2018/02/17(土) - 09:21
第2世代に進化したスペシャライズドのグラベルロード「Diverge」のラインアップにS-Worksグレードのモデルが登場。ロードレーサーと遜色ない重量、オンもオフも快適に走ることが出来るジオメトリー、最上位にふさわしいパーツアセンブルが魅力の1台を紹介しよう。
スペシャライズド S-Works Diverge (c)スペシャライズド・ジャパン
ペテル・サガンがオフロードを自由に走り回る動画で注目を集めたスペシャライズドのグラベルロード「Diverge（ディヴァージュ）」。（動画は記事末尾に掲載）。第2世代となった今作はグラベルライドを中心とした遊びやアドベンチャー要素が強くなった。速くかつ快適にグラベルを攻められるような設計が与えられた。
「ドロップハンドルの限界を広げるバイク」と銘打たれた新型は、ジオメトリーが新たにゼロから開発された。前作よりも0.5cmほど低いBBハイト、寝かせ気味のヘッドアングルを採用することで安定感を高めている。一方で、チェーンステーとホイールベースは短く設計されており、コーナリング時の回頭性を向上。シングルトラックでの切り返しも素早く行うことができそうだ。
35mmトラベルのドロッパーシートポストが搭載されており、舗装路/未舗装路どちらでも最適なポジションで乗ることが出来る (c)スペシャライズド・ジャパン
オフロード走行にマッチした硬さのバネがアセンブルされるFuture Shockが備えられる (c)スペシャライズド・ジャパン
ドライブトレインはオフロード仕様としては定番となりつつあるフロントシングルだ (c)スペシャライズド・ジャパン
ステアリングコラムに内蔵されるサスペンションシステム”Future Shock”を採用するが、エンデュランスロードRoubaixで使用されたものとは異なり、固めに調整されたオフロード版スプリングを採用することで、大きな凹凸や障害物を乗り越えた際の底づきを抑え、路面状況の機微を感じ取りつつ、大きな衝撃は和らげるという味付けに。
タイヤクリアランスは700×42mmもしくは650b×47mmというタイヤをアセンブルできるほど広く取られている。ノブ付きタイヤでオフロード重視のバイクに仕立てることも、エアボリュームが大きく快適な乗り心地を演出する650bサイズのスリックタイヤを装着しても良いだろう。
工具や替えチューブなどを収納できるSWATシステムを搭載する (c)スペシャライズド・ジャパン
シートチューブにモデル名があしらわれる (c)スペシャライズド・ジャパン
ストレージ容量もボトルケージ3箇所+工具やチューブを含むSWATシステムを搭載するなど拡大されている。加えて、フェンダーマウントも備えられているなど、自分のスタイルにあわせて自転車をカスタムしやすい拡張性を持った一台だ。身軽な装備でトレイルを攻めることも可能である一方、荷物やフェンダーを搭載したツーリングも楽しめる懐の深さが魅力だ。
今回、DivergeのS-WORKSグレードがついにラインアップに追加された。スペシャライズドの誇る最上位グレードのアドベンチャーバイクは、フレーム重量が900g弱というロードレーサーと言えるほど、アドベンチャーバイクとしては非常に軽量に仕上がっている。ダートでの走りやすさだけではなく、舗装路でもキビキビとした走りをみせてくれるだろう。
DIVERGEでグラベルを攻めるペテル・サガン（スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ） (c)スペシャライズド・ジャパン
S-WORKSならではのパーツ構成もポイントである。ドロッパーシートポストが装備されているため、オンロードではロードと同じような、オフロードでは余裕あるポジションでそれぞれ乗ることができる。クランクにはカーボン製のイーストン EC90 SLを、ホイールにはロヴァールのCLX 32 Discを採用している。コンポーネントはシマノ XTR Di2のフロントシングル仕様。価格は1,026,000円（税込）。
最先端であり、最高級のグラベルロードとして君臨するS-WORKS Diverge。ロードレーサーに近いスペックを有しているため、オンロードでの走行性能はエンデュランスレーサーに迫りつつ、独自のサスシステムによって、オフロードも不安なく楽しめる。そんな、走る場所を選ばない自由さが魅力の一台だ。
スペシャライズド S-Works Diverge
フレーム：S-Works FACT 11r carbon, Open Road Geometry, 12x142mm thru-axle, Future Shock Progressive suspension, 20mm of travel, flat mount disc
フォーク：S-Works FACT carbon, flat mount disc, 12x100mm thru-axle
ホイール：Roval CLX 32 Disc, carbon rim, 32mm depth, Roval AFD Hub, CeramicSpeed bearings
タイヤ：Specialized Trigger Pro, 60 TPI, 2Bliss Ready, folding bead, 700x38mm
クランクセット：Easton EC90 SL Carbon
チェーンリング：Easton direct mount 42T
ボトムブラケット：CeramicSpeed 386 EVO
シフトレバー：Shimano R785 Di2, hydraulic disc
リアディレーラー：XTR Di2 M9050, 11-speed
カセットスプロケット：Shimano XTR, 11-speed, 11-40t
チェーン：Shimano Dura-Ace,11-speed
ブレーキ：Shimano RS805, hydraulic disc
ハンドルバー：S-Works Carbon Hover Drop, 125x75mm
サドル：Body Geometry S-Works Phenom, carbon rails, 143mm
シートポスト：Command Post XCP, 27.2mm, 35mm of travel
サイズ：48、52、54、56
カラー：サテングロスオイル/グロスライトシルバー
価 格：1,026,000円（税込）
