近畿 › 兵庫

ワイズロード神戸店

まるでサイクリストの秘密基地 神戸元町中華街すぐそばの地下に広がる大規模ショップ
地下に広がるワイズロード神戸店 コンクリート打ち放しの床が秘密基地感を増す
地上に露出しているのはこじんまりとした入口
スロープが設けられた階段を降りていくとその先に広大な空間が待っている
250坪の店舗で迷わ無いようにとマップが入口に設置されていた
トレックの各レンジのロードバイクが勢ぞろい
グラベルロードやMTBなども展示している
キャノンデールやピナレロにも強い エントリーモデルからハイエンドまでラインアップ
女性用のスモールサイズの試乗車も用意されていた
ウエア売り場には多くのトルソーが配置され、イメージを高めてくれる
壁一面にサイクルウエアが掛けられる アパレル売り場のほんの一部分だ
独立した一区画としてレディースコーナーも用意されている 
シューズはフィジークやノースウェーブ、シマノが中心だ
街乗り系のカジュアルなアパレルも人気なのだという
棚一面にバーテープが陳列される カラーコーディネートにも困らないだろう
スパカズのボトルケージを発見 個性的なアイテムもしっかりと展示している
まず身長や股下を測るところからバイオレーサーは始まる
各データをソフトに入力すると、最適なサイズを自動的に提案してくれるシステムだ
坂の町でもある神戸らしく、E-BIKEもたくさん用意する BESVやヤマハがメインで展示されている
関西らしい洒落の効いたPOPも
南京町への入口「長安門」が見えてくればワイズロード神戸店はすぐそこだ
爽やかな雰囲気まとう植村店長
異国情緒漂う港町、神戸元町。JRの元町駅から海へ向かって徒歩5分ほど。賑わう商店街を通りすぎ、日本三大中華街の一つとして知られる南京町への入口「長安門」が見えてくれば、ワイズロード神戸店はもうすぐそこだ。

国内屈指のスポーツバイクショップチェーンであるワイズロードと言えば、大規模な店舗に豊富な在庫、何でも揃うワンストップなショップ、というイメージを持っている方も多いだろう。かくいう私もその一人。でも、意外や意外。ワイズロード神戸店の店構えは、ともすれば通り過ぎてしまいそうなくらいひっそりとした「秘密基地」的な存在だった。

朝から賑わうスターバックスの横に口を開けた入口を進むと、地下へと続く階段が。自転車を持ち込みやすいように、両端にはスロープが設けられている。階段を降りると、そこに広がっていたのは入口の慎ましやかさからは想像もつかないような広大な売り場スペースだった。

地下というロケーションに、慎ましやかな入口と250坪という広々とした内部空間とのギャップ。そして300台を超える完成車と豊富に取り揃えられたパーツ&アクセサリー。まさにサイクリストにとっての秘密基地のよう。お店に入った瞬間から自転車乗りをワクワクさせるような魅力がワイズロード神戸店にはある。
広々とした空間に多くのスポーツバイクが集まっている
キャノンデールは注力するブランドの一つ アルミからカーボンまで幅広く揃えている
関西のワイズロードとしては珍しくメリダを取り扱っているという
クロスバイクも豊富に取り揃えている。 ジャイアントやコルナゴ、ジオスなどが中心だ
簡単に説明すると、階段を取り囲むように環状に売り場が設けられている。階段出口から見て、右側が完成車エリア、左手がアパレルやパーツ、アクセサリーエリアとなっている。初めて来た人でも迷わないようフロアマップが入口横に設置されているので、目当ての売り場がどこにあるのか分かりやすい。

入口すぐの一等地に鎮座するのは神戸店イチオシのトレック。ぐるりと時計回りに歩いていくと、デローザやメリダ、ウィリエール、ビアンキ、ピナレロ、キャノンデールといった人気ブランド達が次々に現れる。自転車を選ぶにあたって、実際の色合いや質感、サイズごとのシルエットの違いなど、実車を見ないとわからないことも多い。潤沢な在庫を誇るワイズロード神戸店であれば、希望する車種を自分の目で確認することもできる。

