ジロ・デ・イタリア・ウィメン2024第7ステージ photo:RCS Sport 1級山岳ランチャーノ峠(距離11.2km/平均8.6%)を2度登坂し、フィニッシュ地点は2度目から繋がる1級山岳ブロックハウス(距離16.5km/平均7.9%)の頂上。ちなみに標高1680mのここがチーマコッピ(大会最高標高)。
ステージ優勝はもちろん、総合優勝も期待されるロッテ・コペッキー(ベルギー、SDワークス・プロタイム) photo:RCS Sport 総合優勝者に与えられるマリアローザの候補筆頭に挙げられるのはロッテ・コペッキー(ベルギー、SDワークス・プロタイム)だ。今大会はラ・ブエルタ・フェメニーナを制覇したデミ・フォレリング(オランダ)が出場しないため、チームは現世界王者コペッキーを総合エースに据えた。もちろん急勾配の山岳を得意としないものの、今年2月のUAEツアーでは山頂フィニッシュを制し、総合優勝している。
総合優勝を狙うエリーザ・ロンゴボルギーニやスプリンターのエリーザ・バルサモを擁するリドル・トレック photo:RCS Sport 他では新フランス王者のジュリエット・ラブース(DSMフィルメニッヒ・ポストNL)やベテランのマビ・ガルシア(スペイン、リブ・アルウラー・ジェイコ)に注目。またFDJスエズはグレース・ブラウン(オーストラリア)とセシリーウトラップ・ルドヴィグ(デンマーク)を揃え、ツール・ド・スイスでプロ初勝利を飾った22歳のニーヴ・ブラッドバリー(オーストラリア、キャニオン・スラム)も期待される選手の1人だ。