2017/12/05(火) - 09:55
カナディアンバイクブランドのサーヴェロから、今年フルモデルチェンジを果たしたRシリーズの末弟グレード「R2」が新登場。エアロロードSシリーズのバリューモデル「S2」も新たなカラーリングとアセンブルにてラインアップしている。
サーヴェロ R2 105 (c)東商会
今年フルモデルチェンジを果たしたサーヴェロのオールラウンドモデル「Rシリーズ」。ディメンションデータが使用するトップモデルR5、セカンドモデルとなるR3ともにフレーム形状や細部のディテールに大幅なアップデートを加えてデビューした。その流れを受けて、末弟モデルとなるR2も今回フルモデルチェンジを果たした。新型R3と同様のフレーム形状とジオメトリーを採用しつつカーボン素材のグレードを落とすことで、よりリーズナブルな価格を実現したモデルとなる。
フレーム形状は新型R3と全く同一の設計となり、同社のエアロロードであるSシリーズにも似た極太のダウンチューブに加え、BB部分やチェーンステーなど全体的にボリュームアップが図られたフレームデザインを採用する。加えて各チューブには円形と角型を組み合わせた「スクオーバルマックス」と呼ばれるサーヴェロ独自の断面形状を使用。新型R5とR3にも搭載されたこのチューブによってエアロ性能や剛性、軽量性といった要素をバランス良く両立させた。
Sシリーズにも似たエアロでボリュームのあるダウンチューブは新型Rシリーズの大きな特徴 (c)東商会
フォーク裏にサーヴェロロゴ、チェーンステーにモデル名ロゴが白抜きで入るデザイン (c)東商会
タイヤクリアランスの拡張も行われ、最大28mm幅のワイドタイヤを使用できるようになった。太めのタイヤを装着することで、悪路における走破性やグリップ力、そして快適性の向上が期待できる。もちろんRシリーズ伝統の極細シートステーによって、フレーム自体にも高い振動吸収性が与えられている。
ジオメトリーはプロレースを前提としたR5とは異なり、R3と同様に幅広いサイクリストにフィットするよう考えられた設計。ホイールベースを長く、BBドロップを低く設定することで直進安定性を向上させており、より安心感の強いバイクとして完成した。
R2の販売は完成車のみとなり、コンポーネントはシマノ105をフル装備。ホイールもシマノのWH-RS010をアセンブルし、シマノ製品で固められた信頼度の高いパーツ構成となる。サイズは48、51、54、56の4種類。カラーはレッドのみ。価格は370,000円（税抜）。
サーヴェロ S2 105 (c)東商会
また、エアロロードのS2も2018年モデルではカラーリングと完成車パッケージに変更が加わった。こちらはS3と全く同じフレームを使用しつつ、フォークに変更を加えた一台。今年はシマノ105コンポーネントを組み合わせることで前年モデルよりもプライスダウンを果たしている。
フレームにはSシリーズの特徴である翼断面形状が各所に用いられ、シートチューブも後輪に沿うようにデザインすることでエアロダイナミクス性能を追求している。その上でRシリーズのアイコンでもある細身のシートステーを組み合わせることで快適性やトラクション性能も向上させている。
空力性能を高めるワイドなチュービングと細身のシートステーが特徴のS2 (c)東商会
フレーム上部をホワイト、下部をブラックで塗り分けたカラー。ロゴのグリーンがアクセントとなるデザインだ (c)東商会
また翼断面のエアロ形状でありながらクランプ近くで大きく絞られたシートポストも快適性向上のための工夫の1つ。縦方向への長いチューブ形状によって突き上げが大きくなりがちなエアロロードをより快適に乗るための工夫が随所に盛り込まれている。優れたエアロダイナミクス性能と快適性を両立したハイパフォーマンスな性能はこのS2にも引き継がれていると言えよう。
コンポーネントはシマノ105をフルセットで装備し、ホイールもシマノWH-R010を採用する。各パーツ類にサーヴェロオリジナル製品を合わせることでリーズナブルなプライスを実現しつつ、信頼性の高いアセンブルとなっている。なおフレーム自体はシマノDi2などの電動コンポーネントにも完全対応しているため、将来的なパーツ載せ替えも容易となっている。
ホワイトとブラックのツートンカラーにグリーンのロゴを入れたカラーの1色展開。サイズは48、51、54、56の4種類が揃う。価格は390,000円（税抜）で、取り扱いは東商会。
山岳ステージを中心にディメンションデータの走りを支える新型のRシリーズ (c)CorVos
サーヴェロ R2 105 5800完成車
フォーク：Cervélo All-Carbon, Tapered R2 Fork
コンポーネント：シマノ105 5800
クランク：シマノ RS510 50/34
ホイール：シマノRS010
タイヤ：コンチネンタル Ultra Sport II 700 x 25c
ハンドル：Cervélo Performance Alloy Compact
ステム：Cervélo Performance Alloy
サドル：Cervélo Comfort Race
シートポスト：Cervélo Performance Alloy
サイズ：48、51、54、56
カラー：レッド
価 格：370,000円（税抜）
サーヴェロ S2 105 5800完成車
フォーク：Cervélo All-Carbon, Tapered S2 Fork
コンポーネント：シマノ105 5800
クランク：シマノ RS510 50/34
ホイール：シマノRS010
タイヤ：コンチネンタル Ultra Sport II 700 x 23c
ハンドル：Cervélo Performance Alloy Compact
ステム：Cervélo Performance Alloy
サドル：Cervélo Comfort Race
シートポスト：Cervélo Carbon, Aero SP17
