続けていたトマ・ヴォクレール(フランス、ユーロップカー)やエドヴァルド・ボアッソンハーゲン(ノルウェー、MTNキュベカ)ら11名が105km地点で追いついて先頭は23名に。総合争いに危険を及ぼす選手が入っていないとしてメイン集団はペースを緩めた。
2級山岳カーブル峠通過時点で逃げグループとメイン集団のタイム差は13分に。逃げ切りが濃厚となった先頭グループの中ではステージ優勝に向けてアタック合戦が始まった。
フィニッシュまで46kmを残してアダム・ハンセン(オーストラリア、ロット・ソウダル)が飛び出し、ここにマルコ・ハラー(オーストリア、カチューシャ)が追い付いて先頭2名。
先頭でギャップの街中を一旦通過したハンセンとハラーが、サガンを含む追走グループを1分、メイン集団を19分引き離した状態で勝負の2級山岳マンス峠に突入する。12連続グランツール出場中で、ジロとブエルタに続くステージ優勝を狙ったハンセンが懸命にペースを刻んだが、後続の追走スピードには敵わなかった。
サガンやクリストフ・リブロン(フランス、AG2Rラモンディアール)がペースを上げる追走グループがハンセンとハラーを吸収すると、頂上まで6kmを残してプラサがアタック。追走するサガン、リブロン、サイモン・ゲシュケ(ドイツ、ジャイアント・アルペシン)、ダニエル・テクレハイマノ(エリトリア、MTNキュベカ)を引き離しながら登坂を続けたプラサが独走で頂上に達した。
プラサから55秒遅れで頂上をクリアしたサガンは下りをかっ飛ばした。「マンス峠は2年前に走ったことがあるし、ベロキの落車もテレビで見たことがある」と語るサガンが追走グループから飛び出したものの、1分近く先行したプラサの背中は見えてこない。
「後ろでサガンが懸命に追走していることは把握していた。下りで必ず挽回されると思っていたから、頂上通過時点で1分近いリードを広げ、パニックになることなく下りに挑んだ。とは言っても下りのコーナーで後輪が滑ったときは焦ったよ。全開で踏み続けたものの、限界まで攻めることはなかった」と振り返るプラサが先頭を守りきり、サガンを30秒引き離したままギャップの街にフィニッシュした。
35歳のベテランオースラウンダーのプラサは2015年モビスターからランプレ・メリダに移籍。2005年ブエルタ・ア・エスパーニャでステージ優勝し、総合5位という成績を残している。
表彰台で長時間ガッツポーズを披露したプラサは「ルイ・コスタの推薦で彼と一緒にモビスターから移籍したんだ。この勝利を自分の家族とリタイアしてしまったルイに捧げたい。2005年のブエルタ・ア・エスパーニャのタイムトライアルでステージ優勝を飾ったことがあるけど、25歳だった当時より、35歳の今の方が喜びは大きいよ」とコメント。2年前のツールでは、コスタがギャップで同様の独走逃げ切り勝利を飾っている。
サガンは今大会5回目のステージ2位で、1999年のアレックス・ツッレの記録に並んだ。「また惜しいところで勝利を逃してしまったけど、もともと2位狙いだったので満足だ。というのは冗談で、これ以上自分に出来ることはなかった。出来ることを全て試した」と悔やむが、表彰台ではファンの声援を受けながら終始笑顔でマイヨヴェールを受け取っている。
20分近く遅れて2級山岳マンス峠に差し掛かったメイン集団は、ティンコフ・サクソのペースアップによって人数を減らしていく。登りを進むうちに総合9位トニー・ギャロパン(フランス、ロット・ソウダル)やティボー・ピノ(フランス、FDJ)が集団から脱落。
頂上手前でアタックしたのは総合8位のヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ)で、得意のダウンヒルテクニックを発揮してメイン集団を一気に引き離す。スピードの出るストレートと急減速を必要とするヘアピンコーナーが続く下りで、マイヨジョーヌのフルームは無理にニーバリを追わなかった。
順調に下りをこなしていた総合上位陣だったが、深い右コーナリング中にワレン・バーギル(フランス、ジャイアント・アルペシン)がオーバーランし、隣を走るゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ)と接触する。バーギルは落車を免れたが、コース外にはじき出されたトーマスはフェンスを乗り越えて電柱に衝突してしまう。トーマスは幸い大怪我を負うことなくレースに復帰したが、メイン集団には追いつかなかった。
ニーバリがフルームを含むメイン集団を28秒引き離してフィニッシュし、トーマスがメイン集団から38秒遅れる結果に。ニーバリは総合8位、トーマスは総合6位で順位に変動はなし。ライバルから3分39秒失ったギャロパンは総合9位から総合11位に順位を下げ、代わりにバウク・モレマ(オランダ、トレックファクトリーレーシング)とバーギルが総合順位を上げている。
Résumé - Étape 16 (Bourg-de-Péage > Gap) - Tour... par tourdefrance
ツール・ド・フランス2015第16ステージ結果
1位 ルーベン・プラサ(スペイン、ランプレ・メリダ) 4h30’10”
2位 ペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ) +30”
