ロードやシクロクロスなど様々な種目で全日本王者獲得に貢献してきた、東京サンエスのハイグレードパーツブランドがOnebyESU(ワンバイエス)。多くのプロが愛用するカーボンハンドルのラインアップに、コントロール性を重視したドロップ形状が特徴の「J-Carbon グランモンロー」が加わった。


ワンバイエス ジェイカーボン グランモンローワンバイエス ジェイカーボン グランモンロー (c)東京サンエス
今回紹介するJ-Carbon グランモンローは、ワンバイエスのサポートライダーであり、ロードとCXの両ジャンルで活躍する辻善光選手のアイデアを取入れ開発されたカーボンハンドルバー。ドロップ部の絶妙な曲線が特徴的なコンパクトハンドル「ジェイカーボン モンロー」をベースとしたモデルだ。

その最大の特徴はブラケット取り付け部の下を削いだ形状とすることで、薬指と小指で、あるいは中指と薬指でハンドルを挟みやすくしたこと。これによってハンドルバー(ブラケット)のホールド感が増し、悪路を走る際に確実かつ繊細にコントロールすることができるという。

ブラケット取付部の下側を削ぐことによって小指と薬指でハンドルを挟みやすくしたブラケット取付部の下側を削ぐことによって小指と薬指でハンドルを挟みやすくした (c)東京サンエス実際に握った時のイメージ実際に握った時のイメージ (c)東京サンエス


また、指でドロップを挟むことで、ブラケットポジションよりも手の位置がやや手前に。ステムクランプ部分を基準に、ショルダー部分を手前に5mm近づけ、上方に5mmせり上がらせたことあわせて、巡航時にはよりリラックスしたポジショニングが可能とした。

ハンドル肩部が5mmせり上がっている。また、トップ部は握りやすいように平滑な形状とされているハンドル肩部が5mmせり上がっている。また、トップ部は握りやすいように平滑な形状とされている (c)東京サンエス辻選手のリクエストによって生まれたジェイカーボン グランモンロー辻選手のリクエストによって生まれたジェイカーボン グランモンロー photo:Makoto.AYANOフラット部分は手の小さなライダーでもしっかりと握れるよう、薄い翼断面形状とされ、裏面にはシフトケーブルとブレーキケーブルを沿わせるための溝が設けられている。

ドロップ部分は正面からみると「ハの字」型となっており、ブラケット取り付け位置よりもエンド部が10mm外側に位置している。ドロップは120mmと浅い。

ステムクランプ部分は幅116mmと広くとることで、サイクルコンピューターやライトといったアクセサリーの取り付けを容易としている。素材には振動吸収性を重視したUDカーボンを採用し、硬すぎず適度な剛性感に仕上げられている。

サイズ(ショルダー部/エンド部の幅)はSS(360/380mm)、S(380/400mm)、M(400/420mm)、L(420/440mm)という4種類がラインアップされ、Sサイズで213gと軽量だ。



ワンバイエス ジェイカーボン グランモンロー
素 材:ソフトUDカーボン(モノコック)
クランプ径:31.8mm
ドロップ:115/120mm
リーチ:63/68mm
重 量:213(S)
サイズ:SS(360/380mm)、S(380/400mm)、M(400/420mm)、L(420/440mm)
価 格:28,800円(税込)

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