エアロ性能を追求したホイール群に定評のあるZIPP(ジップ)。その中でも独自のディンプル加工が特徴的な「NSW」シリーズと「Firecrest」シリーズに、新たにチューブレス対応のディスクブレーキモデルが追加された。



ジップ NSW Carbon Clincher Tubeless Disc-brake

ジップ 404 NSW Carbon Clincher Tubeless Disc-brakeジップ 404 NSW Carbon Clincher Tubeless Disc-brake (c)インターマックス
昨年デビューしたジップホイールのフラッグシップ「NSW」シリーズ。同社の最新テクノロジーを惜しみなく投入、空力性能を高める新しいリム面処理と新型ハブの採用により、全方位に性能を進化させたカーボンクリンチャーホイールだ。その高い空力性能からトライアスリートからも支持される製品群である。そんな同ホイールに、今回新たにディスクブレーキモデルが追加となった。

基本的なテクノロジーはリムブレーキモデルと同様だ。リム表面にはジップのアイデンティティとも言うべきディンプルを配し、その配置も空力性能を最適化するノコギリ状の「ABLC SawTooth」デザインを採用。リムブレーキモデルと異なりブレーキトラックを必要としないため、リムの端までディンプルが配置される形となっている。

リム表面に凹凸を設けることで空気の層流の剥離を抑え、ヨー角が大きな時の空気抵抗を低減すると共に、横風時のハンドリングの安定性を高めている。また、従来モデルではデカールであったロゴは「ImPress」テクノロジーにより、ディンプルの効果を最大限に高めるべくプリント仕様となるのも特徴である。

新たにチューブレスに最適化されたリムベッドを採用する新たにチューブレスに最適化されたリムベッドを採用する (c)インターマックスブレーキトラックが廃されリム全面にジップ特有のディンプルが入るブレーキトラックが廃されリム全面にジップ特有のディンプルが入る (c)インターマックス
NSWシリーズのみ採用されるCognitionハブ。ローターはセンターロック式、Jベンドスポークを使用するNSWシリーズのみ採用されるCognitionハブ。ローターはセンターロック式、Jベンドスポークを使用する (c)インターマックス自社のチューブレスリムテープが付属する自社のチューブレスリムテープが付属する (c)インターマックス

さらに、リムのプロファイルも新たにチューブレス対応となるよう最適化。リムベッドにはチューブレスタイヤを装着した際にビードが所定の位置に保持されるよう溝を備えるアップデートが加わる。低い空気圧での走行やハードな路面でも安全なパフォーマンスが得られる設計で、より快適な乗り心地やコーナリンググリップの向上に一役買っている。

加えてグラベル等未舗装路での走行を想定した202及び303モデルは、リム内幅をリムブレーキモデルに対し2mm広げた21mm幅となる変更も。従来よりも幅広の28mmワイドタイヤにマッチするプロファイルを獲得しており、タイヤと合わせた高い空力性能とともに悪路での走破性も両立するものとなっている。なお、舗装路使用に最適化された404と808はリムブレーキモデルと同じリム内幅19mmとなる。

ジップ 202 NSW Carbon Clincher Tubeless Disc-brakeジップ 202 NSW Carbon Clincher Tubeless Disc-brake (c)インターマックスジップ 303 NSW Carbon Clincher Tubeless Disc-brakeジップ 303 NSW Carbon Clincher Tubeless Disc-brake (c)インターマックス
ジップ 808 NSW Carbon Clincher Tubeless Disc-brakeジップ 808 NSW Carbon Clincher Tubeless Disc-brake (c)インターマックス
ハブにはこのNSWシリーズから投入された新開発のCognitionハブを引き続き採用。ディスクローターマウント用かつJベンドスポーク仕様のボディに変更されているが内部構造は同じもので、特にリアには「Axial Clutch」という独自のフリー機構を搭載している。2枚のクラッチを噛み合わせることで優れた反応性を実現する一方、空走時には磁力で2枚のクラッチを非接触状態にし駆動抵抗を低減させている。

ディスクローターはセンターロックタイプ、付属のエンドキャップ使用でノーマルクイック/スルーアクスルの切り替えも行える。スポークはサピムのCX-Ray。ラインアップはそれぞれリムハイトの異なる4種類で展開。ジップではお馴染みの4種、202(ハイト32mm)、303(45mm)、404(58mm)、808(82mm)が揃うため、自身の使用用途に応じて最適なものを選んでほしい。

ジップ 202 NSW Carbon Clincher Tubeless Disc-brake
リムプロファイル:ハイト32mm、外幅28.9mm、内幅21mm
重 量:フロント695g、リア780g
税抜価格:フロント186,600円、リア238,600円

ジップ 303 NSW Carbon Clincher Tubeless Disc-brake
リムプロファイル:ハイト45mm、外幅28.9mm、内幅21mm
重 量:フロント720g、リア810g
税抜価格:フロント186,600円、リア238,600円

ジップ 404 NSW Carbon Clincher Tubeless Disc-brake
リムプロファイル:ハイト58mm、外幅26.4mm、内幅19mm
重 量:フロント760g、リア840g
税抜価格:フロント186,600円、リア238,600円

