ジャイアントのレディース専用ブランド、Liv(リブ)より新型のオールラウンドレーシングモデル「LANGMA(ランマ)」が登場。同社TCRの軽量性とエアロダイナミクスを受け継ぎあらゆるシーンに対応した性能を獲得しつつ、細部に女性向けのアップデートを加え誕生している。



Liv Langma Advanced SL 0(スラム RED eTap完成車)Liv Langma Advanced SL 0(スラム RED eTap完成車) (c)ジャイアント・ジャパン
世界で活躍するサンウェブのUCI女子チームを支えるバイクとして知られるLiv。ジャイアントのエアロロード「PROPEL」、TTバイク「TRINITY」、エンデュランスロード「DEFY」のテクノロジーを受け継ぎ、Livブランドでは「ENVIE」「AVOW」「AVAIL」がそれぞれ同様の女性用モデルとして展開している。

ジャイアントのバイクをLivブランドに落とし込みラインアップを拡充してきた中で、未だに存在していなかったのが、同社「TCR」が担う軽量オールラウンドレーサーのカテゴリーであった。2年以上の開発期間を経て細部を煮詰め、TCRのテクノロジーを女性用モデルに反映させた新型が、今回登場した「LANGMA」である。

7月に開催された女性版ジロ・デ・イタリアの「ジロ・ローザ」が初お披露目のレースとなったLANGMA。その中でもクイーンステージであった第8ステージにおいて、同バイクを駆ったルシンダ・ブランド(オランダ、サンウェブ)が独走勝利を飾り、個人総合成績でも7位に入るなどその高い性能は早くも証明済みだ。

滑らかなデザインのチューブ集合部。ブレーキはノーマルマウントを採用滑らかなデザインのチューブ集合部。ブレーキはノーマルマウントを採用 剛性と空力性能を高める新開発のContact SLR Fluxステム剛性と空力性能を高める新開発のContact SLR Fluxステム
Advanced SL 0はスラム RED eTapで組まれ、パワーメーター付きクランクもアッセンブルされるAdvanced SL 0はスラム RED eTapで組まれ、パワーメーター付きクランクもアッセンブルされる パワー伝達を高めるボリュームある造形のPOWERCORE BBパワー伝達を高めるボリュームある造形のPOWERCORE BB

モデル名はエベレスト山を意味する「Chomo Langma(チョモランマ)」に由来する。そのネーミングに込めた”高みへ挑戦する女性”というコンセプト通り、軽々と山を登る軽量性を獲得したモデルである。細身のシートステーやフロントフォークなどフレーム形状はTCRを踏襲。その上で男性よりも体重の軽い女性がより効率的に登りをこなせるよう、フレーム重量はTCRと比較して5%前後軽くできている。大きくスローピングしたトップチューブ等のジオメトリーやパーツアッセンブルも女性用にチューニングした専用設計となる。

フレームは最適な重量剛性比となるようコンピューター上でカーボンのレイアップをシミュレーション。剛性に関しては女性用にフレーム全体のバランスを調整し、あえてTCRより数値を落とすことで、踏んだ時に硬いという印象をなくし脚当たりを良くしているのだという。それにより長時間のライドでも高いパフォーマンスを維持できる設計となる。加えてエアロダイナミクスも高めるチューブ形状が取り入れられ、空気抵抗を低減するD型の断面形状が各所に与えられている。

TCRと同じくトップグレードはインテグラルシートポスト仕様だTCRと同じくトップグレードはインテグラルシートポスト仕様だ エアロダイナミクスを高めるD型断面のダウンチューブエアロダイナミクスを高めるD型断面のダウンチューブ
バイクと同じカラーのステッカーが貼られるカーボンチューブレスレディホイールSLR 0を合わせるバイクと同じカラーのステッカーが貼られるカーボンチューブレスレディホイールSLR 0を合わせる ジャイアントの新型チューブレスタイヤ「GAVIA RACE 0」をアッセンブルジャイアントの新型チューブレスタイヤ「GAVIA RACE 0」をアッセンブル

TCRと同じく同社トップグレードのカーボン素材を使用した「Advanced SL」、ミドルグレードカーボンを使用した「Advanced Pro」、同じくミドルグレードカーボンでフォークコラムがアルミ製となった「Advanced」の3つのグレードに分けられており、幅広い価格帯から選択できるのもポイントだ。フラッグシップとなるAdvanced SL 0はフレーム+フォークで1155g、完成車重量で6.1kg(Sサイズ)と超軽量バイクに仕上がっており、レースにも即投入できるような仕様で販売される。

エアロ性とともに快適性も生み出す独自のVariantシートポストがどのグレードにも採用され、かつAdvanced SLではISP(インテグラルシートポスト)仕様となっている点もTCRと同様。ヘッド剛性を高める大口径のOVERDRIVE2規格や、パワー伝達効率を高めるべくボリュームを持たせたPOWERCORE BBも引き続き採用されている。

Liv Langma Advanced Pro 1 Disc(シマノ ULTEGRA完成車)Liv Langma Advanced Pro 1 Disc(シマノ ULTEGRA完成車) (c)ジャイアント・ジャパンLiv Langma Advanced Pro 0(シマノ ULTEGRA Di2完成車)Liv Langma Advanced Pro 0(シマノ ULTEGRA Di2完成車) (c)ジャイアント・ジャパン
Liv Langma Advanced Pro 1(シマノ 105完成車)Liv Langma Advanced Pro 1(シマノ 105完成車) (c)ジャイアント・ジャパンLiv Langma Advanced 1(シマノ ULTEGRA完成車)Liv Langma Advanced 1(シマノ ULTEGRA完成車) (c)ジャイアント・ジャパン
Liv Langma Advanced 2(シマノ 105完成車)Liv Langma Advanced 2(シマノ 105完成車) (c)ジャイアント・ジャパンLiv Langma Advanced 2(シマノ 105完成車)Liv Langma Advanced 2(シマノ 105完成車) (c)ジャイアント・ジャパン

合わせられるパーツ類は全てジャイアントオリジナル製品となっており、新たに開発された剛性と空力性を高めるContact SLR Fluxステム(Advancedグレード除く)や、同社のチューブレスレディホイールがアッセンブル(Advanced SLとAdvanced Proは標準でカーボンホイールが、Advancedはノーマルなアルミホイールが装備)されるなど、トータルバリューの高いパッケージングで販売される。またAdvanced Proグレードではディスクブレーキモデルも展開される。

各グレードそれぞれ完成車にて販売され、Advanced SLが1車種、Advanced Proが3車種、Advancedが2車種で展開。価格は20万~110万円(税抜)までが揃う。サイズはXXS~Sの3種類がラインアップ。




Liv LANGMA Advanced SL
スラム RED eTap完成車 1,100,000円(税抜) 重量6.1kg

Liv LANGMA Advanced Pro
シマノ ULTEGRA Di2完成車 500,000円(税抜) 重量7.0kg
シマノ ULTEGRA ディスクブレーキ完成車 400,000円(税抜) 重量7.6kg
シマノ 105完成車 310,000円(税抜) 重量7.1kg

Liv LANGMA Advanced
シマノ ULTEGRA完成車 250,000円(税抜) 重量7.6kg
シマノ 105完成車 200,000円(税抜) 重量7.8kg

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