ピナレロが今年の1月に発表し、今年のツール・ド・フランスを制したDOGMA F10のディスクブレーキモデルが新たに登場。同時にエンデュランスロードのDOGMA KシリーズもF10の流れを汲むK10へとフルモデルチェンジを果たしている。



ピナレロ DOGMA F10 DISK

ピナレロ DOGMA F10 DISK(915/MARS ORANGE)ピナレロ DOGMA F10 DISK(915/MARS ORANGE) (c)カワシマサイクルサプライ
今年の1月にデビューし、シーズンの初めからチームスカイによってレースに投入されたDOGMA F10(シクロワイアードの特集記事インプレッションはこちら)。今年のツール・ド・フランスにてクリストファー・フルーム(イギリス、チームスカイ)の3年連続マイヨジョーヌ獲得を支えたハイパフォーマンスレーシングバイクである。

そんなDOGMA F10の優れた走行性能はそのままに、雨天時やダウンヒルでも安心の制動力をもたらすディスクブレーキを搭載したDOGMA F10 DISKが登場。全盛時代が近づきつつあるディスクブレーキロード市場に加わるハイパフォーマンスバイクだ。

フレームは東レが誇る高弾性カーボンT1100 1Kをメイン素材とし、ダウンチューブにはボトルケージ取り付け部分をくぼませたConcaveダウンチューブを採用するなどDOGMA F10が有するテクノロジーを全て取り入れている。空気抵抗削減のため、BOLIDE HRからのフィードバックを元にフォークの先端に取り付けられたフォークフラップも、ディスクブレーキ化されてなお引き継がれた。

ブレーキキャリパーがないためシートステーはスッキリとした印象にブレーキキャリパーがないためシートステーはスッキリとした印象に (c)カワシマサイクルサプライF10と同じドットデザインで展開されるF10と同じドットデザインで展開される (c)カワシマサイクルサプライ

整流効果のあるフォークフラップはディスクブレーキ化しても引き続き採用される整流効果のあるフォークフラップはディスクブレーキ化しても引き続き採用される (c)カワシマサイクルサプライフラットマウント、スルーアクスルというディスクロードの標準スペックを搭載するフラットマウント、スルーアクスルというディスクロードの標準スペックを搭載する (c)カワシマサイクルサプライ


ホイールの固定方法はディスクロードの基本仕様である前後12mmスルーアクスル。ブレーキホースはフロントはフォーク横から、リアはヘッドチューブ横から内装されるオーソドックスな仕様だ。

カラーはMAGIXと呼ばれるドットデザイン4種にチームスカイのレプリカカラーを加えた計5種類を用意する。MAGIXデザインはグレーにオレンジを入れ、その名の通り火星のような雰囲気を醸し出す915/MARS ORANGE、ブラックベースにレッドを入れた916/BLACK LAVA、オールブラックの917/BOB、イタリアンパッションを醸し出すレッドベースの918/RED MAGMAというラインアップになっている。なおオーダーカラーシステムのMY WAYにも対応しているため、自分だけの1台をPCからデザインすることも可能だ。リンクはこちら(※本国英語サイト)。

サイズは44から62まで11サイズを網羅する、ピナレロらしいラインアップ。フレームセット価格はスタンダードカラーが678,000円(税抜)で、MY WAYカラーは725,000円(税抜)となる。

ピナレロ DOGMA F10 DISK(916/BLACK LAVA)ピナレロ DOGMA F10 DISK(916/BLACK LAVA) (c)カワシマサイクルサプライピナレロ DOGMA F10 DISK(917/BOB)ピナレロ DOGMA F10 DISK(917/BOB) (c)カワシマサイクルサプライ

ピナレロ DOGMA F10 DISK(918/RED MAGMA)ピナレロ DOGMA F10 DISK(918/RED MAGMA) (c)カワシマサイクルサプライピナレロ DOGMA F10 DISK(920/TEAM SKY)ピナレロ DOGMA F10 DISK(920/TEAM SKY) (c)カワシマサイクルサプライ