「かなり遠方からのお客さんも多いんですよ」と、にこやかに話してくれるのは店長の植村さん。どちらかというと自転車というよりサーフボードが似合いそうな爽やかな雰囲気だ。「今は松山店や広島店が出来たので以前ほどではないですが、四国や中国地方からわざわざお越し頂く方もいらっしゃるんです」という。それだけ、品ぞろえが魅力的だという証拠だろう。

並んでいるバイクたちは、エントリーグレードからアッパーミドルグレードまでを厚くカバーしつつ、各ブランドのハイエンドモデルもちりばめる。ちなみに5年前のオープン当初はもっと入門モデルの割合が高かったのだとか。「開店した当時はほぼすべてのお客さんが初心者だったので、エントリーモデルが多かったんです。今はお客さんが徐々にステップアップされるのに合わせて、ハイエンドバイクの展示も多くなってきました。お客さんと一緒に成長してきたんです」と当時を振り返る。

それぞれのニーズに合わせてお店も変わっていく。それは当たり前のようでいて、難しいことだろう。特にワイズロードのように全国展開するチェーン店では、なおさらだ。ニーズという面では、坂の町である神戸らしく、E-BIKEのに力をいれているのも神戸店ならでは。「E-BIKEのラインアップは、ワイズロード全体で見てもトップクラスの品揃えだと思います」と植村店長は自信を覗かせる。
最先端のトレンドであるE-BIKEもしっかりと展示中
ピストやBMXも専用のコーナーが設けられている 担当の伏見さんはフィクスドクリテにも出場する猛者
各種のバイクの試乗車も勢ぞろい
フレームから組み立てる「バラ完」の楽しさもワイズロードの提案するところだ
神戸店ならではの特色の一つが、豊富なホイールの在庫量。壁一面にずらりとホイールが陳列されている様はまさに圧巻の一言。ブランドとしてはシマノ、カンパニョーロ、フルクラム、マヴィックといった主要ブランドはほぼラインアップを網羅するほど。数量限定の記念モデルなどもいち早く入荷し、貴重な実物を目にする機会も多い。他にはスタッフの使用率が高いというエンヴィには特に力を入れているのだという。

完組ホイールはもちろん、手組ホイールも得意分野。メカニックのチーフを務める山岡副店長は、自身もエンヴィとインダストリーナインを組み合わせたホイールを愛用する、筋金入りの手組派だ。「日々新しいモデルが登場するので、勉強の連続です。困っている人の力になれるように、頑張っています」と山岡さん。

メカニックのモットーは「安心、正確、そして迅速に」。「人の命を預かるものですから、安全安心に乗れるように整備するというのは当然です。その上で、いかに早くお渡しできるか、というところを重視しています」と山岡さんは語る。

その言葉を聞いてから、店内を巡っていると一つ気が付くことがあった。それぞれの自転車に付けられたPOPが「即日納車OK!」と謳っているのだ。ワイズロードではそのまま乗り出すことが出来るレベルの整備を行った状態で展示販売している自転車に対して、このPOPを掲げている。即納可能な自転車を購入した場合は、必要であればステムなどの交換や、ライトやサイクルコンピューターといったオプションの装着、そして納車前点検とレクチャーを経て、その日のうちに乗って帰ることが出来るのだという。

そもそも普通のスポーツバイクショップ、とくに小規模な個人店では、気に入ったバイクがあったとしても、そのまま当日に乗って帰ることが出来る、ということはほとんどない。納車前の整備や調整、引き渡しに際しての基本的な説明など多くの時間がかかり、スケジュールを調整する必要があるからだ。

