マリアローザを2度獲得した36歳のイヴァン・バッソ(イタリア)が、ティンコフ・サクソに加入する。契約期間は2015年からの2年間。カリスマ性あるベテランはチームをまとめる重要な戦力として期待されているようだ。



イヴァン・バッソ(イタリア、キャノンデール)がティンコフ・サクソに移籍するイヴァン・バッソ(イタリア、キャノンデール)がティンコフ・サクソに移籍する photo:Kei Tsuji現在USAプロチャレンジに出場中のイヴァン・バッソ(イタリア、キャノンデール)現在USAプロチャレンジに出場中のイヴァン・バッソ(イタリア、キャノンデール) photo:usaprocyclingchallenge.com1998年にプロ選手となって以降、リーゾスコッティ、ファッサボルトロ、チームCSC、リクイガス(現キャノンデール)とチームを渡り歩いてきたバッソが、およそ7年に渡って在籍した現チームを離脱する。今回の契約により、2004〜2006年に所属していていたチームCSC以来、9年ぶりにビャルネ・リース監督とのタッグが復活することとなる。

「アルベルト(コンタドール)、ペーター(サガン)、ラファル(マイカ)、そしてイヴァン。私たちはナンバーワンのチームになる。」と語るのは、ティンコフ・サクソのオレグ・ティンコフ氏。「ずっと彼に対する興味を持ち続けてきたし、2007年にランチを共にして以来、彼を私のチームに加入させたいと思っていた。真摯で、献身的な彼をチームに迎え入れることができて嬉しく思っている。彼はジロでマリアローザを獲得するに強力なカードになると信じている。」と加える。

現在USAプロチャレンジに出場中のバッソは、「ティンコフ・サクソとの2年契約にサインした。ティンコフ氏のプロジェクトに感心したし、世界ナンバーワンチームの一員となることができ誇りに思っている。新加入選手としての決意と貪欲さ、それとベテランとしての経験値をもって来シーズンに臨む。」と意欲をコメントした。

チーム増強を積極的に押し進めるティンコフ・サクソは、現在エドヴァルド・ボアッソンハーゲン(ノルウェー)とも交渉を進めている段階だが、その答えはまだ出ていない。

text:So.Isobe


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