サイズ：48、51、54、56
カラー：ホワイト
価 格：390,000円（税抜）
サーヴェロ R2 105 (c)東商会今年フルモデルチェンジを果たしたサーヴェロのオールラウンドモデル「Rシリーズ」。ディメンションデータが使用するトップモデルR5、セカンドモデルとなるR3ともにフレーム形状や細部のディテールに大幅なアップデートを加えてデビューした。その流れを受けて、末弟モデルとなるR2も今回フルモデルチェンジを果たした。新型R3と同様のフレーム形状とジオメトリーを採用しつつカーボン素材のグレードを落とすことで、よりリーズナブルな価格を実現したモデルとなる。
フレーム形状は新型R3と全く同一の設計となり、同社のエアロロードであるSシリーズにも似た極太のダウンチューブに加え、BB部分やチェーンステーなど全体的にボリュームアップが図られたフレームデザインを採用する。加えて各チューブには円形と角型を組み合わせた「スクオーバルマックス」と呼ばれるサーヴェロ独自の断面形状を使用。新型R5とR3にも搭載されたこのチューブによってエアロ性能や剛性、軽量性といった要素をバランス良く両立させた。
Sシリーズにも似たエアロでボリュームのあるダウンチューブは新型Rシリーズの大きな特徴 (c)東商会フォーク裏にサーヴェロロゴ、チェーンステーにモデル名ロゴが白抜きで入るデザイン (c)東商会タイヤクリアランスの拡張も行われ、最大28mm幅のワイドタイヤを使用できるようになった。太めのタイヤを装着することで、悪路における走破性やグリップ力、そして快適性の向上が期待できる。もちろんRシリーズ伝統の極細シートステーによって、フレーム自体にも高い振動吸収性が与えられている。
ジオメトリーはプロレースを前提としたR5とは異なり、R3と同様に幅広いサイクリストにフィットするよう考えられた設計。ホイールベースを長く、BBドロップを低く設定することで直進安定性を向上させており、より安心感の強いバイクとして完成した。
R2の販売は完成車のみとなり、コンポーネントはシマノ105をフル装備。ホイールもシマノのWH-RS010をアセンブルし、シマノ製品で固められた信頼度の高いパーツ構成となる。サイズは48、51、54、56の4種類。カラーはレッドのみ。価格は370,000円（税抜）。
サーヴェロ S2 105 (c)東商会また、エアロロードのS2も2018年モデルではカラーリングと完成車パッケージに変更が加わった。こちらはS3と全く同じフレームを使用しつつ、フォークに変更を加えた一台。今年はシマノ105コンポーネントを組み合わせることで前年モデルよりもプライスダウンを果たしている。
フレームにはSシリーズの特徴である翼断面形状が各所に用いられ、シートチューブも後輪に沿うようにデザインすることでエアロダイナミクス性能を追求している。その上でRシリーズのアイコンでもある細身のシートステーを組み合わせることで快適性やトラクション性能も向上させている。
空力性能を高めるワイドなチュービングと細身のシートステーが特徴のS2 (c)東商会フレーム上部をホワイト、下部をブラックで塗り分けたカラー。ロゴのグリーンがアクセントとなるデザインだ (c)東商会また翼断面のエアロ形状でありながらクランプ近くで大きく絞られたシートポストも快適性向上のための工夫の1つ。縦方向への長いチューブ形状によって突き上げが大きくなりがちなエアロロードをより快適に乗るための工夫が随所に盛り込まれている。優れたエアロダイナミクス性能と快適性を両立したハイパフォーマンスな性能はこのS2にも引き継がれていると言えよう。
コンポーネントはシマノ105をフルセットで装備し、ホイールもシマノWH-R010を採用する。各パーツ類にサーヴェロオリジナル製品を合わせることでリーズナブルなプライスを実現しつつ、信頼性の高いアセンブルとなっている。なおフレーム自体はシマノDi2などの電動コンポーネントにも完全対応しているため、将来的なパーツ載せ替えも容易となっている。
ホワイトとブラックのツートンカラーにグリーンのロゴを入れたカラーの1色展開。サイズは48、51、54、56の4種類が揃う。価格は390,000円（税抜）で、取り扱いは東商会。
山岳ステージを中心にディメンションデータの走りを支える新型のRシリーズ (c)CorVosサーヴェロ R2 105 5800完成車
フォーク：Cervélo All-Carbon, Tapered R2 Fork
コンポーネント：シマノ105 5800
クランク：シマノ RS510 50/34
ホイール：シマノRS010
タイヤ：コンチネンタル Ultra Sport II 700 x 25c
ハンドル：Cervélo Performance Alloy Compact
ステム：Cervélo Performance Alloy
サドル：Cervélo Comfort Race
シートポスト：Cervélo Performance Alloy
サイズ：48、51、54、56
カラー：レッド
価 格：370,000円（税抜）
サーヴェロ S2 105 5800完成車
フォーク：Cervélo All-Carbon, Tapered S2 Fork
コンポーネント：シマノ105 5800
クランク：シマノ RS510 50/34
ホイール：シマノRS010
タイヤ：コンチネンタル Ultra Sport II 700 x 23c
ハンドル：Cervélo Performance Alloy Compact
ステム：Cervélo Performance Alloy
サドル：Cervélo Comfort Race
シートポスト：Cervélo Carbon, Aero SP17
サイズ：48、51、54、56
カラー：ホワイト
価 格：390,000円（税抜）
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