ラクラン・モートンが再チャレンジでエベレスティング新記録を樹立

前回記録が無効となったラクラン・モートン（オーストラリア、EFプロサイクリング）が早くもエベレスティングに再チャレンジ。7時間29分57秒で獲得標高8848mを登りきり正式記録を打ち立てた。

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ラクラン・モートン（オーストラリア、EFプロサイクリング） photo:Kei Tsuji
エベレストと同じ8,848mを登り、その登坂時間を競うチャレンジ「エベレスティング」。ラクラン・モートン（オーストラリア、EFプロサイクリング）は6月13日に7時間32分54秒で達成したものの、エベレスティングを管理するHell500は、モートンの獲得標高が約450m足りなかったとして新記録が無効であると発表。そこから僅か1週間かからず再びモートンはチャレンジに挑んだ。

STRAVAデータによれば、モートンはコロラド州フォートコリンズに近い、標高2200mオーバーの登坂区間（距離1.69km/獲得標高189m/平均勾配11%）を登ること48回。最終的に獲得標高8848mを7時間29分57秒でクリアしたモートンは、キーガン・スウェンソンの持ちタイム7時間40分を大きく上回り新記録を樹立した。

CyclingTipsによれば、エベレスティングを管理するHell500はこの記録を公式記録として確認したという。レース休止中の中で注目されるエベレスティングだが、モートンの記録に挑戦する選手が現れるかどうかにも注目したいところだ。

text:So.Isobe