ツアー・オブ・カリフォルニアは総合優勝を導きだす2日間へ。唯一の個人TTは降雪のためコース変更となり、10.6kmのショートコースに。持ち味のスピードを活かしたペーター・サガンが優勝を飾った。
スタートを切るペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ) photo:CorVos
タイムトライアルを走るペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ) photo:www.amgentourofcalifornia.comここまで4つのスプリントステージと1つの山岳ステージを終え、いよいよツアー・オブ・カリフォルニア(UCI2.HC)は総合順位を占う個人タイムトライアルと頂上フィニッシュの2日間に直面した。
3位と好走したジュリアン・アラフィリップ(フランス、エティックス・クイックステップ) photo:www.amgentourofcalifornia.com5月15日に開催された第6ステージ個人タイムトライアル。当初は州南部のビッグベアレイクを半周する24.2kmのコースを予定していたものの、現地は気温2℃で積雪が観測されたため、急遽200kmほど離れた場所で開催されることとなった。
セルジオルイス・エナオモントーヤ(コロンビア、チームスカイ)はステージ7位 photo:www.amgentourofcalifornia.com新しく充てがわれたのはシックスフラッグス・マジックマウンテン遊園地を発着するフラットな10.62km。プロローグであっても不思議ではない短距離TTとなったため、タイムトライアルでの総合順位浮上を狙っていた選手にとっては難しいレースとなる。
気温16℃ほどの中、まず最速タイムを打ち出したのは26番手スタートのヨス・ファンエムデン(オランダ、ロットNLユンボ)。平均速度49.911km/hで駆け抜けホットシートにつくと、この後暫くトップタイムを維持する事に。
好走したジュリアン・アラフィリップ(フランス、エティックス・クイックステップ)やジョセフ・ロスコプフ(アメリカ、BMCレーシング)もファンエムデンのタイムには届かなかったが、目覚ましい走りを見せたのは、最後から2番目にスタートしたペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ)。
「距離が短くなったので僕向きになった」と後に語るサガンは、ただ一人平均速度50km/hオーバーで走り切ってトップタイムフィニッシュ。最終走者のトムス・スクジンス(ラトビア、ヒンカピーレーシング)が46秒遅れのステージ34位に終わったため、総合順位でも逆転し、イエロージャージを手に入れた。
唯一平均速度50km/h台に乗せたペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ) photo:www.amgentourofcalifornia.com
祝福を受けるペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ) photo:www.amgentourofcalifornia.com
各賞ジャージ表彰 ペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ)が中央に立つ photo:CorVos
「総合首位に立ててとても嬉しい。明日の山岳ステージでも上手く走れると思う」と自信を述べるサガン。自身が持つカリフォルニアでの過去最多勝利数を13に伸ばし、ここまでの6ステージ中マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、エティックス・クイックステップ)が3勝、サガン2勝と勝ち星を分ける形となった。
翌第7ステージは、2011年に初登場した、50km弱にも渡る登りが続く超級山岳マウント・バルディがゴールに待ち構える。総合優勝を懸けたクライマーたちの戦いが繰り広げられる。
ツアー・オブ・カリフォルニア2015第6ステージ結果
個人総合成績
ポイント賞
マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、エティックス・クイックステップ)
山岳賞
トムス・スクジンス(ラトビア、ヒンカピーレーシング)
ヤングライダー賞
ジュリアン・アラフィリップ(フランス、エティックス・クイックステップ)
チーム総合成績
BMCレーシング
text:So.Isobe
photo:CorVos,www.amgentourofcalifornia.com




気温16℃ほどの中、まず最速タイムを打ち出したのは26番手スタートのヨス・ファンエムデン(オランダ、ロットNLユンボ)。平均速度49.911km/hで駆け抜けホットシートにつくと、この後暫くトップタイムを維持する事に。
好走したジュリアン・アラフィリップ(フランス、エティックス・クイックステップ)やジョセフ・ロスコプフ(アメリカ、BMCレーシング)もファンエムデンのタイムには届かなかったが、目覚ましい走りを見せたのは、最後から2番目にスタートしたペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ)。
