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SBC港北センター南店

ロードもMTBも得意 自転車遊びを幅広く伝える、SBCグループの最新店
都心や横浜方面のベッドタウンとして栄える横浜市都筑区。横浜市営地下鉄の2路線が乗り入れ、ニュータウンの中心地に据わるセンター南駅から徒歩数分の距離にあるのが「SBC港北センター南店」。神奈川県内に5店舗を構える「SBC」が2016年6月にオープンさせた、真新しいスポーツサイクルプロショップだ。

常時50〜60台、裏手の倉庫まで含めれば80台程度を準備する店内は、取り扱いブランドごとに展示スペースを分けた作りになっている。向かって左側がパートナーショップを務めるメリダコーナーで、左側がスペシャライズドコーナー、そして奥側にスコットのMTBがずらりと並べられている。アフターフォローの充実したブランドだけを扱うことで、バイクのラインナップやメンテナンスも含め内容の濃いサービスを提供したいという思いがある。

店舗奥側には壁一面を使ったパーツコーナーが設けられ、その向かい側はサドルとヘルメットコーナー。いずれもスペシャライズド製品が豊富に揃えられ、限定製品の姿も。シマノの消耗品やスペアパーツ、メンテナンス用のケミカル剤も必要十分な範囲で揃えられているから心強い。

ロードレースに強いスタッフが集結している湘南藤沢店、トライアスロンに強い横浜戸塚店と、各店舗ごとに特色を持つSBCグループ。そんな中で港北センター南店のトピックは、ロードとMTBをどちらも得意にしていることだろう。展示車におけるMTB率はクロスバイクやロードバイクに引けを取らないほどだし、クロスカントリーバイクはもちろん、ファットバイクやトレイルバイク、果てはダートジャンプ用のバイクまで、あらゆるジャンルを目にすることができるのだ。
店内にはおよそ50〜60台が用意される。取り扱いブランドはメリダとスペシャライズド、そしてスコット
店舗左側はスペシャライズドコーナー。ロードを中心に各モデルが揃う
店舗右側にはメリダのバイクが並ぶ。ブランドのパートナーストアを務める
そんなSBC港北センター南店を牽引するのは、店長の渋谷航さんと、瀬谷祐介さん。お二人ともロードとMTBに乗り、シクロクロスにも参戦と幅広く自転車遊びを楽しんでいて、それがストアのラインナップやスタイルにも活かされている。コアな専門ショップを含めてもなお、オフロードにも強いショップは貴重な存在と言えるだろう。

「自分たちが楽しめているからこそ、お客様にもそのスタイルを紹介したい。このお店でスポーツサイクルデビューしてくださるお客様が多いですし、一緒に遊ぶことを通して自転車の面白さに気づいてもらえたら嬉しいですね」と渋谷店長は言う。

毎週日曜日の午前中には、ビギナーユーザーを中心とした瀬谷さんアテンドによる40km程度のライドを開催している。その目的は脚を鍛えるためではなく、安全に楽しみながら、事故に遭わないためのスキルを身につけてもらうため。グループライドの基本や、ハンドサインの出し方、安全な走り方などを随時レクチャーしながら、時にはパン屋やハンバーガー屋にも立ち寄るのだとか。

他にも、ロードでもMTBでも、クロスバイクでも参加可能な、道中にちょっとした砂利道を混ぜたゆるゆるイベントも時たま行われている。砂利道をミックスするのは、MTB遊びを愛する渋谷店長の「未舗装路でしか味わえない楽しさやフリーダムさを手軽に感じてもらえたら」というエッセンスだ。
店長の渋谷航さん(左)と、瀬谷祐介(右)さん。お二人ともロードやMTB、シクロクロスまで幅広く嗜んでいる
店舗奥側はスコットコーナー。MTBモデル各種が勢揃い
ショップでバイクを購入した方に配られるSBCカード。メンテ無料など特典多し
グループ全体の繋がりが強いことがSBCの特徴で、それはいちユーザーにとっても大きなメリットがある。各店舗間で在庫数を共有できるので、もし希望モデルが最寄り店舗になくても取り寄せ可能。トライアスロンに興味があれば湘南ベルマーレトライアスロンチームと関係の深い横浜戸塚店が、ロードレースで上を目指したくなったら、実業団登録チーム「SBC Vertex Racing Team」を運営する湘南藤沢店が相談に乗ってくれる。

富士チャレンジや箱根ヒルクライムといったロードイベントや、シマノバイカーズフェスティバルなどのMTBイベントにもSBC全体として参加するので、気づけば知り合いがたくさんできている。そしてSBC港北センター南店では、長野県飯山市のスキー場で雪上ファットバイク遊びができる「雪ちゃりナイター」といったローカルMTBイベントにも参加しており、便乗してくるユーザーも少なくないのだそう。