製品情報： http://www.specialized-onlinestore.jp/shop/g/g95418-2148/?utm_source=Be…
スペシャライズド S-Works Diverge (c)スペシャライズド・ジャパンペテル・サガンがオフロードを自由に走り回る動画で注目を集めたスペシャライズドのグラベルロード「Diverge（ディヴァージュ）」。（動画は記事末尾に掲載）。第2世代となった今作はグラベルライドを中心とした遊びやアドベンチャー要素が強くなった。速くかつ快適にグラベルを攻められるような設計が与えられた。
「ドロップハンドルの限界を広げるバイク」と銘打たれた新型は、ジオメトリーが新たにゼロから開発された。前作よりも0.5cmほど低いBBハイト、寝かせ気味のヘッドアングルを採用することで安定感を高めている。一方で、チェーンステーとホイールベースは短く設計されており、コーナリング時の回頭性を向上。シングルトラックでの切り返しも素早く行うことができそうだ。
35mmトラベルのドロッパーシートポストが搭載されており、舗装路/未舗装路どちらでも最適なポジションで乗ることが出来る (c)スペシャライズド・ジャパンオフロード走行にマッチした硬さのバネがアセンブルされるFuture Shockが備えられる (c)スペシャライズド・ジャパンドライブトレインはオフロード仕様としては定番となりつつあるフロントシングルだ (c)スペシャライズド・ジャパンステアリングコラムに内蔵されるサスペンションシステム”Future Shock”を採用するが、エンデュランスロードRoubaixで使用されたものとは異なり、固めに調整されたオフロード版スプリングを採用することで、大きな凹凸や障害物を乗り越えた際の底づきを抑え、路面状況の機微を感じ取りつつ、大きな衝撃は和らげるという味付けに。
タイヤクリアランスは700×42mmもしくは650b×47mmというタイヤをアセンブルできるほど広く取られている。ノブ付きタイヤでオフロード重視のバイクに仕立てることも、エアボリュームが大きく快適な乗り心地を演出する650bサイズのスリックタイヤを装着しても良いだろう。
工具や替えチューブなどを収納できるSWATシステムを搭載する (c)スペシャライズド・ジャパンシートチューブにモデル名があしらわれる (c)スペシャライズド・ジャパンストレージ容量もボトルケージ3箇所+工具やチューブを含むSWATシステムを搭載するなど拡大されている。加えて、フェンダーマウントも備えられているなど、自分のスタイルにあわせて自転車をカスタムしやすい拡張性を持った一台だ。身軽な装備でトレイルを攻めることも可能である一方、荷物やフェンダーを搭載したツーリングも楽しめる懐の深さが魅力だ。
今回、DivergeのS-WORKSグレードがついにラインアップに追加された。スペシャライズドの誇る最上位グレードのアドベンチャーバイクは、フレーム重量が900g弱というロードレーサーと言えるほど、アドベンチャーバイクとしては非常に軽量に仕上がっている。ダートでの走りやすさだけではなく、舗装路でもキビキビとした走りをみせてくれるだろう。
DIVERGEでグラベルを攻めるペテル・サガン（スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ） (c)スペシャライズド・ジャパンS-WORKSならではのパーツ構成もポイントである。ドロッパーシートポストが装備されているため、オンロードではロードと同じような、オフロードでは余裕あるポジションでそれぞれ乗ることができる。クランクにはカーボン製のイーストン EC90 SLを、ホイールにはロヴァールのCLX 32 Discを採用している。コンポーネントはシマノ XTR Di2のフロントシングル仕様。価格は1,026,000円（税込）。
最先端であり、最高級のグラベルロードとして君臨するS-WORKS Diverge。ロードレーサーに近いスペックを有しているため、オンロードでの走行性能はエンデュランスレーサーに迫りつつ、独自のサスシステムによって、オフロードも不安なく楽しめる。そんな、走る場所を選ばない自由さが魅力の一台だ。
スペシャライズド S-Works Diverge
フレーム：S-Works FACT 11r carbon, Open Road Geometry, 12x142mm thru-axle, Future Shock Progressive suspension, 20mm of travel, flat mount disc
フォーク：S-Works FACT carbon, flat mount disc, 12x100mm thru-axle
ホイール：Roval CLX 32 Disc, carbon rim, 32mm depth, Roval AFD Hub, CeramicSpeed bearings
タイヤ：Specialized Trigger Pro, 60 TPI, 2Bliss Ready, folding bead, 700x38mm
クランクセット：Easton EC90 SL Carbon
チェーンリング：Easton direct mount 42T
ボトムブラケット：CeramicSpeed 386 EVO
シフトレバー：Shimano R785 Di2, hydraulic disc
リアディレーラー：XTR Di2 M9050, 11-speed
カセットスプロケット：Shimano XTR, 11-speed, 11-40t
チェーン：Shimano Dura-Ace,11-speed
ブレーキ：Shimano RS805, hydraulic disc
ハンドルバー：S-Works Carbon Hover Drop, 125x75mm
サドル：Body Geometry S-Works Phenom, carbon rails, 143mm
シートポスト：Command Post XCP, 27.2mm, 35mm of travel
サイズ：48、52、54、56
カラー：サテングロスオイル/グロスライトシルバー
価 格：1,026,000円（税込）
製品情報： http://www.specialized-onlinestore.jp/shop/g/g95418-2148/?utm_source=Be…
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