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まるいち 丁田店

レトロモダンな和風ショップが目印 中部地区初のトレックコンセプトストア
名古屋から名鉄電車を乗り継いで40〜50分ほど、車なら国道38号線岡崎バイパスを使っておよそ1時間ほどの距離にある愛知県西尾市。古くは三河国と呼ばれ、山河ある豊かな自然が多くの残るこの地、名鉄西尾駅から歩いて10分ほどの市道沿いに店舗を構えるトレックコンセプトストアが「まるいち丁田店」だ。

西尾市内に御城下店(本店)、上町店とほかに2店舗を展開し、創業およそ60年という歴史をもつ自転車専門店「まるいち」が従来の店舗を改装し、2013年の4月20日に新規オープンさせたばかりという新しい店舗。トレックコンセプトストアとしては全国で30店舗目、中部地区初の出店となる。

土倉づくりの商店をイメージした白と木目調の外壁、とび色の屋根、印象的なひらがな表記の看板のまるいち丁田店。店内も外観と違わず木柱を多用したレトロモダンな雰囲気が、訪れるユーザーに安心感を与えてくれる。もし自転車を置いていなかったら、お洒落なカフェかアパレルショップと言われても十分に通用する作り込みだ。
木を多用したレトロモダン調のショップ内装はいるだけで気持ちがいい
クロスバイクも豊富に展示
ホイールはシマノとマヴィックを揃える。デュラエースホイールはラインナップも豊富
2フロアをあわせておよそ100坪ほどの広い売り場面積を持つまるいち丁田店。中央部に吹き抜けを持つ天井の高い1階部分は、メカニックスペースも合わせて用意されるメインフロアとなり、トレックの展示バイクやパーツ、ウェアなどが取り揃えられる。階段を上がった先のスペースにはMTBコーナーと試乗/展示ホイールコーナーが設けられ、合わせて休憩スペースも用意されている。

機械油ではなく、ニスの香りがほのかに漂うショップ店内には常時50台ほどのバイクが展示販売され、特にロードバイクとクロスバイクの在庫量が豊富だ。クロスバイクは全ての車種を取り揃え、「これからスポーツバイクを始めたい方へのサポートに注力している」というお店の姿勢が伺える。ロードバイクはマドン/ドマーネの2シリーズから最上級モデルのマドン7シリーズ(ベイパーコート車)まで展示。もちろん女性モデルも忘れられてはおらず、店内にはドマーネ4WSDの姿もある。

トレックコンセプトストアだけにパーツやアパレル、アクセサリー類はボントレガー/トレックのアイテムを多く取り揃える一方、様々なブランドのアイテムも広く取り扱う。大型店と比較すれば在庫の量こそ多くはないが、スタッフ自身が実際に使用しおススメ出来るセレクト商品がラインナップされるため、ビギナーでも自然とベストなチョイスができることだろう。

ホイールに関してはシマノのほとんどのラインナップを在庫。加えてマヴィックのハイパフォーマンスモデルも取り揃える。また、試乗用のホイールとしてシマノのデュラエースホイールを8セットも用意。ミドルグレードホイールの試乗は多くあっても、ホイールによって特性の異なるハイエンドモデルを試す事ができる機会はそう多くはない。これだけのホイールを揃えるコストや、性能や安全を維持する手間を度外視してユーザーが購入する安心感や満足感を追求するお店の姿勢は評価に値するものだろう。またショップの周囲に広がる三河湾に面した平坦路、三ヶ根山や茶臼山の峠道など、バラエティに富んだテストフィールドで存分に性能を味わえる事はまるいち丁田店ならではの魅力だ。
女性モデルも在庫している。写真はドマーネ4WSD
通勤通学などに便利なバッグ類は豊富に扱う
シマノ・バイクフィッティングを導入し、ベストフィットと最適なポジショニングを提供する
レーザーマーカーを導入してのクリート/シューズフィッティング
“まるいち”と言えば幅広いクラブ活動をしていることも1つの特徴だろう。強豪実業団チームを有しているためレーシング色の濃いイメージがあるものの、まるいち丁田店ではパンクや整備など入門用の講習会、初心者サイクリングなど、ビギナー向けのイベントにも力を入れている。商品のラインナップに加え、「これからスポーツバイクを始めたい方へのサポートに注力している」というお店の姿勢がクラブ活動にも見える。