「距離が短くなったので僕向きになった」と後に語るサガンは、ただ一人平均速度50km/hオーバーで走り切ってトップタイムフィニッシュ。最終走者のトムス・スクジンス(ラトビア、ヒンカピーレーシング)が46秒遅れのステージ34位に終わったため、総合順位でも逆転し、イエロージャージを手に入れた。



「総合首位に立ててとても嬉しい。明日の山岳ステージでも上手く走れると思う」と自信を述べるサガン。自身が持つカリフォルニアでの過去最多勝利数を13に伸ばし、ここまでの6ステージ中マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、エティックス・クイックステップ)が3勝、サガン2勝と勝ち星を分ける形となった。
翌第7ステージは、2011年に初登場した、50km弱にも渡る登りが続く超級山岳マウント・バルディがゴールに待ち構える。総合優勝を懸けたクライマーたちの戦いが繰り広げられる。
ツアー・オブ・カリフォルニア2015第6ステージ結果
1位 ペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ)
2位 ヨス・ファンエムデン(オランダ、ロットNLユンボ)
3位 ジュリアン・アラフィリップ(フランス、エティックス・クイックステップ)
4位 ジョセフ・ロスコプフ(アメリカ、BMCレーシング)
5位 ダニエーレ・ベンナーティ(イタリア、ティンコフ・サクソ)
6位 トム・ジーベル(アメリカ、オプタムp/bケリーベネフィット)
7位 セルジオルイス・エナオモントーヤ(コロンビア、チームスカイ)
8位 ジェイ・マッカーシー(オーストラリア、ティンコフ・サクソ)
9位 ロバート・ヘーシンク(オランダ、ロットNLユンボ)
10位 ダニエル・オス(イタリア、BMCレーシング)
2位 ヨス・ファンエムデン(オランダ、ロットNLユンボ)
3位 ジュリアン・アラフィリップ(フランス、エティックス・クイックステップ)
4位 ジョセフ・ロスコプフ(アメリカ、BMCレーシング)
5位 ダニエーレ・ベンナーティ(イタリア、ティンコフ・サクソ)
6位 トム・ジーベル(アメリカ、オプタムp/bケリーベネフィット)
7位 セルジオルイス・エナオモントーヤ(コロンビア、チームスカイ)
8位 ジェイ・マッカーシー(オーストラリア、ティンコフ・サクソ)
9位 ロバート・ヘーシンク(オランダ、ロットNLユンボ)
10位 ダニエル・オス(イタリア、BMCレーシング)
12'31"
+15"
+19"
+20"
+22"
+26"
+27"
+28"
+15"
+19"
+20"
+22"
+26"
+27"
+28"
個人総合成績
1位 ペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ)
2位 トムス・スクジンス(ラトビア、ヒンカピーレーシング)
3位 ジュリアン・アラフィリップ(フランス、エティックス・クイックステップ)
4位 ジョセフ・ロスコプフ(アメリカ、BMCレーシング)
5位 セルジオルイス・エナオモントーヤ(コロンビア、チームスカイ)
6位 ジェイ・マッカーシー(オーストラリア、ティンコフ・サクソ)
7位 ロバート・ヘーシンク(オランダ、ロットNLユンボ)
8位 ベン・キング(アメリカ、キャノンデール・ガーミン)
9位 ディオン・スミス(オーストラリア、ヒンカピーレーシング)
10位 アイマル・スベルディア(スペイン、トレックファクトリーレーシング)
2位 トムス・スクジンス(ラトビア、ヒンカピーレーシング)
3位 ジュリアン・アラフィリップ(フランス、エティックス・クイックステップ)
4位 ジョセフ・ロスコプフ(アメリカ、BMCレーシング)
5位 セルジオルイス・エナオモントーヤ(コロンビア、チームスカイ)
6位 ジェイ・マッカーシー(オーストラリア、ティンコフ・サクソ)
7位 ロバート・ヘーシンク(オランダ、ロットNLユンボ)
8位 ベン・キング(アメリカ、キャノンデール・ガーミン)
9位 ディオン・スミス(オーストラリア、ヒンカピーレーシング)
10位 アイマル・スベルディア(スペイン、トレックファクトリーレーシング)
22h15'23"
+28"
+45"
+49"
+55"
+56"
+58"
+1'03"
+1'04"
+28"
+45"
+49"
+55"
+56"
+58"
+1'03"
+1'04"
ポイント賞
マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、エティックス・クイックステップ)
山岳賞
トムス・スクジンス(ラトビア、ヒンカピーレーシング)
ヤングライダー賞
ジュリアン・アラフィリップ(フランス、エティックス・クイックステップ)
チーム総合成績
BMCレーシング
text:So.Isobe
photo:CorVos,www.amgentourofcalifornia.com
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