フェルトやGTなどを取り扱うライトウェイプロダクツジャパンがプロデュースするアーバンバイクブランド「ライトウェイ」のラインアップが大幅に刷新された。日本人に似合うデザインやジオメトリー設計がより煮詰められた中核モデル「SHEPHERD(シェファード)」を開発者のインタビューとともに紹介しよう。



ライトウェイ SHEPHERDライトウェイ SHEPHERD
「HAVE A NICE DAY」。軽快車とレースバイクの中間に位置づけられるクロスバイクと共に生活し、1日を楽しく過ごそうという想いがライトウェイのブランドコンセプトには込められている。2018年モデルではこのコンセプトをより明確にするために、中核モデルSHEFERDのモデルチェンジが行われた。

モデルチェンジにあたってのキーワードは「普段着とマッチするデザイン」「日本人が乗りやすいこと」という2つ。デザインに関してはシンプルさとカラーコーディネートの統一を追求することで、日常生活に溶け込むファッショナブルな雰囲気を演出している。

デザインを担当した渥美圭さんは「主役は人であって欲しいんです。乗る人の生活に自転車が馴染めるようなシンプルさをライトウェイのバイクデザインに落とし込んでいます」と新しいデザインに込めた思いを語る。モノトーンでブランドロゴは控えめなライトウェイの新型クロスバイク。スポーツバイクではあるが、どんな洋服とあわせても似合うような色を選定しているとも。

新ロゴがペイントされたヘッドチューブ新ロゴがペイントされたヘッドチューブ フレームに描かれるのはトップチューブとヘッドチューブのロゴのみフレームに描かれるのはトップチューブとヘッドチューブのロゴのみ

ヘッドチューブからフォークにかけてのラインがスマートヘッドチューブからフォークにかけてのラインがスマート フェンダーやキャリア用のアイレットは美観性のために内側に設けられたフェンダーやキャリア用のアイレットは美観性のために内側に設けられた


ライトウェイのデザインに対するこだわりは徹底されており、各パーツのカラーをライトウェイがオーダーしているという。例えば、通常黒色ベースのサドルを白へと変更したり、コンポーネント全てをポリッシュ仕上げとするなど。細かいところでは、バルブキャップもシルバーに変更しているほど。

デザイン面では、フレーム設計にもこだわりがある。インテグラルヘッドの下玉押しが露出しないヘッドチューブデザインや、ヘッドチューブからフォークにかけてのラインの綺麗さを追求したチューブ選定など、特にヘッド周りのシルエットを洗練させていることが特徴だ。もちろん溶接痕を滑らかにする加工も施されている。

グリップもオリジナル品だグリップもオリジナル品だ 小さくて可愛らしいベルが付属する小さくて可愛らしいベルが付属する

ボトルケージ台座用のボトルまでフレームカラーにあわせられているボトルケージ台座用のボトルまでフレームカラーにあわせられている ペダルのキャップもSHEFERDのための特別カラーだというペダルのキャップもSHEFERDのための特別カラーだという


並々ならぬ情熱はフレームのジオメトリー設計にも及んでおり、単なるデザイン先行のバイクに留められていないのが新型SHEPHERDである。フレーム設計のコンセプトは「Niau Desin」。文字通り"似合う"こと、ルックスでのマッチングももちろんだが、乗車した時のポジションが体にマッチしている(似合う)ことや、乗りやすさを追求している。

ライトウェイが着目したのは「ライド中のお尻の痛み」とその原因となるアップライトなポジションだとブランドマネージャーの左木さんは説明する。これまでラインアップされていたライトウェイのクロスバイクに乗車した際の上体の傾きが60°になることに対して、新型ではより前傾を強め、51°となるように設計された。

クロスバイクとしては太めのタイヤがアッセンブルされているため、初心者でも安心して乗ることができるクロスバイクとしては太めのタイヤがアッセンブルされているため、初心者でも安心して乗ることができる ライトウェイオリジナルのマシュマロサドルライトウェイオリジナルのマシュマロサドル

オリジナルのアルミバルブキャップが付属するオリジナルのアルミバルブキャップが付属する シマノALTUSがコンポーネントに採用されたシマノALTUSがコンポーネントに採用された


ロードバイクの40°前後という深い前傾姿勢との中間に位置する傾き具合をターゲットとすることで、お尻への負担を10%も軽減することに成功した。従来のクロスバイクよりもスポーティーだが快適となり、ロードバイクほど前傾がきつくないため、ビギナーにもオススメしやすい。

どんな身長の方でも前傾姿勢が51°となるように、フレームサイズと車輪径がアジャストされていることもポイントだ。Sサイズならば24インチのホイール、Mサイズならば26インチ、Lサイズでは700Cというように各サイズ毎に異なるホイール径のバイクとして開発されているのだ。

フレームサイズごとに異なるホイール径を採用するフレームサイズごとに異なるホイール径を採用する
また、身長に適したホイールサイズとした理由を左木さんは「身長150cmの人が700Cホイールのバイクに乗ることは、身長180cmの人が35インチのバイクに乗るようなこと。適したサイズとすることで、街中で押し歩いたり、駐輪場に止めるようなシチュエーションでもバイクが扱いやすくなります」と説明する。取り回しやすくなることで、スポーツバイクがよりライフスタイルに馴染んでくれることだろう。

SHEPHERDはアルミフレーム、アルミフォークのフレームセットに、シマノALTUSグレードのコンポーネント(8段変速)を組み合わせたモデルとなっている。フロントシングルとなっているため操作も最低限で初めての1台として最適だ。ブレーキは信頼できるシマノ製Vブレーキ。タイヤもサイズごとに異なり700Cは32C、26インチと24インチモデルには1.5インチタイヤが装着される。

加えて、ベルやキックスタンド、スマートフォンマウントといった付属品も充実している。カラーはマットネイビー、マットダークオリーブ、マットブラック、マットグレーシルバー、マットホワイト、マットレッドという6種類。価格は55,800円(税抜)。発売開始は8月。

ブランドマネージャーの左木さんとデザインを担当した渥美さんブランドマネージャーの左木さんとデザインを担当した渥美さん


ライトウェイ SHEPHERD
フレーム/フォーク:Niauデザイン 6061アルミ合金
ギア:1×8=8段変速
コンポーネント:シマノALTUS
グリップ:RITEWAY KAITEKI エルゴノミック
サドル:RITEWAY 3層構造 マシュマロ サドル
タイヤ:アーバンクルージングスリック 700x32C、26"x1.5"、24"x1.5"
付属品:ベル、キックスタンド、スマートフォンマウント、アルミバルブキャップ
サイズ:460(24″)、510(26″)、570(700C)
価 格:55,800円(税抜)


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