ガーミン、ランプレ、ユーロップカー、スカイ、トレック 5つのUCIプロチームのジャパンカップ参加が決まる

10月11日〜19日に開催されるジャパンカップ2014。ガーミン・シャープ、ランプレ・メリダ、ユーロップカー、チームスカイ、トレックファクトリーレーシングという5つのUCIプロチームが参加を決定した。これから順次、他の参加チームも発表されていく模様だ。

今年で23回を迎えるジャパンカップ（UCI1.HC）。レースを運営するジャパンカップサイクルロードレース実行委員会は7月22日付けのプレスリリースにて、今年のジャパンカップ出場チームのうち、出場交渉に成功した5つのUCIプロチームを発表した。

---

昨年大会で活躍したガーミン・シャープ photo:Kei Tsuji
トレックファクトリーレーシングは初出場。別府史之の参加に期待 photo:Kei Tsuji新城幸也（ユーロップカー）の参加も待ち望まれる photo:Tim de Waele

昨年に続いてランプレ・メリダも参戦。ダミアーノ・クネゴ（イタリア）や、ルイ・コスタ（ポルトガル）の出場はなるか？ photo:Kei Tsuji2年連続参加を決めたチームスカイ (c)Makoto.AYANO

---

初出場チームは別府史之が所属するトレックファクトリーレーシング。そしてジャック・バウアー（ニュージーランド）が昨年大会の優勝者となったガーミン・シャープや、これまで5勝を飾っているランプレ・メリダ、新城幸也が所属するユーロップカー、昨年初参加したチームスカイなど、ジャパンカップに馴染みのチームが再び宇都宮にやってくる。

新城幸也（ユーロップカー）と別府史之（トレックファクトリーレーシング）の参加が期待される photo:Kei Tsuji現在ジャパンカップでは現世界チャンピオンのルイ・コスタ（ポルトガル、ランプレ・メリダ）や、別府、新城らに出場交渉を行っているという。別府と新城の出場が実現すれば、2人が肩を並べてジャパンカップ本戦を走るのは初めてのこととなる。

ジャパンカップへの出場は昨年同様に16のチームが予定されており、その中でUCIプロチーム枠は7つ。残る2つのUCIプロチームや、その他のチームは交渉が成立次第、随時発表される予定で、出場メンバーが確定されるのは例年同様レース開催直前となる。

今年のジャパンカップは「JAPAN CUP WEEK」と題し、10月11日に行われるシクロクロスレース「ジャパンカップシクロクロス」を皮切りに、宇都宮ジャパンカップを舞台としたアニメ「茄子 スーツケースの渡り鳥」をジャズや地元グルメと共に楽しめる「サイクルフィルムフェスタ」など、およそ9日間に渡り様々なイベントが催される。特に今年で5周年を迎えるクリテリウムでは、「ジャパンレジェンドクリテリウム」と題した往年の名選手を招いたエキシビションレースが注目だ。

---

ジャパンカップ2014出場決定チーム
ガーミン・シャープ（アメリカ）
ランプレ・メリダ（イタリア）
ユーロップカー（フランス）
チームスカイ（イギリス）
トレックファクトリーレーシング（アメリカ）

text:So.Isobe