「神戸店はとくに遠方からいらっしゃる方も多いので、二度三度と足を運んでいただくのも申し訳ないですから、即納可能な自転車を他の店舗よりも多く準備しているんです」とは植村店長。ずらりと並べられている自転車のうち8割以上が即納可能というのだから、驚きだ。それは日々整備を欠かさないメカニック陣の努力の賜物といえるだろう。
関西随一の品揃えというホイールコーナー
自身も手組ホイールを愛用するメカニックチーフの山岡副店長
「即日納車OK!」POPが付けられている自転車はその日のうちに乗って帰ることが出来る
日々迅速な対応のために腕を磨いているメカニック
初心者が不安な自転車のサイズ選びについても、ワイズロードなら心配ない。全店舗共通となる”バイオレーサー”というフィッティングサービスは、身長や股下、腕の長さなどを計測することで、自分に最適なサイズを提案してくれる。10分ほどで計測は終了し、また自転車を購入すれば計測料金も返金されるため、気軽にサービスを受ける事が出来る。

豊富な品揃えは自転車に限ったことではなく、パーツやアクセサリーにも及んでいる。その中でも特に力が入っているのがアパレルだろう。パールイズミやカペルミュールやルコック・スポルティフなど、定番のブランドから7ITALYやジェッセージといった希少なブランドまで幅広く取り揃えている。店内のいたるところに配置されたトルソーには、その時々のシーズンに応じたコーディネートがされている。取材時はちょうど梅雨時だったので雨対策のレインウェアや、来る真夏に向けて涼しいウェアの組み合わせを提案していた。多様な機能を持つサイクルウェアの組み合わせを実際にイメージできるような展示は、特に初心者にとっては嬉しいはずだ。

女性用のアパレルも充実しており、スモールサイズの完成車と同じコーナーにたくさんのウエアが並べられている。女性スタッフも3名が在籍しており、パーツやウエアの使い心地や着用感などを女性目線でしっかりレクチャーしてもらえるだろう。また、ヘルメットやフットウェアの充実ぶりは、他のショップの追随を許さないレベル。シューズであればシマノやフィジーク、ノースウェイブ、ヘルメットはカブトやMET、カスクを中心に、豊富に取り揃えている。特筆すべきはサイズ違いの在庫量で、シマノシューズに至ってはほぼ常時全サイズをバックヤードに揃えているという。フィッティングが何よりも重要となるシューズにおいて、実際に足を通すことが出来るのはとても有難い。

ライドイベントにもしっかりと力を入れているのも神戸店の特徴だ。日曜日にはサンデーライドとして、様々なエリアへのサイクリングが企画されているという。「お客さん同士の横のつながりを作ってもらうための場なんです」とはライドを担当する副店長の盛山さん。初心者には平坦なポートアイランド、すこし慣れて来たら丘を越えた須磨までカフェライドを、更に脚力がついて来た方には六甲山へのヒルクライム、といった具合にレベル別に楽しめるコースが用意されている。

取材していて気づかされたのは、スタッフたちのフレッシュさ。ほぼ全てのスタッフが20代という若さで、お店全体に流れる親しみやすい雰囲気は彼らのおかげなのだろう。若いとはいえ、学生時代からワイズロードでアルバイトをしていた経験のある方が大半とのことで、ショップスタッフとしての知識や経験は折り紙付き。これまでスポーツバイクショップへ敷居の高さを感じていた人へ、ワイズロード神戸店は大きく門を開いている。
ワイズロードで購入する大きなメリットの一つが、バイオレーサーだ
ヘルメットも非常に豊富な在庫を取り揃えている
シューズは常に幅広いサイズを在庫しているため実際にフィットするかどうかを確かめられる
様々なブランドが揃うアパレル売り場 今シーズンイチオシジャージはこちら
店舗情報
郵便番号 
650-0023
住所 
兵庫県神戸市中央区栄町通1-2-1 B1F
営業時間 
12:00~20:00
定休日 
毎月第2月曜日(祝日除く)
TEL 
078-333-7037
アクセス 
JR元町駅から徒歩5分
スタッフからのメッセージ
ワイズロード関西地区2号店。地下フロアを生かした250坪の広々とした店内に、完成車約300台、ウェア約3000枚を在庫。人気のロードバイクやクロスバイクはもちろん、MTBやBMXも圧倒的在庫量でカバーする総合大型店です。入門者の方には見やすく分かりやすい売場を。上級者の方にはこだわりのパーツラインナップを。全ての自転車ファンに楽しい!と言っていただける店舗を目指します!

ワイズロード神戸店