クウィアトコウスキーがチームスカイと3年間の契約更新を発表

クラシカ・サンセバスティアンで勝利したミカル・クウィアトコウスキー（ポーランド、チームスカイ）がチームスカイと3年間の契約更新を発表した。2020年まで、クリストファー・フルームとチームメイトの関係は続くこととなる。

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ミラノ～サンレモにて勝利したミカル・クウィアトコウスキー（ポーランド、チームスカイ） photo: TDWsport / KT
熱狂のうちに幕を下ろしたツール・ド・フランス2017。総合優勝を果たしたクリストファー・フルーム（イギリス、チームスカイ）を支え続けたチームメイトの中でも、一際精力的なアシストを見せていたミカル・クウィアトコウスキーが、チームスカイとの契約を2020年まで更新することを発表した。

クラシカ・サンセバスティアン2017　5名のスプリント勝負を制したミカル・クウィアトコウスキー（ポーランド、チームスカイ） photo:CorVos「これからの3年間もチームスカイで走り続けることができるなんて、とても嬉しいことだ。この2年間、チームは素晴らしいサポートを与えてくれた。僕にとって思うように成績が残せなかった去年も、絶好調だった今年も、変わらず支えてくれたんだ。」

「まだ、このチームには1年半しか在籍していなけれど、もっと長い時間を過ごしているように感じるほど居心地がいいんだ。まるで家族の様な雰囲気で、僕を支えてくれると感じている。これは本当に得難い環境だ。自分の力を伸ばし、多くのレースで勝利を掴むために、チームスカイこそ最高の選択だと信じている。これからの3年間が楽しみで仕方がない」とクウィアトコウスキーはコメントしている。

超級山岳ガリビエ峠でメイン集団のペースを上げるミカル・クウィアトコウスキー（ポーランド、チームスカイ） photo:Tim de Waele / TDWsport
ツール開幕前に、3年間の契約更新を発表していたクリス・フルームとは、引き続きタッグを組んでいくことに。「クウィアトにとって、今年はとても素晴らしいシーズンだった。特にツール・ド・フランスでのパフォーマンスは、彼がチームにとってどれだけ重要な存在であるかを証明しているよ。」とフルーム。

「選手として、彼はどのような局面でも力を発揮できるし、自己犠牲的な走りも出来る。平坦で先頭を牽引し続けることもできるし、レース展開についての把握も一流、スプリントの位置取りをアシストするのも上手いし、山岳でも活躍してくれる。彼こそが真のオールラウンドレーサーであり、僕らのチームに残ってくれることはとても幸運なことだよ。」と頼れるチームメイトの契約更新に喜びを見せた。

ストラーデ・ビアンケ、ミラノ～サンレモ、クラシカ・サンセバスティアンと、勝利を積み重ねてきたクウィアトコウスキー。今シーズンのレーススケジュールはツアー・オブ・ブリテンとイル・ロンバルディアとなっている。