3位 ヤルリンソン・パンタノ(コロンビア、IAMサイクリング) +36”
4位 サイモン・ゲシュケ(ドイツ、ジャイアント・アルペシン) +40”
5位 ボブ・ユンヘルス(ルクセンブルク、トレックファクトリーレーシング)
6位 クリストフ・リブロン(フランス、AG2Rラモンディアール)
7位 ダニエル・テクレハイマノ(エリトリア、MTNキュベカ) +53”
8位 トーマス・デヘント(ベルギー、ロット・ソウダル) +1’00”
9位 ルイス・マテマルドネス(スペイン、コフィディス) +1’22”
10位 トマ・ヴォクレール(フランス、ユーロップカー)
24位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ) +17’44”
25位 アルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ) +18’12”
26位 バウク・モレマ(オランダ、トレックファクトリーレーシング)
27位 ロメン・バルデ(フランス、AG2Rラモンディアール)
28位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ)
29位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)
30位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシング)
31位 ロベルト・へーシンク(オランダ、ロットNLユンボ)
32位 ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター)
33位 ワレン・バーギル(フランス、ジャイアント・アルペシン)
34位 ゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ) +18’50”
55位 トニー・ギャロパン(フランス、ロット・ソウダル) +21’51”
マイヨジョーヌ(個人総合成績)
1位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ) 64h47’16”
2位 ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター) +3’10”
3位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシング) +3’32”
4位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター) +4’02”
5位 アルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ) +4’23”
6位 ゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ) +5’32”
7位 ロベルト・へーシンク(オランダ、ロットNLユンボ) +6’23”
8位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ) +7’49”
9位 バウク・モレマ(オランダ、トレックファクトリーレーシング) +8’53”
10位 ワレン・バーギル(フランス、ジャイアント・アルペシン) +11’03”
マイヨヴェール(ポイント賞)
1位 ペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ) 405pts
2位 アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ソウダル) 316pts
3位 ジョン・デゲンコルブ(ドイツ、ジャイアント・アルペシン) 264pts
マイヨアポワ(山岳賞)
1位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ) 61pts
2位 ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ) 52pts
3位 ヤコブ・フグルサング(デンマーク、アスタナ) 41pts
マイヨブラン(ヤングライダー賞)
1位 ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター) 64h50’26”
2位 ワレン・バーギル(フランス、ジャイアント・アルペシン) +7’53”
3位 ロメン・バルデ(フランス、AG2Rラモンディアール) +10’00”
チーム総合成績
1位 モビスター 195h23’31”
2位 MTNキュベカ +20’50”
3位 ティンコフ・サクソ +29’36”
ステージ敢闘賞
ペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ)
リタイア
DNS グレッグ・ファンアフェルマート(ベルギー、BMCレーシング)
DNF ピーター・ケノー(イギリス、チームスカイ)
text:Kei Tsuji in Gap, France
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