8月24日に開幕するブエルタ・ア・エスパーニャ2013年大会の出場チームを主催者Unipblicが発表した。UCIプロチーム19チームに加え、招待枠としてカハ・ルラル(スペイン)、コフィディス(フランス)、ネットアップ・エンデューラ(ドイツ)が選出された。

UCIプロチーム数が19チームとなったことで、主催者招待枠のワイルドカードは4から3チームに。
スペイン唯一のプロコンチネンタルチーム ”カハ・ルーラル”は昨年に続いての出場。
フランスのコフィディスは6年連続出場だ。2007年から2011年まで山岳賞を4年連続で獲得したダヴィ・モンクティエ(フランス)の功績とチームスポンサーのコフィディス社がブエルタ・ア・エスパーニャ自体のスポンサーをつとめていることで招待枠は強固なものに。

ブエルタ・ア・エスパーニャ2013の出場枠を獲得したネットアップ・エンデューラ(ドイツ)ブエルタ・ア・エスパーニャ2013の出場枠を獲得したネットアップ・エンデューラ(ドイツ) Team NetApp- Endura昨年まで3年連続出場したアンダルシア(スペイン)の解散で空いた穴を射止めたのはドイツ唯一のプロチーム、ネットアップ・エンデューラ。昨年はジロ・デ・イタリアに招待されグランツールに初出場したドイツのUCIプロコンチネンタルチーム「チームネットアップ」と、イギリスのUCIコンチネンタルチームの「エンデューラレーシング」が合併して生まれ変わったチームだ。

チームマネジャーのラルフ・デンク氏は初出場の喜びを次のようにコメント。「今シーズン、グランツールを走れることをいつも固く信じてきた。昨年のジロではイタリアにルーツのない唯一のチームとして走った。ツールでは最終選考に残った。そしてとうとうブエルタに選ばれた。チームの皆は興奮している。今からブエルタが待ちきれない」。

ブエルタ・ア・エスパーニャ2013は8月24日にガリシア地方で開幕し、9月15日までの3週間に渡って開催される。

第68回ブエルタ・ア・エスパーニャ出場チーム
UCIプロチーム19チーム(自動選出)

アージェードゥーゼル(フランス)
アスタナ(イタリア)
ブランコプロサイクリング(オランダ)
BMCレーシングチーム(アメリカ)
キャノンデールプロサイクリング(イタリア)
エウスカルテル・エウスカディ(スペイン)
FDJ(フランス)
ガーミン・シャープ(アメリカ)
カチューシャ(ロシア)
ランプレ・メリダ(イタリア)
ロット・ベリソル(ベルギー)
モビスター(スペイン)
オメガファーマ・クイックステップ(ベルギー)
オリカ・グリーンエッジ(オーストラリア)
レディオシャック・レオパード(ルクセンブルク)
スカイプロサイクリング(イギリス)
アルゴス・シマノ(オランダ)
サクソ・ティンコフ(デンマーク)
ヴァカンソレイユ・DCM(オランダ)

ワイルドカード(主催者招待チーム)3チーム
カハ・ルラル(スペイン)
コフィディス(フランス)
ネットアップ・エンデューラ(ドイツ)

text:Makoto.AYANO
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