未知谷(みちたに)から「ジロ・ディ・イタリア 峠と歴史」が5月9日に出版される。著者は欧州自転車レースの歴史分析家、安家達也さん。

本書にはセストリエーレ、モルティローロ、ステルヴィオ、ガヴィア、ポルドイ、トレ・チーメ・ディ・ラバレードなど、ジロファンにはおなじみとなった峠が登場する。

アペニン山脈、アルプス西・中央・東部と、地域ごとに分けられた章で、ジロの名勝負の舞台となってきた峠を取り上げていく。

その峠の地域的特徴、そして歴史上の名勝負。ジロに登場する様々な峠をキーに、過去の古い時代から2008年までのジロの様々なエピソードが紹介される。今年、百周年を迎えるジロ。ツールとの違い、そしてより深いジロへの理解の助けとなりそうだ。

背表紙の紹介文より

二大ツールの一つ、ジロ・ディ・イタリア。聳える峠に刻まれる数々のドラマ、逸話、選手たちの名勝負。

2009年5月、GIROも百周年を迎える。ジラルデンゴ、バルタリ、コッピ、ゴォルからブーニョ、パンターニ、シモーニ、バッソまで、時空を超えて読み解くジロの歴史とエピソード。
自転車ロードレースをもっと知りたい、愉しみたい! すべての自転車ファンへ!!!

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ジロ・ディ・イタリア 峠と歴史
2,625円(税込み・本体価格2500円)
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