MTBライド講習会を始め、年に1回長野・昼神温泉を目指す1泊2日のツーリングなどは毎回人気を博しているという。もちろんレース活動も盛んに行われているため、競技にチャレンジしてみたい方に対しても万全なサポート体制が約束されている。

地域に根ざしたショップを目指すまるいち丁田店では、他店で購入したバイクや、トレック以外の持ち込み修理も大歓迎だ。どんな些細な修理でも笑顔で対応してくれる。2名が同時に作業可能な広いメカニックスペースが用意され、スペシャルオーダーの手組みホイールなどにも対応してくる。今回のリニューアルにあたって、新たにBIKE FITのフィッティングシステムを導入し、ユーザーの体のケアや故障防止を目的とした施術を行っている事もセールスポイントに挙げられる。
まるいちがこだわるメカニック。様々なニーズに応える事ができる
手組ホイールのオーダーもOK
2台同時作業可能なメカニックブース。オープンな雰囲気だ
まるいちが創業以来大事にしていること、それは"お客様に最適な1台を提供すること"だ。「プロとして仕事に抜かりはありません。ホームページにも明記してありますが、こだわりをもって妥協しないことがまるいちのポリシーなんです」とは、お話を伺った岩永孝一店長。もちろん講習会などには積極的に出席し、新しい知識を取り入れる事を忘れない。補修・修理パーツの在庫が豊富なため、サイクリング途中の駆け込み寺的存在として使ってもらいたい、とも言う。

「店舗改装前は正直入りにくいお店だったと思います。レース指向も今よりもずっと強かったですし・・・。」とは岩永店長。「それがトレックコンセプトストアとしてリニューアルオープンして、かなり趣向は変わりました。ピュアレーシングな方のニーズとずれてしまったことは否めませんが、初老のご夫婦が2人でクロスバイクを求めにやってきてくれた事があったりと、新規のお客様も増えましたね。自転車の裾野を広げる上でも大事なことですし、とても嬉しく思っています。」

「もちろん今まで培ってきたお客様のネットワークだったり、みんなでレースやイベントを楽しんだり、そうした本質的に大事なことはこれからもずっと大切にしていくつもりです。まだリニューアルから2ヶ月ほどなため独自色は薄いのですが、今までのお客様、新しいお客様と共にお店を成長させていきたいですね。」と語る岩永店長が指揮を執るまるいち丁田店。

新しい一歩を踏み出したお店だが、60年の歴史に裏打ちされた確実性の高いメカニックサービスや厳選された商品ラインナップ、幅広いクラブ活動を通して、ユーザーのニーズに確実に対応し、安心や安全を提供出来るプロショップだと感じた。

そして、最近好評なのが「社長と朝まる」と題したモーニングライド。犬塚一彦社長はダイエット目的で自転車ライドを始めたが、今ではトライアスロンに出るほどの健康体スポーツマンに。でも、初心者に優しく走り方のてほどきをしながら、美味しいモノを求めて走りに行くというだれでも歓迎のお気楽ライド。「ぜひご一緒に走りましょう!」と気さくな社長は呼びかけている。
大型スクリーンを設置したプロジェクトワンコーナー
オークリーのアイウェア。量も多い
ガラスコーティングは人気のメニューだそう
なんでも揃い、ゆったり選べるパーツ・アクセサリーコーナー
店舗情報
郵便番号 
445-0062
住所 
愛知県西尾市丁田町杢左10-1
営業時間 
10:00~20:00
定休日 
毎週水曜日
TEL 
0563-55-3939
FAX 
0563-53-8001
ブログ更新情報
アクセス 
名鉄西尾線 西尾駅より徒歩10分
スタッフからのメッセージ
岩永孝一店長(右)と、メカニックの河井貴彦さん(左)
私が思うに、スポーツバイクというのは"買ってからが始まり"です。走る距離が伸びていくほどに新しい楽しみが次々と見つかるはずですし、仲間と一緒に走ればその楽しみは何倍にも増えて広がるものです。
全力でサポートできる体制が整っていますので、特にビギナーや女性の方にお気軽に来て頂きたいと思います。
また、「社長と朝まる」と題した犬塚社長が引率するライドは初心者にも優しいトレーニングライドで、美味しいものを食べに行くツーリングが大好評です。ぜひご一緒に健康に、そして美味しく、楽しく走ってください。
(岩永孝一店長)

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