ピナレロ DOGMA F10 DISK
素材:東レ T1100 1K with Nanoalloy Technology
ヘッド:1”1/8-1”1/2
BB:イタリアン式スレッドタイプ
フロントアクスル:100x12mm
リアアクスル:142x12mm
最大ディスクローター径:160mm
最大タイヤサイス:700x25mm
サイズ:44、46.5、50、51.5、53、54、55、56、57.5、59.5、62
カラー:915/MARS ORANGE、916/BLACK LAVA、917/BOB、918/RED MAGMA、920/TEAM SKY
価格:678,000円(税抜、スタンダードカラー)
   725,000円(税抜、MY WAYカラー)



ピナレロ DOGMA K10

ピナレロ DOGMA K10(701/ホワイトオレンジ)ピナレロ DOGMA K10(701/ホワイトオレンジ) (c)カワシマサイクルサプライ
これまで「8」世代だったエンデュランスモデルが、いよいよ「10」へとフルモデルチェンジを遂げる。DOGMA F10と同じ東レの高弾性カーボンT1100 1Kを使用しながら、より長い距離を快適に乗れるようジオメトリーを調整し、なおかつリアセクションに振動吸収性を持たせることでロングライドやエンデュランスライド、更にはプロ選手のパリ〜ルーベ用として設計された、いわばSUV版DOGMAである。

東レT1100 1Kカーボンは現時点で最高の強度と剛性を誇る自転車用素材であり、F10譲りの反応性と加速性能を再現している。ボトルを装着した際のエアロ効果を高めるConcaveダウンチューブや、フォーク先端の整流効果を高めるフォークフラップなど、DOGMA F10に搭載されたエアロテクノロジーの多くを継承している。

ダウンチューブはConcaveデザインやフラットバックプロファイルなどDOGMA F10の特徴を継承ダウンチューブはConcaveデザインやフラットバックプロファイルなどDOGMA F10の特徴を継承 (c)カワシマサイクルサプライチェーンステイは横とねじれ方向に強く、縦方向に柔軟なフレックスステイズで振動吸収性と反応性を両立しているチェーンステイは横とねじれ方向に強く、縦方向に柔軟なフレックスステイズで振動吸収性と反応性を両立している (c)カワシマサイクルサプライ

その上で、ジオメトリーをよりロングライドやエンデュランスライド向けに調整を施している。具体的にはヘッドチューブを伸ばすことでリラックスしたポジションを実現し、チェーンステーとフォーク長を伸ばし、ヘッドチューブアングルを倒すことで、ホイールベースを長くとって安定性を向上させている。

シートステーは大きく曲がりを加えたONDAシートステーだ。チェーンステーには横方向とねじり方向の剛性には強く、縦方向には柔軟性を持ったフレックスステイズを搭載することで、リアトライアングル全体で振動吸収性と運動性能の両立を実現している。

ピナレロ DOGMA K10(702/ブラックレッド)ピナレロ DOGMA K10(702/ブラックレッド) (c)カワシマサイクルサプライ
タイヤクリアランスは28Cまで対応するため、太めのタイヤで快適性を向上させるといったセッティングも可能だろう。DOGMA K10はリムブレーキ仕様のみの展開となる。カラーは701/ホワイトオレンジ、702/ブラックレッド、703/BOBの3色を用意しており、どれもシートチューブにライン状のグラフィックが挿入される。なおDOGMA F10 DISK同様カラーオーダーサービスのMY WAYカラーも利用可能だ。

フレームサイズは44から59.5までの10種類が用意されている。フレームセット価格はスタンダードカラーが650,000円(税抜)、MY WAYカラーが697,000円(税抜)だ。取扱はカワシマサイクルサプライ。

ピナレロ DOGMA K10(703/BOB)ピナレロ DOGMA K10(703/BOB) (c)カワシマサイクルサプライ
ピナレロ DOGMA K10
素材:東レ T1100 1K with Nanoalloy Technology
ヘッド:1”1/8-1”1/2
BB:イタリアン式スレッドタイプ
最大タイヤサイズ:700x28mm
サイズ:44、46.5、50、51.5、53、54、55、56、57.5、59.5
カラー:701/ホワイトオレンジ、702/ブラックレッド、703/BOB
価格:650,000円(税抜、スタンダードカラー)
   697,000円(税抜、MY WAYカラー)

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