トライアル・BMXフリースタイルパーク・MTB XCEの3種目で構成されるUCIアーバンサイクリング世界選手権が中国は成都にて開催された。日本人選手が活躍したBMXフリースタイルパークの模様をレポートする。



世界選手権という舞台でノーハンドを披露する大池選手世界選手権という舞台でノーハンドを披露する大池選手 photo:日本フリースタイルBMX連盟
決勝進出の男子選手、一番右が中村選手決勝進出の男子選手、一番右が中村選手 photo:日本フリースタイルBMX連盟決勝へ駒を進めた女子選手たち決勝へ駒を進めた女子選手たち photo:日本フリースタイルBMX連盟

BMXフリースタイルパークにとっては、UCI競技へ採用されてから初めての世界選手権の開催となる。この記念すべき大会へ、日本から8名のBMXライダーたちが代表として参加した。

男子は全90名が出走。先般のワールドカップで準決勝まで進んだ中村輪夢(なかむらりむ)が予選を15位、準決勝を12位と、決勝まで駒を進め、7位という好成績を収めた。若干15歳の中村はジュニアカテゴリーでは最上位という結果で初開催の世界選手権を締めくくった。

決勝7位、中村選手のインバート決勝7位、中村選手のインバート photo:日本フリースタイルBMX連盟同じくワールドカップでも決勝5位の活躍を見せた大池水杜(おおいけみなと)は、なんと予選を2位で通過。日曜日の決勝では0.06ポイント差で表彰台こそ逃したが、4位入賞と世界に実力を見せつける形となった。

大池は「世界戦に参加して、自分が思っていた以上に世界のトップレベルへ食いこめたことにビックリしました。良い点や課題も見つけ出すことが出来ました。結果に満足せず、次につなげます!」とコメントしており、東京五輪でのメダル獲得は現実味を帯びている。

日本チームの出口監督は「個人競技のBMXフリースタイルパークですが、選手たちが個々を支え、ストレスなく大会に臨めたことで今回の結果が出せた思う。今後の強化次第ではメダル獲得も可能だと感じた」と選手たちの活躍を労った。実際、競技の行方を大きく左右するルーティーンについては、選手団みなで意見を出し合いながら構成したという。

次世代スポーツとして注目されているBMXフリースタイルパーク、2020年の東京オリンピックを見据えた若きサムライたちの活躍から、今後も目が離せない。
UCI BMXフリースタイルパーク 世界選手権
男子エリート
1位ローガン マーチン (オーストラリア 93.82pt)
2位アレックス コルボーン (イギリス 91.05pt)
3位コルトン ウォーカー (アメリカ 89.78pt)
7位中村 輪夢 (日本 72.95pt)
39位高木 聖雄
53位大霜 優馬
67位西 高世
83位大西 勘弥
90位上田 崇人
DNS太田 蓮
女子エリート
1位ハンナ ロバーツ(アメリカ 90.10pt)
2位ララ レスマン(ドイツ 88.35pt)
3位アンジー マリノ(アメリカ 86.38pt)
4位大池 水杜(日本 86.32pt)
text&photo:全日本フリースタイルBMX連盟