今シーズン最後のUCIレース「ツール・ド・おきなわ」が、今週末の12日に開催される。国際レースの出場チーム・選手から、見どころを紹介しよう。



2016年大会 朝日を背にスタートする男子チャンピオンレース2016年大会 朝日を背にスタートする男子チャンピオンレース photo:Hideaki TAKAGI
UCI1.2クラスのワンデーレースとして行われる男子チャンピオンレースには、国内外17チームが出場する。出場チームは以下の通り。



国内チーム
宇都宮ブリッツェン
ブリヂストンアンカーサイクリングチーム
キナンサイクリングチーム
チーム右京
マトリックスパワータグ
愛三工業レーシングチーム
シマノレーシング
那須ブラーゼン
インタープロサイクリングアカデミー
鹿屋体育大学
沖縄選抜チーム

海外チーム
NIPPOヴィーニファンティーニ(イタリア)
WTCアムステル(オランダ)
台湾ナショナルチーム(台湾)
チームサワ―ランドNRW P/Bヘンリー&パートナーズ(ドイツ)
ルーマニアナショナルチーム(ルーマニア)
タイナショナルチーム(タイ)



海外チームは計6チーム。今年はNIPPOヴィーニファンティーニがプロコンチネンタルチームとしては初めてツール・ド・おきなわに出場する。地元沖縄出身で昨年3位の内間康平を中心に、ツアー・オブ・ジャパンでも活躍したピエールパオロ・デネグリやジャコモ・ベルラートら4人で出場する。

その他、オランダのWTCアムステルと、ルーマニアナショナルチームが初出場。チームサワーランド、台湾ナショナルチーム、タイナショナルチームは昨年に引き続きの出場となる。

地元沖縄でのレースを走る内間康平(NIPPOヴィーニファンティーニ)地元沖縄でのレースを走る内間康平(NIPPOヴィーニファンティーニ) photo:Kei Tsuji / TDWsport
昨年チャンピオンU23賞を獲得した雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン)昨年チャンピオンU23賞を獲得した雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン) photo:Hideaki TAKAGIツール・ド・おきなわが最後のレースとなる西薗良太(ブリヂストンアンカー)ツール・ド・おきなわが最後のレースとなる西薗良太(ブリヂストンアンカー) photo:Makoto.AYANO

国内チームは計11チーム。まずは昨年大会で増田成幸が優勝した宇都宮ブリッツェン。鎖骨骨折明けである増田の調子は未知数だが、ジャパンカップでワールドツアーレーサーと互角に渡り合い3位となったの雨澤毅明をはじめ、世界選手権に出場した小野寺玲、岡篤志ら若手にも期待がかかる。

ブリヂストンアンカーは、このレースで引退する西薗良太、2013年大会で優勝している初山翔、ツール・ド・北海道第1ステージで優勝した鈴木龍らを揃える。はたして西薗は有終の美を飾ることが出来るのか。

佐野淳哉(マトリックスパワータグ)がおきなわでも暴れるのか?佐野淳哉(マトリックスパワータグ)がおきなわでも暴れるのか? photo:Satoru Kato全日本チャンピオンの畑中勇介(チーム右京)も出場全日本チャンピオンの畑中勇介(チーム右京)も出場 photo:Satoru Kato

キナンサイクリングチームは、昨年2位のジャイ・クロフォードと、山本元喜、中島康晴ら日本人選手中心の構成。先日の経済産業大臣旗ロードで見せた中西健児のアシストとしての働きぶりも注目だ。

今季アジアツアーで活躍したチーム右京も、ベンジャミ・プラデスの他は全日本チャンピオンの畑中勇介、平塚義光ら日本人中心の構成。Jプロツアーを席巻したマトリックスパワータグは、年間総合優勝したホセ・ビセンテを筆頭に、シーズン後半好調の佐野淳哉らを揃える。

U23最後の年となる横山航太(シマノレーシング)U23最後の年となる横山航太(シマノレーシング) photo:Satoru Kato昨年のジュニア国際で僅差の2位だった重満丈は鹿屋体育大学から出場昨年のジュニア国際で僅差の2位だった重満丈は鹿屋体育大学から出場 photo:Hideaki TAKAGI

愛三工業レーシングチームからは、小森亮平、渡辺翔太郎ら4人が出場。シマノレーシングは2015年2位の入部正太朗、今年の全日本3位の木村圭佑、U23チャンピオンの横山航太らが出場する。那須ブラーゼンからは、吉岡直哉ら4人。インタープロサイクリングアカデミーからは水野恭兵ら4人が出場する。

大学チームとして唯一出場する鹿屋体育大学からは、昨年のジュニア国際で惜しくも2位の重満丈が出場。エリートのレースでどこまで走れるのかに期待。そして地元沖縄選抜チームは、普久原奨、日本体育大学の當原隼人らが出場する。

今年も国内チームに期待したいところだが、唯一のプロコンチームであるNIPPOヴィーニファンティーニが4人での出場となることから、レースをどのように動かしてくるのか見ものだ。そこにブリヂストンアンカー、宇都宮ブリッツェン、マトリックスパワータグがどのように絡んでくるか。あるいは初出場の海外チームが動いてくるだろうか。



女子:與那嶺恵理やエレン・ファンダイクが出場

昨年2位のエレン・ファンダイクが今年も出場昨年2位のエレン・ファンダイクが今年も出場 photo:Makoto.AYANO全日本チャンピオンの與那嶺恵理(エフデジ・ヌーヴェルアキテーヌ・フチュロスコープ)が久々に出場全日本チャンピオンの與那嶺恵理(エフデジ・ヌーヴェルアキテーヌ・フチュロスコープ)が久々に出場 photo:Hideaki TAKAGI


女子国際レースは、2015、16年と連覇した台湾のファン・テンインが出場しない一方、昨年僅差で2位のエレン・ファンダイクが出場。今年も9月の世界選手権チームTTで優勝し、個人TTは5位に入っており、好調を維持していると思われる。さらに今年の全日本チャンピオン・與那嶺恵理(エフデジ・ヌーヴェルアキテーヌ・フチュロスコープ)が出場。2012年以来の優勝を目指す。女子はこの2人を中心にレースが展開する事になるだろう。



昨年のジュニア国際 1回目の与那の上り昨年のジュニア国際 1回目の与那の上り photo:Hideaki TAKAGI昨年のジュニア国際表彰 3位のチャイヤソンバット(右)昨年のジュニア国際表彰 3位のチャイヤソンバット(右) photo:Hideaki TAKAGI

ジュニア国際ロードには、昨年3位のタナカン・チャイヤソンバット(タイナショナルチーム)、昨年6位の成海大聖(普天間高校)らが出場。昨年は終盤に遅れて3位のチャイヤソンバットは優勝を狙ってくるだろう。地元沖縄県の高校生達の走りにも注目したい。

text:Satoru.KATO

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