「ルートラボ以後」のルート作成・共有サービスを紹介していく連載企画。vol.1で紹介した5つのサービスのもうちょっと詳しい機能や使い方を紹介していきます。それではGarmin Connectから。



まずはサインインしてみようまずはサインインしてみよう
まずはGarmin Connectへとアクセス。既にアカウントをお持ちの方はログイン、アカウントをお持ちでない方は、アカウントを作成する必要がある。メールアドレスを登録する、通常の登録方法以外にも、各種SNSのアカウントでサインインすることも可能となっている。

アカウントを作成できれば、主要な用途を問われる画面が出てくる。ここは上から2つ目の「フィットネス」を選択し、右下の「ダッシュボードを作成する」ボタンを押してほしい。ガーミンユーザーであれば、デバイスと同期して様々な便利な機能が用意されているGarmin Connectだが、今回の記事ではルート作成機能に焦点を絞って説明していく。

Garmin Connectのトップページともいえる”ダッシュボード” 赤で囲ったトレーニング→コースの順にクリックしていこうGarmin Connectのトップページともいえる”ダッシュボード” 赤で囲ったトレーニング→コースの順にクリックしていこう
ログインした画面は「ダッシュボード」と呼ばれる画面だが、その左端に黒い帯がある。そちらにカーソルを持っていくと、メニューバーが開くはずだ。いろいろなメニューがあるが、真ん中あたりの"トレーニング"をクリック、サブメニューが開いた中の"コース"をクリックすればコース画面に移動できる。

コース画面では、コースの作成やインポート、他のユーザーが公開しているコースの閲覧が可能となっている。それではコースを作ってみよう。

画面の真ん中から少し左下あたりにある、"コースの作成"をクリックすると、コースタイプの選択と、描画方法という画面が出てくる。走るルートの種類に応じたコースタイプを選択し、描画方法はカスタムにチェックを入れたまま"続行"ボタンをクリック。

コースの作成ボタンを押してコース作成を開始しようコースの作成ボタンを押してコース作成を開始しよう
コースタイプと描画方法を選択するコースタイプと描画方法を選択する
するとルート作成画面が表示されるはずだ。右上の"居住地"と書かれているウインドウにスタート地点に近い地名を入力すれば、地図を即座に移動させることが出来る。任意の場所をマップ上でクリックすれば、そこがスタート地点となる。

スタート地点を設定した後は、ルートラボと操作方法はほぼ変わらない。経由地をクリックしていくことで、自動的にルートが描画されていく。右上にある「カスタム描画」ボックスは、細かくルートが想像できているときは、"道をたどる"にチェックを入れておくと使いやすいだろう。デフォルトの"Popularity Routing"はGarmin Connectにアップロードされた走行ログをベースに、人気のルートを優先してつないでいくというもの。大まかな経由地のみが決まっており、土地勘がないコースであれば、こちらがオススメだ。フリーハンドは、コースポイントを直線で結ぶモードのことだ。

スタート地点を決めたあとは、経由点をクリックしていくと自動的にコースが引かれるスタート地点を決めたあとは、経由点をクリックしていくと自動的にコースが引かれる
公園を通る箇所があったので修正してみよう公園を通る箇所があったので修正してみよう 赤で囲った部分が新たに追加されたコースポイントだ赤で囲った部分が新たに追加されたコースポイントだ


作業は"取り消し"ボタンで一工程ずつ戻ることができるほか、ルートの途中をドラッグすることでコースを編集することも可能。また、往復で同じコースを描く場合に、往路を設定すれば自動的に復路を引いてくれる"往復"機能や、最後に設定したコースポイントからスタート地点へ戻るルートを自動で提案してくれる"ループして開始"機能など、便利な機能も用意されている。ルートが完成したらルート名を設定し、保存すればコースの作成は完了だ。

公開設定を切り替えたのち、共有ボタンを押してみよう公開設定を切り替えたのち、共有ボタンを押してみよう
ページリンクを共有することでコースをシェアできるページリンクを共有することでコースをシェアできる ブログなどに埋め込めるコードも発行できるブログなどに埋め込めるコードも発行できる


ルートを友人などと共有したいという場合は、まずルートを公開状態に切り替える必要がある。ページ左側に表示される高低図の下側にある"公開に切り替え"をクリックすると、ルートが全体へ公開される。

すると、更にその下に現れる"共有"ボタンをクリックすれば、共有用リンクおよび埋め込み用コードが表示される。これで、作成したルートを仲間たちとシェアできる。

以上が、Garmin Connectにおけるルート作成・共有方法となる。次回はSTRAVA ルートビルダーを紹介していく予定だ。