全日本選手権の決戦前に世界のクロスカントリーを闘う日本のエリートライダーたちのバイクを紹介する。海外遠征を中心に活動する選手たちは、メインに29erバイクを使用している。今後は650Bバイクも登場するのか興味深いところだ。

山本幸平のスペシャライズドS-Works Stumpjumper Carbon29

山本幸平(スペシャライズドレーシングチーム)のスペシャライズドS-Works Stumpjumper Carbon29山本幸平(スペシャライズドレーシングチーム)のスペシャライズドS-Works Stumpjumper Carbon29

ワールドチームで走る山本幸平(スペシャライズドレーシングチーム)はスペシャライズドS-Works Stumpjumper Carbon29を八幡浜で使用した。。これとは別にフルサスのエピックも海外では使用している。コンポはスラムXX、ペダルはクランクブラザーズエッグビータを使用する。他のパーツは全てスペシャライズド製品となっている。

コンポはスラムXX、ペダルはクランクブラザーズ・エッグビーターを使用するコンポはスラムXX、ペダルはクランクブラザーズ・エッグビーターを使用する 身長の高い山本幸平(スペシャライズドレーシングチーム)でもステムは逆さに。コラムも短い身長の高い山本幸平(スペシャライズドレーシングチーム)でもステムは逆さに。コラムも短い


山本和弘のキャノンデール フラッシュカーボン29

山本和弘(キャノンデールレーシングチーム)のキャノンデールフラッシュカーボン29山本和弘(キャノンデールレーシングチーム)のキャノンデールフラッシュカーボン29

山本和弘(キャノンデールレーシングチーム)の海外遠征の相棒は、キャノンデールフラッシュカーボン29だ。26のフラッシュとは違い、フレームパイプが太くマッシブな印象だ。ホイールは北海道は釧路のショップ「サイクルガレージ パズ」がサポートする、NOTUBES ZTR 29er RACE GOLDリムを使用したハンドビルドのスペシャルホイールだ。スポークは一部キャノンデールグリーンで塗装されて、山本和弘専用を印象づける。

トップチューブ、ダウンチューブともに太いパイプが印象的だトップチューブ、ダウンチューブともに太いパイプが印象的だ サイクルガレージ パズが手がける、NOTUBES ZTR 29er RACE GOLDリムのスペシャルホイールサイクルガレージ パズが手がける、NOTUBES ZTR 29er RACE GOLDリムのスペシャルホイール


沢田時のブリヂストン・アンカー29erプロト

沢田時(ブリヂストン・アンカー)のブリヂストン・アンカー29erプロト沢田時(ブリヂストン・アンカー)のブリヂストン・アンカー29erプロト

ジュニアチャンプとして海外遠征をする沢田時(ブリヂストン・アンカー)は、発売未定の29erのプロトモデルを駆る。チームメイトの平野星矢も29erを使用している。
フォークはSRサンツアー・AXON、ハンドル等はシマノ・PRO。タイヤはサポートメーカーが無いため、選手の好みやコースによってあらゆる銘柄のタイヤをしているのがチームの特徴と言える。

フォークはSRサンツアー・AXON、タイヤは数多くの銘柄を使用しているフォークはSRサンツアー・AXON、タイヤは数多くの銘柄を使用している ハンドル・ステムはシマノPRO  フォークのロックアウトボタン付きハンドル・ステムはシマノPRO フォークのロックアウトボタン付き


片山梨絵のスペシャライズドFate Carbon29

片山梨絵(SPECIALIZED)のスペシャライズドFate Carbon29片山梨絵(SPECIALIZED)のスペシャライズドFate Carbon29

片山梨絵(SPECIALIZED)も29erのスペシャライズドFate Carbon29で世界のレースを走っている。中込由香里(team SY-Nak)ほどハンドルを下げる事はしていないようだ。それでも違和感はないとしている。特徴なのはクランクのギア板がシマノXTを加工して取り付けられている。

クランクのギア板は、変速性能を考えてシマノXTで38×24Tの組み合わせだクランクのギア板は、変速性能を考えてシマノXTで38×24Tの組み合わせだ 片山はストレートハンドルを使用している片山はストレートハンドルを使用している





text&photo:Akihiro.NAKAO

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