どうもどうも、ご存知の方も初めましての方もこんにちは。毎度お騒がせインコ、がめんだでございます。いやぁ~今年のジロも見所満載でしたね! その中でもインコが特に注目した場面をイラストとともに振り返ってみましょう!

路上に倒れたティラロンゴに萌えっ!
ステージ優勝を遂げて路上に倒れたティラロンゴ そこまで追い込めるなんて!(でもその倒れ方が可愛いかった・笑)ステージ優勝を遂げて路上に倒れたティラロンゴ そこまで追い込めるなんて!(でもその倒れ方が可愛いかった・笑) illustlation:がめんだ

まずは第7ステージ。『ティラロンゴ 2年連続のステージ勝利』
このステージは別府史之が逃げてポイントを獲得したステージでもありますが、注目はゴール後に倒れ込んだティラロンゴでしょう! 道路にバタリっと倒れ込むほど追い込んで勝利したステージですが、本人は去年コンタドールに譲ってもらった勝利のほうが価値があるとか。なんとも友だち想いの良い選手であります!

孤立するヘジダルに同情してしまった!
「誰も前を追わない・自分だけが追わなきゃいけない…。」まるで2011ツールのエヴァンスのような境遇のヘジダルでした「誰も前を追わない・自分だけが追わなきゃいけない…。」まるで2011ツールのエヴァンスのような境遇のヘジダルでした illustlation:がめんだ

次に第20ステージ。このステージはいろんなことがありすぎてもう…!ヘジダルの走りに脅威を感じた総合争いの皆さんが、自らの総合順位も危ないのに追走に協力的でなかったこととか。
とはいえ、結果的には協力しようにも余力がなかったのかな?、と。まさか最後の勝負用の脚を使ってまで追走はできないでしょうし。逆にこういう動きは、ヘジダルがグランツールを制する人物にふさわしいと、みんなが認めたってことになるんじゃないでしょうかっ。

ああ無情。たった1ポイント差でマリアロッサを失ったカヴ 
グルペットでゴールを目指しながらポイント賞ジャージをロドリゲスに奪われたことを知るカヴ。その心境たるや....。グルペットでゴールを目指しながらポイント賞ジャージをロドリゲスに奪われたことを知るカヴ。その心境たるや....。 illustlation:がめんだ

同じく第20ステージで、ポイント賞がカヴェンディッシュから1ポイント差でロドリゲスに移ったことに注目! グルペットでチーマコッピをのぼってくるカヴェンディッシュが、レース途中にも関わらず心が折れてしまわないか心配でした。それでも最終日まできっちり走り通した彼は、またひとつ大人の階段を上ったに違いありません(?)。

友、チームメイトが支えあう。これぞ美しいレースの人間ドラマ
ホアキン・ロドリゲスは亡き友シャビエル・トンドを偲んで肩につけた喪章にキス バッソを支え続けたリクイガス、デヘントを送り出したカラーラ。ロードレースは人の支え合いですねホアキン・ロドリゲスは亡き友シャビエル・トンドを偲んで肩につけた喪章にキス バッソを支え続けたリクイガス、デヘントを送り出したカラーラ。ロードレースは人の支え合いですね illustlation:がめんだ

最後にまとめてざざっと。これまた第20ステージで、チームメイトのデヘントを、自分はフラフラしながらもドンと背中を押して送り出したマッテーオ・カラーラにグッときましたねぇ。その想いに応えてステージを獲ったデヘントもすごいっ!
ジロ期間中、ずっとバッソを支え続けリクイガスチームにも感動!「オレ達あってのエースだぜ」みたいな気概もあるのかもしれませんね。
最終日の個人タイムトライアルで、16秒差でマリアローザを失ったホアキン・ロドリゲス。第17ステージでは、ゴール後に亡き友シャビエル・トンドを偲んで肩につけた喪章にキス…。泣けます!

以上、簡単ではございますが、インコなりに注目&感動した場面をお送りしました。それでは皆様、またいつかお会いしましょう?!


illustlation&text : がめんだ