第2ステージ奈良が5月18日(月)行われ、ワン・カンポー(ホンコンチャイナチーム)が優勝。そして堺ステージのリザルトが訂正され、ワンが個人総合でも首位に立った。(19日9時修正)


可愛いチャイルドポリス可愛いチャイルドポリス photo:Hideaki.TAKAGI前日とはうって変わって朝から晴天に恵まれた奈良ステージ。東大寺大仏殿からパレードスタートして布目ダム周回10.1kmを12周する121.2kmで行われた。

序盤からアタックがかかるが5周目までは吸収される。6周目にタン・ワンイップ(ホンコンチャイナチーム)、岡崎和也(EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)、綾部勇成(愛三工業)、廣瀬佳正(宇都宮ブリッツェン)ら7人の逃げができる。
そして7周目には後続から佐野淳哉(NIPPO・コルナゴ)、飯野嘉則(シマノレーシング)ら6人が合流し、逃げは13人に。メイン集団は1分差で続く。
逃げる岡崎和也(EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)、綾部勇成(愛三工業)ら逃げる岡崎和也(EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)、綾部勇成(愛三工業)ら photo:Hideaki.TAKAGI そして9周目、メイン集団からワンらを含む13人が合流して先頭は26人に。メイン集団とは1分半の差。
ラスト2周になり、メイン集団からヴァレンティン・イグリンスキー(カザフスタンナショナルチーム)、清水都貴(EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)が猛追して先頭に合流する。

その一方でワンが単独アタックをかける。差は30秒ほどを保ちラスト周回へ。先頭集団はワンとの差を詰めるべくカザフ勢や岡崎和也(EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)らがペースを上げる。しかしワンはその差を保ったままついにゴール。後続は2周で1分半の差を詰めたイグリンスキーが3位、同じく清水が6位に入った。
10周目、1分半差のメイン集団、清水都貴(EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)、ヴァレンティン・イグリンスキー(カザフスタンナショナルチーム)ら10周目、1分半差のメイン集団、清水都貴(EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)、ヴァレンティン・イグリンスキー(カザフスタンナショナルチーム)ら photo:Hideaki.TAKAGI 優勝したワン・カンポーは「このコースの坂は自分にとって上れる範囲。富士山ステージ以外は自分やチームメイトにチャンスあると思う。自分は780万人の香港を代表して日本に来て、戦っている。それがモチベーションだ」と語る。

個人総合2位になったヴァレンティン・イグリンスキーは「自分はたまたま1位だが、強いフォフォノフ選手がチームにいるので、彼がリーダーになるかもしれない。今自分は25歳なので、チャンスがあれば(兄のように)プロチームに入りたい」と語る。

ワン・カンポーは序盤、自らアタックを仕掛け、タンらチームメイトもアタック、ワンの勝負勘とチームメイトに支えられた優勝だ。そして驚きはラストの2周で1分半の差を詰めたイグリンスキーと清水だ。2人とも終始後方のメイン集団に位置していたが冷静に対応し、ゴールでは上位入賞させた。
総合成績はまだ秒差の争い。カザフスタンの総合力、チームAISのスピード、梅丹本舗とホンコンチャイナの強い結束力、そしてシマノと愛三の攻撃が光ったレースとなった。続く美濃ステージでも激しいアタックが見られるだろう。

なお、主催者により堺ステージの記録が修正され、ワンが総合首位に立った。堺ステージが2周遅れとなっていたが、ニュートラルであったことが判明したためだ。ほかの選手も修正になっている。 ラスト20kmを逃げ切ったワン・カンポー(ホンコンチャイナチーム)ラスト20kmを逃げ切ったワン・カンポー(ホンコンチャイナチーム) photo:HIdeaki.TAKAGI






第2ステージ奈良 結果

1位 ワン・カンポー(ホンコンチャイナチーム)2時間56分02秒
2位 ドミトリー・グルージェフ(カザフスタンナショナルチーム)+10秒
3位 ヴァレンティン・イグリンスキー(カザフスタンナショナルチーム)+16秒
4位 マイケル・マシュー(チームAIS)+16秒
5位 トラヴィス・メイヤー(チームAIS)+16秒
6位 清水都貴(EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+16秒
7位 綾部勇成(愛三工業)+19秒
8位 佐野淳哉(NIPPO・コルナゴ)+19秒
9位 ヴィンチェンツォ・ガロッファロ(アミーカチップス・クナウフ)+19秒
10位 ポール・ブルース(カルミオーロ・Aスタイル)+19秒


個人総合時間順位

1位 ワン・カンポー(ホンコンチャイナチーム)5時間22分02秒
2位 ヴァレンティン・イグリンスキー(カザフスタンナショナルチーム)+12秒
3位 ドミトリー・グルージェフ(カザフスタンナショナルチーム)+14秒
4位 マイケル・マシュー(チームAIS)+22秒
5位 トラヴィス・メイヤー(チームAIS)+22秒
6位 ダニエレ・コッリ(カルミオーロ・Aスタイル)+25秒
7位 清水都貴(EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+26秒
8位 ヴィンチェンツォ・ガロッファロ(アミーカチップス・クナウフ)+28秒
9位 綾部勇成(愛三工業)+29秒
10位 ユ・キホン(ソウルサイクリング)+29秒


個人総合山岳賞

1位 ワン・カンポー(ホンコンチャイナチーム) 奈良・東大寺を前にリー・ハワード(チームAIS)ら奈良・東大寺を前にリー・ハワード(チームAIS)ら photo:HIdeaki.TAKAGI

個人総合ポイント賞

1位 リー・ハワード(チームAIS)

奈良・東大寺前をスタートする奈良・東大寺前をスタートする photo:HIdeaki.TAKAGI

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