更には湘南ベルマーレの協力を得て、現在神奈川県秦野市の里山をフルに使ったMTBフィールド(仮称はSBC山だそう)を開拓中なのだというから恐れ入ってしまう。気軽にトレイルデビューしてもらうために、よりたくさんのユーザーにMTBの面白さにハマってもらうために、数本の下りトレイルコースや、クロスカントリーコースの常設化を図っていくという。遊びに対する積極さには驚くばかりだ。

「SBCで買ってくれたお客様を一人にはしないんです」と瀬谷さんは笑う。「最初はショップ単位の日曜日のライド、ライドに慣れてきたらイベントに参加してもらい、仲間を増やしてもらう。私も渋谷も最初はSBCのユーザーとして、毎週末のイベントに楽しみながら参加していました。その中で自転車が楽しくなって、次はスタッフとして自転車遊びを伝えたいなと思いました」。声高には言わないけれど、瀬谷さんが週末のライドを担当しているのも、実はそういう気持ちがあるから。どこまでもユーザー思い、ユーザー目線のスタッフが港北センター南店にはいる。
パーツや消耗品類は店舗奥にまとめられている
スペシャライズドが限定発売した、バイクパッキング用のアドベンチャーバイク「セコイヤ」を発見
サドルは人気が高いスペシャライズド製品各種が揃う
ファットバイクやダージャンバイクまで、そのラインナップは奥深い
そんな港北センター南店を下支えしているのが、妥協のないメンテナンスポリシーだ。SBC全店舗共通で、ショップで購入したバイクは各部の点検、増し締め、注油やディレイラー調整といった基本メンテナンスは永続的に無料。定期的にバイクをチェックすることで大きな故障を防ぎ、安全安心な自転車生活を送ってもらいたいという考えがそこにはある。

「例えばハンガー曲がりを放置していれば、ディレイラーやホイール、チェーンの交換にも繋がって出費がかさんでしまうことだってあります。でも定期的に持ってきてもらえれば、大事に至る前に防げる可能性が高いんです。厚木の店舗では毎日2〜3件、休日には4〜5件作業が入りますし、気軽に依頼してほしいですね」と渋谷店長は言う。

完成車が入荷すればグリスアップや油圧のエア抜き、ワイヤー長の調整や増し締めは当然、様子を見ながら各所をバラしてきっちりとセッティングや予防整備を行う。工賃のアップチャージはあるものの、持ち込み預かりも基本的にはOKだ。スタッフ自らMTBに乗っているから、ディスクブレーキやサスペンションといった油圧関係のメンテナンスも安心して任せられる。

そして何を隠そう、店長の渋谷さんは大のカスタム好きなのだ。カーボンホイールやフラットバーハンドルを投入してMTB化し、さらにフロントラックやキッズシートを取り付けたAWOL(もともとはドロップハンドルのアドベンチャーバイク!)や、チューンアップされたファットバイクなどはショップを訪れた際は一見の価値あり。基本メンテナンスからカスタムチューンまで、クロスバイクからダージャンバイクまで、あらゆるニーズに応えてくれることが港北センター南店の魅力だ。

他にもユーザーを支えるプログラムとして、キッズバイク購入時のヘルメットプレゼントサービス(港北センター南店のみ)や、買い換え時の下取りキャンペーン、高額車の金利無料ローンキャンペーン、各種自転車保険の案内など、多くの取り組みが用意されているから心強い。

グループショップならではの入りやすさと安心感、そして個人ショップに近いマニアックさを兼ね備えたSBC港北センター南店は、自転車遊びをフルパッケージで伝えることのできる貴重な存在。自転車を趣味として楽しむためのスタッフやノウハウ、そして技術がここにはある。
店舗奥のメカニックスペース。安心安全のバイクを生み出す場
他ブランドバイクの持ち込み修理も受付可能。この日はキャノンデールのXCバイクが入庫中
MTBが得意だから、ブレーキやサスペンションなど油圧関連も安心して任せられる
店舗情報
郵便番号 
224-0032
住所 
神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎中央17-12ヒロガーデンC南1階
営業時間 
平日11:00〜20:00
土日祝10:00~19:00
定休日 
火曜日、水曜日(祝日の場合10:00〜19:00で営業)
TEL 
045-532-8010
ブログ更新情報
アクセス 
センター南駅より徒歩4分
店舗裏に駐車場2台分用意

SBC港北センター南店