スリップストリームスポーツとディメンションデータが来季のチームキットを発表。EFエデュケーションファーストはショッキングピンクが目を惹くデザインに様変わりする。



来季「EFエデュケーションファースト・ドラパック p/b キャノンデール」として活動するキャノンデール・ドラパック。ジャージサプライヤーはこれまでと同じスウェーデンのPOC(ポック)社が担当するが、メインスポンサーの交代によってその印象が大きく様変わりする。

ショッキングピンクとホワイトのツートンカラーを新採用ショッキングピンクとホワイトのツートンカラーを新採用 (c)slipstreamsports.comショッキングピンクはレース用のデザインショッキングピンクはレース用のデザイン (c)slipstreamsports.com


世界最大級の私立語学学校、EFエデュケーションファーストのコーポレートカラーであるショッキングピンクを押し出したデザインは、被視認性と安全性を高めるもの。ジョナサン・ヴォーターズGMはプレスリリースの中で、「我々は発足当初から常に新しいデザインを落とし込んできた。来季も引き続きチームのアイデンティティであるアーガイル柄を含んでおり、大胆なデザインに満足している」とコメントする。

EFエデュケーションファースト・ドラパック p/b キャノンデールのチームキットEFエデュケーションファースト・ドラパック p/b キャノンデールのチームキット (c)slipstreamsports.com被視認性をより強調するトレーニングキット被視認性をより強調するトレーニングキット (c)slipstreamsports.com色面積を広げ後方からの被視認性を上げている色面積を広げ後方からの被視認性を上げている (c)slipstreamsports.com


ブラックショーツは踏襲され、襟袖やソックスはバイクサプライヤーを継続するキャノンデールのグリーン。トレーニングキットとして、公道での安全性を引き上げるべく、ピンクをオレンジに置き換えたデザインも発表されている。

マッティ・ブレシェル(デンマーク)やサーシャ・モードロ(イタリア)を獲得したスリップストリームスポーツだが、昨年のジャパンカップ覇者ダヴィデ・ヴィレッラやダヴィデ・フォルモロ、アルベルト・ベッティオールら若手選手を放出している。

さいたまクリテリウム時に収録した紹介ムービー



新デザインのジャージに身を包んだマーク・カヴェンディッシュ(イギリス)新デザインのジャージに身を包んだマーク・カヴェンディッシュ(イギリス) (c)africasteam.com背中には大きくキュベカロゴが入る背中には大きくキュベカロゴが入る (c)africasteam.comブラックを減らし、ホワイトとグリーンの面積が増えたブラックを減らし、ホワイトとグリーンの面積が増えた (c)africasteam.com


ショーツはクラシカルなブラックを踏襲するというショーツはクラシカルなブラックを踏襲するという (c)africasteam.com一時プロコンチネンタル降格が危ぶまれたアフリカ籍のディメンションデータは、2018年もワールドツアーチームとして活動する。マーク・カヴェンディッシュ(イギリス)を起用した新デザインのジャージは、同デザインながらブラックを減らし、コーポレートカラーのグリーンとホワイトを強調したものに。

オフィシャルSNS上ではホワイトやグリーン一色のショーツデザインがジョークとして発表されたが、これまでと同じくクラシカルなブラックを採用するという。世界最大の会計事務所デロイト社や、笑顔で自転車に乗るアフリカの子供たちをイメージしたキュベカのロゴマークが背中に入る。

text:So.Isobe