総合リーダーの新城雄大が逃げに乗るサプライズを見せたボルタ・シクリスタ・バレンシア第2ステージは、ゴンサロ・セラーノ(スペイン、カハルーラル・セグロスRGA)が雨澤毅明を含む10名の集団を制してステージ優勝を決めた。途中1級山岳を先頭通過した雨澤が山岳賞を獲得、渡邊歩はスプリントジャージを守った。



日本代表チームが参加するボルタ・シクリスタ・バレンシア。スペインのオロカウで行われた2日目のコースレイアウトは、60km過ぎに2級山岳、80km過ぎには1級山岳の上りを迎える全長140kmのステージ。リーダージャージはステージ3位に入ったアレクサンドル・グリゴロフ(ロシア、MUTUA LEVANTE-GINESTAR)に移った。浅田顕監督のコメントより、レースの模様をお伝えする。

スペイン、オロカウで行われたボルタ・シクリスタ・バレンシア第2ステージスペイン、オロカウで行われたボルタ・シクリスタ・バレンシア第2ステージ photo: JCFスプリント賞の渡邊歩とポイント賞の岡篤志がジャージを身につける(※岡は新城雄大のポイント賞の繰り上がり着用)スプリント賞の渡邊歩とポイント賞の岡篤志がジャージを身につける(※岡は新城雄大のポイント賞の繰り上がり着用) photo: JCF

4枚の特別ジャージを着て第2ステージをスタートした日本代表チーム4枚の特別ジャージを着て第2ステージをスタートした日本代表チーム photo: JCFスタートラインに並ぶ新城雄大ら各賞ジャージの選手達スタートラインに並ぶ新城雄大ら各賞ジャージの選手達 photo: JCF

浅田顕監督のコメント

第2ステージは今大会最大の山岳ステージで2級と1級の2つの峠を越える。山岳に強い雨澤が良いコンディションでスタートに並ぶ。レースは序盤から3名の逃げグループが形成され、総合リーダーの新城雄大が自ら逃げに乗り周囲を驚かせる。追走を迎え受け5名になった逃げグループは最初の2級山岳まで持ちこたえるが、頂上付近で後続集団から雨澤が単独アタックしブリッジに成功。

雨澤は1級山岳で更にアタックを決め、山頂を先頭通過、この時点で山岳賞獲得。その後は追い上げてきた後続グループに追い付かれる形で10名の先頭グループを形成しゴールへ向かい、最後は9名のグループで同タイム9位でのゴールとなった。順位こそ9位に留まったが攻撃的な走りは高評価を受けている。明日も標高差の有る周回コースでのステージ。活気あるチームは明日もステージ成績を狙う。

山岳ジャージ獲得を決め、笑顔の雨澤毅明(日本U23/宇都宮ブリッツェン)山岳ジャージ獲得を決め、笑顔の雨澤毅明(日本U23/宇都宮ブリッツェン) photo: JCFステージ優勝のゴンサロ・セラーノ(スペイン、カハルーラル・セグロスRGA)ステージ優勝のゴンサロ・セラーノ(スペイン、カハルーラル・セグロスRGA) photo: Federació Ciclisme Comunitat Valenciana

山岳賞を獲得した雨澤毅明(日本U23/宇都宮ブリッツェン)山岳賞を獲得した雨澤毅明(日本U23/宇都宮ブリッツェン) photo: JCF
スプリント賞を守った渡邊歩(日本U23/EQADS/LA BANDE)スプリント賞を守った渡邊歩(日本U23/EQADS/LA BANDE) photo: JCF
第2ステージ 結果
1位ゴンサロ・セラーノ(スペイン、カハルーラル・セグロスRGA)3h25m20s
2位ジョージ・モンテネグロ(スペイン、ELI ALUMINIOS CORTIZO-ANOVA)
3位アレクサンドル・グリゴロフ(ロシア、MUTUA LEVANTE-GINESTAR)
9位雨澤毅明(日本U23/宇都宮ブリッツェン)
15位石上優大(日本U23/AVCAIX)+2m08s
32位新城雄大(日本U23/ブリヂストンアンカー)+2m30s
69位横山航太(日本U23/シマノレーシング)+5m42s
77位渡邉歩(日本U23/EQADS/LA BANDE)+5m42s
85位小野寺玲(日本U23/宇都宮ブリッツェン)+5m42s
87位岡篤志(日本U23/宇都宮ブリッツェン)+13m04s
個人総合成績
1位アレクサンドル・グリゴレフ(ロシア、MUTUA LEVANTE-GINESTAR)6h32m17s
9位雨澤毅明(日本U23/宇都宮ブリッツェン+07s
25位石上優大(日本U23/AVCAIX)+2m15s
29位新城雄大(日本U23/ブリヂストンアンカー)+2m26s
個人総合山岳賞
雨澤毅明(日本U23/宇都宮ブリッツェン)
個人総合スプリント賞
渡邉歩(日本U23/EQADS/LA BANDE)
総合スプリント賞=中間スプリントポイントの積算
総合ポイント賞=ゴールポイントの積算

Report: JCF/浅田顕
text: Yuichiro Hosoda