台湾のアクセサリーブランド、FOURIERS(フォーリアーズ)の国内展開が開始される。今回紹介するのはMTB10速スプロケットに組み込む歯数40T、42Tのビッグコグだ。カラフルな色合いもグッド。取り扱りはトライスポーツ。



フォーリアーズ MTBスプロケット CR-DX004(40T取り付けイメージ)フォーリアーズ MTBスプロケット CR-DX004(40T取り付けイメージ) photo:Makoto.AYANO
軽量化やメカトラブルのリスク低減といった様々な理由から、クロスカントリーを中心に広まったフロントシングル化。それに伴って、カセットスプロケットのギア比もワイド化する傾向にあるが、現在のところ、大手メーカーの製品で40T以上のスプロケットが用意されているのは11速化を果たしたハイエンドモデルにとどまっている。

フロントシングル化にあわせて40T以上のスプロケットを使いたいが、コンポーネントのアップグレードには少し踏み出せないというライダーも多いはず。そんな悩みに応えてリリースされたのが、今回紹介するフォーリアーズのMTBスプロケット「CR-DX004」である。手持ちの10速スプロケットのロー側に本製品をアッセンブルすることで、ワイドレンジ化を実現してくれるギアだ。

ラインナップには40Tと42Tという2種類が揃うラインナップには40Tと42Tという2種類が揃う photo:Makoto.AYANOギア板中央部は厚くなっておりスペーサーは不要となっているギア板中央部は厚くなっておりスペーサーは不要となっている photo:Makoto.AYANO

フォーリア―ズ MTBスプロケット CR-DX004 取り付けイメージフォーリア―ズ MTBスプロケット CR-DX004 取り付けイメージ photo:Makoto.AYANO通常のスプロケットとスポークとのクリアランスは変わらない通常のスプロケットとスポークとのクリアランスは変わらない photo:Makoto.AYANO

16TとB-tension screwが付属する16TとB-tension screwが付属する photo:Makoto.AYANO17T、スペーサー、15Tの代わりに、付属する16Tをインサートする17T、スペーサー、15Tの代わりに、付属する16Tをインサートする photo:Makoto.AYANO


単にギアを1枚抜いてCR-DX004を追加するだけではなく、変速性能を考慮し15Tと17Tの間にあるスペーサーの代わりに、付属する16Tをセットする。「13-16-19T(11-36Tの場合)」というセッティングにすることでスムーズな変速をサポートしてくれる。

素材は強度と耐久性を重視して7075アルミ合金を採用。ラインナップには40Tと42Tという2種類が用意されており、いずれも対応カセットスプロケットはシマノの10スピード、XTの現行モデル「CS-M771(11-36)」とXTRの旧モデル「M980(11-36)」。なお、17Tと15Tが一体となっているシマノ SLXグレードには使用できない。

CR-DX004には色鮮やかなカラーアルマイト加工が施されており、バイクのアクセントにもぴったりだ。カラーバリエーションは黒、赤、金、グレー、青、緑、オレンジという7カラー。重量は40Tが63g、42Tが68g(いずれも実測値)、付属の16Tが20g。価格は7,200円(税別)。

カラーは全7色の展開(左奥から、黒、グレー、青、緑、赤、オレンジ、金)カラーは全7色の展開(左奥から、黒、グレー、青、緑、赤、オレンジ、金) photo:Makoto.AYANO


フォーリア―ズ MTBスプロケット CR-DX004(40T、42T)
素材:7075アルミ合金
歯数:40T、42T
重量:63g(40T)、68g(42T、いずれも実測値)
カラー:黒、赤、金、グレー、青、緑、オレンジ
付属品:16T、B-tension screw
対応スプロケット:シマノ CS-M771(11-36T)、RM980(11-36T)
価格:7,200円(税別)