スタイリッシュかつポップなサイクルアクセサリーを展開するKnog(ノグ)。アルミボディーとUSB充電が特長のライトBlinderシリーズに、モデルによって光の照射角が異なるMOBが登場した。前照灯に最適な角度から、高い被視認性を備える角度までが揃い、ユーザーのニーズ、使用用途に応えられるラインアップとなった。



ノグ Blinder MOBシリーズ(手前左Eyeballer、手前真ん中Four Eyes、手前右Kid Grid、右奥MR CHIPS)ノグ Blinder MOBシリーズ(手前左Eyeballer、手前真ん中Four Eyes、手前右Kid Grid、右奥MR CHIPS)
ノグのライトラインアップの中でも人気が高い「Blinder4」の後継モデルが、今回紹介する「Blinder MOB」だ。Blinder4は、前方から見ると正方形、側方から見ると厚さ1cm程という、小型のリチウムポリマー充電池とLEDの利点を活かしたボディが特徴のライトシリーズだ。今回もそのデザインを継承し、バイクと違和感なくマッチする形状となっている。

新モデルMOBの最大の特徴は照射角が異なる4モデルをラインアップしていること。前方を照らすことに特化した"Eyeballer"は照射角15°に設定されており、前照灯として最も最適なモデルである。最も角度の広いのは120°の"MR CHIPS"だ。このモデルはライダーの視認性を確保しながらも、ワイドな配光によって高い被視認性をも獲得しており、ライダーの安全性を向上させている。

正面から見ると正方形で、側方から見ると薄い正面から見ると正方形で、側方から見ると薄い シリコンバンドの取り外しが可能となり、バンドサイズも選べるようになったシリコンバンドの取り外しが可能となり、バンドサイズも選べるようになった

本体を直接USBポートに差し込んで充電を行う本体を直接USBポートに差し込んで充電を行う 様々なハンドル径に対応するシリコンバンド様々なハンドル径に対応するシリコンバンド


加えて、照射角35°の"Four Eyes"と90°の"Kid Grid"という2種類が用意されている。このように照射角が異なるモデルが複数ラインアップされているため、ユーザーは好みや使用するシチュエーションなどによって選びやすくなっているはずだ。

搭載されているLEDの種類と数はモデルによって異なり、EyeballerはLUMILED社製の光源を1つ搭載。Four Eyesは名前の通り4灯、KID GRIDは小型LEDを16灯装備しており、この2つはSMT社のLEDが採用されている。最も多い36灯のCOBタイプのLEDを搭載しているのはMR CHIPSだ。LEDの数こそ違うが、いずれのライトも最大光度は80ルーメンで共通しており、街灯の多い市街地ならば十分に対応できる。

LED以外の部分はリフレクターとなっており、被視認性を向上させるLED以外の部分はリフレクターとなっており、被視認性を向上させる 薄型形状となっており、バイクのルックスに溶け込むデザインだ薄型形状となっており、バイクのルックスに溶け込むデザインだ


点灯パターンは最大光量で光るSteady High、光量を落としたSteady Low、Strobe Flash1、Strobe Flash2、Eco Flashという5モードだ。

いずれもリチウムポリマー充電池を搭載しているがランタイムはモデルによって異なる。詳しいランタイムは下記のスペック欄に記すが、Steady Highはおおよそ2時間半~3時間。Steady Lowはモデルによって差があり最も短いモデルのMR CHIPSは4.1時間、最も長いEyeballerは8時間だ。そして、最もランタイムが長くなるモードはEco Flashで、58時間~78時間と数日間充電しなくても使い続けられる。

充電はボディを直接USBポートに取り付けるといった方法で行うため、パソコンがあれば職場などでも充電可能である。満充電までは4~5時間だ。

ノグ Blinder MOB Kid Grid。最大光度80ルーメンを備えており、街中ではフロントライトとして、郊外ではサブライトとして役に立つノグ Blinder MOB Kid Grid。最大光度80ルーメンを備えており、街中ではフロントライトとして、郊外ではサブライトとして役に立つ
ボディは放熱性のあるアルミをフェイスカバーに、本体にポリカーボネイトを使用。また、ボディにはエアロバーにフィットするような切り欠きが設けられており、取り付けるハンドルバーなどを問わなくなった。42×42×62mmというサイズで重量は、EyeballerとFour Eyesが35g、KID GRIDとMR CHIPSは37gだ。

