女子ダウンアンダークリテリウムは19歳フェインホーフェンが勝利

女子ツアー・ダウンアンダー閉幕から4日後に行われクリテリウムで、ニンケ・フェインホーフェン（オランダ、ヴィスマ・リースアバイク）が勝利。プロ2年目の19歳がベイカーなど地元の強豪スプリンターたちを退けた。

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オーストラリアの新星サラ・ジガンテ（AGインシュランス・スーダル）がウィロンガヒルを制覇し、総合優勝に輝いた女子サントス・ツアー・ダウンアンダー。その4日後である1月18日、アデレードのヴィクトリア公園を舞台に女子ダウンアンダー・クリテリウムが行われた。

UCIポイントのつかないオーストラリアのドメスティックなレースにも関わらず、1月27日のディーキンユニバーシティ・エリートウィメンズロードレース（旧カデルエヴァンス・グレートオーシャン・ロードレース）を狙う選手たちが多数出場。1.2kmコースを34周する40.8kmの戦いは、ワールドチームの選手たちを中心とした激しいアタック合戦が繰り広げられた。

その後形成された逃げ集団はヴィスマ・リースアバイクが先導するメイン集団に捉えられ、集団スプリントに入りDSMフィルメニッヒ・ポストNLが先頭で選手を揃える。しかし勝負を任せられたフランシスカ・コッホ（ドイツ）のスピードが伸びないなか、ジョージア・ベイカー（オーストラリア、リブ・アルウラー・ジェイコ）との競り合いをニンケ・フェインホーフェン（オランダ、ヴィスマ・リースアバイク）が下し、勝利を掴み取った。

フェインホーフェンはオランダ出身で、今年プロ2年目を迎えた19歳。この勢いのまま、同じく集団スプリントが予想されるディーキンユニバーシティでワールドツアー初勝利を狙う。

2位はベイカー、3位にはローレッタ・ハンソン（オーストラリア、リドル・トレック）が入っている。