ジップ 808 NSW Carbon Clincher Tubeless Disc-brake
リムプロファイル:ハイト82mm、外幅26.4mm、内幅19mm
重 量:フロント910g、リア950g
税抜価格:フロント206,100円、リア258,000円

共通スペック:ローターセンターロックタイプ、シマノ/スラム・カンパニョーロ・XDR各種フリー対応
付属品:チューブレスバルブエクステンダー、バルブコアツール、ホイールバッグ、チューブレスリムテープ、クイックリリーススキュアー、スルーアクスル用エンドキャップ、カセットスペーサー、リアハブ用オイル
※ローター未付属



ジップ Firecrest Carbon Clincher Tubeless Disc-brake

ジップ 404 Firecrest Carbon Clincher Tubeless Disc-brakeジップ 404 Firecrest Carbon Clincher Tubeless Disc-brake (c)インターマックス
ジップの代名詞とも言えるディンプル加工リムを使用する「Firecrest」シリーズ。同社の定番エアロホイールとしてプロ選手を始めとする多くのライダーに長年愛用されてきた製品だ。使い勝手の良さから人気を集める303にのみラインアップされていたクリンチャーリム/ディスクブレーキモデルが、今回202、404、808にも追加され、NSWシリーズと同じく全4種をラインアップする形となった。

ディスクブレーキモデル化に当たり、新設計のチューブレス対応リムを採用。ビードが固定されるよう溝を設け最適化されたリムベッドへ変更されることで、チューブレスタイヤとの親和性を高めたものとなっている。また各リムにおいて4パターンの内幅を検証。それぞれのモデルのコンセプトに合わせ、28mmタイヤとマッチさせるよう202と303では内幅21mmを、より高速走行を目的とする404と808は25mmタイヤとマッチさせるため内幅19mmが採用されている。

丸型のABLCディンプルが規則的に並ぶリム表面丸型のABLCディンプルが規則的に並ぶリム表面 (c)インターマックスモデル名はデカールではなくリムに直接刻まれる仕様モデル名はデカールではなくリムに直接刻まれる仕様 (c)インターマックス
同社の77D/177Dハブを使用し、ストレートプルのサピムCX-Sprintスポークで組まれる同社の77D/177Dハブを使用し、ストレートプルのサピムCX-Sprintスポークで組まれる (c)インターマックスハブはキャップの切り替えでノーマルクイック/スルーアクスルの両方に対応するハブはキャップの切り替えでノーマルクイック/スルーアクスルの両方に対応する (c)インターマックス

リム表面に配されるジップ特有のABLCディンプルも健在だ。Firecrestシリーズでは大小2つのサイズの丸ディンプルを規則的に配置するパターンをとる。ブレーキトラックが配されることでリムの際までディンプルを設けることができ、外周部のエアロ効果向上も期待できるだろう。高いエアロダイナミクスと横風に対する安定性がこのディンプルによって実現されている。

リム自体の作りも見直されており、従来と同じ耐久性を保ちつつカーボンレイアップを新たにすることで軽量化を図っている。このリムをストレートプルタイプのサピムCX-Sprintスポークと、同社の77D/177Dハブで組み上げることで剛性、強度、反応性に優れたホイールに仕上がっている。

エンドキャップの切り替えによりノーマルクイック/スルーアクスルの両方に対応するほか、フリーボディも各コンポーネント対応のものに交換可能となっている。なおディスクローターはNSWシリーズとは異なり6ボルトタイプとなる。

ジップ 202 Firecrest Carbon Clincher Tubeless Disc-brakeジップ 202 Firecrest Carbon Clincher Tubeless Disc-brake (c)インターマックスジップ 808 Firecrest Carbon Clincher Tubeless Disc-brakeジップ 808 Firecrest Carbon Clincher Tubeless Disc-brake (c)インターマックス
チューブレス対応になり、かつ高い強度を誇るジップホイールはグラベルライドにも最適チューブレス対応になり、かつ高い強度を誇るジップホイールはグラベルライドにも最適 (c)インターマックス
ジップ 202 Firecrest Carbon Clincher Tubeless Disc-brake
リムプロファイル:ハイト32mm、外幅28.9mm、内幅21mm
重 量:フロント705g、リア825g
税抜価格:フロント139,100円、リア162,400円

ジップ 404 Firecrest Carbon Clincher Tubeless Disc-brake
リムプロファイル:ハイト58mm、外幅26.4mm、内幅19mm
重 量:フロント800g、リア915g
税抜価格:フロント139,100円、リア162,400円

ジップ 808 Firecrest Carbon Clincher Tubeless Disc-brake
リムプロファイル:ハイト82mm、外幅26.4mm、内幅19mm
重 量:フロント950g、リア1025g
税抜価格:フロント156,500円、リア179,900円

共通スペック:ローター6ボルトタイプ、シマノ/スラム・カンパニョーロ・XDR各種フリー対応
付属品:チューブレスバルブエクステンダー、バルブコアツール、チューブレスリムテープ、クイックリリーススキュアー、スルーアクスル用エンドキャップ、カセットスペーサー
※ローター未付属

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