さらに、Blinder MOBは細かい仕様までアップグレードしている。ライトにはLEDのみならず、リフレクターが設けられているため、ライトを点灯してない際も被視認性は高く、よりライダーの安全性を高めてくれている。そして、ノグの特徴でもあるマウントレスのシリコンストラップがさらに進化。バンドが取り外し可能となったため、バンドが劣化した際も取り替えることができ、装着場所にあわせて付属のショートストラップへと交換が可能できる。

モデルによって異なる照射角としたBlinder MOB。配光のみならず細かいパーツまで改良を施すことによって、より幅広いライダーの選択肢となるフロントライトへと進化した。価格は各モデル共通の4,600円(税抜)だ。

Blinder MOB Eyeballerの照射角度は15°。遠くまで光が届く配光だBlinder MOB Eyeballerの照射角度は15°。遠くまで光が届く配光だ Blinder MOB Four Eyesの照射角度は30°。手前から前方まで広い範囲で光を照射するBlinder MOB Four Eyesの照射角度は30°。手前から前方まで広い範囲で光を照射する

Blinder MOB Kid Gridの照射角度は90°。Blinder MOB Kid Gridの照射角度は90°。 Blinder MOB MR CHIPSの照射角度は120°。足元を強く照らす配光だBlinder MOB MR CHIPSの照射角度は120°。足元を強く照らす配光だ




ノグ Blinder MOB Eyeballer
照射角:15°
搭載LED:LUMILEDs社
ライト出力:80ルーメン
ランタイム:2.7時間(Steady Highモード)、8時間(Steady Lowモード)、75.7時間(Eco Flashモード)
バッテリー:リチャージブル リチウムイオンポリマーバッテリー
充電時間:4~5時間
点灯パターン:Steady High、Steady Low、Strobe Flash、Strobe Flash、Eco Flash
サイズ:42×42×62mm
重 量:35g
カラー:BLACK、RED
価 格:4,600円(税抜)

ノグ Blinder MOB Four Eyes
照射角:35°
搭載LED:SMT
ライト出力:80ルーメン
ランタイム:2.5時間(Steady Highモード)、5.1時間(Steady Lowモード)、75.7時間(Eco Flashモード)
バッテリー:リチャージブル リチウムイオンポリマーバッテリー
充電時間:4~5時間
点灯パターン:Steady High、Steady Low、Strobe Flash、Strobe Flash、Eco Flash
サイズ:42×42×62mm
重 量:35g
カラー:BLACK
価 格:4,600円(税抜)

ノグ Blinder MOB Kid Grid
照射角:90°
搭載LED:SMT
ライト出力:80ルーメン
ランタイム:3.2時間(Steady Highモード)、6.6時間(Steady Lowモード)、58時間(Eco Flashモード)
バッテリー:リチャージブル リチウムイオンポリマーバッテリー
充電時間:4~5時間
点灯パターン:Steady High、Steady Low、Strobe Flash、Strobe Flash、Eco Flash
サイズ:42×42×62mm
重 量:37g
カラー:BLACK、RED
価 格:4,600円(税抜)

ノグ Blinder MOB MR CHIPS
照射角:120°
搭載LED:COB
ライト出力:80ルーメン
ランタイム:2.4時間(Steady Highモード)、4.1時間(Steady Lowモード)、60時間(Eco Flashモード)
バッテリー:リチャージブル リチウムイオンポリマーバッテリー
充電時間:4~5時間
点灯パターン:Steady High、Steady Low、Strobe Flash、Strobe Flash、Eco Flash
サイズ:42×42×62mm
重 量:37g
カラー:SILVER
価 格:4,600円(税抜)

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