みやだ連戦2日目はクリテリウム。マトリックスパワータグがスタートからフィニッシュまで完全にコントロールして吉田隼人が今シーズン2勝目を挙げた。ジュニアユースチャンピオンは津田悠義(EQADS)に決定した。



吉田隼人(マトリックスパワータグ)が小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)をかわす吉田隼人(マトリックスパワータグ)が小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)をかわす photo:Hideaki TAKAGI
7月23日(日)、長野県宮田村での連戦2日目はクリテリウム。緩傾斜地の1周3.2kmの周回コースは1か所小さな上りを含み、”短いロードコース”と言えるもの。午前中は曇りだったがP1クラスタの決勝時には小雨の天候に。

スタートからマトリックスがコントロール

P1クラスタは予選2組を通過した50名により、昨年よりも5周16.0km多い15周48.0kmの決勝が行われた。スタート直後からマトリックスパワータグ勢が先頭を固めて集団をコントロールする。ハイペースで引いて他チームのアタックを許さず、吉田隼人でのスプリント勝負に持ち込む考えだ。

やがてマトリックス勢の後ろには宇都宮ブリッツェン、そしてシマノレーシングが揃う。マトリックスは8人全員が決勝に進出、宇都宮ブリッツェンは5人が、シマノレーシングは7人全員が決勝を走り、一列棒状の中に入る。コーナーもあって隊列後方は体力を使うためおのずとこの3チームが中心となる。

序盤からマトリックスパワータグ勢が先頭を固める序盤からマトリックスパワータグ勢が先頭を固める photo:Hideaki TAKAGIコシヒカリなど米の産地でもある宮田村コシヒカリなど米の産地でもある宮田村 photo:Hideaki TAKAGI

終盤に横山航太(シマノレーシング)がアタックするが土井雪広(マトリックスパワータグ)が引き戻す終盤に横山航太(シマノレーシング)がアタックするが土井雪広(マトリックスパワータグ)が引き戻す photo:Hideaki TAKAGI吉田隼人(マトリックスパワータグ)が今シーズン2勝目を挙げる吉田隼人(マトリックスパワータグ)が今シーズン2勝目を挙げる photo:Hideaki TAKAGI

ハイペースのまま終盤へ

終盤になるとシマノレーシングが波状攻撃を仕掛けるが、そのほとんどを土井雪広(マトリックスパワータグ)がチェックして逃がさない。集団先頭はU23リーダージャージを着る田窪賢次(マトリックスパワータグ)の引く時間が長い。

最終周回に入る前に雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン)が攻撃するがマトリックス勢が抑え、ラスト300mのコーナーはアイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)、吉田、小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)、入部正太朗(シマノレーシング)の順に立ち上がる。先に仕掛けたのは小野寺だったがこれを吉田は冷静にかわして1車輪ほどの差で優勝。今シーズン2勝目を挙げた。

マトリックスパワータグは完璧にレースを支配し、Two In One大会のみやだで2日連続優勝マトリックスパワータグは完璧にレースを支配し、Two In One大会のみやだで2日連続優勝 photo:Hideaki TAKAGI周回賞(地元賞)はマトリックスパワータグが独占周回賞(地元賞)はマトリックスパワータグが独占 photo:Hideaki TAKAGI

Jプロツアーリーダー ホセ・ビセンテ(マトリックスパワータグ)、U23リーダー 田窪賢次(マトリックスパワータグ)Jプロツアーリーダー ホセ・ビセンテ(マトリックスパワータグ)、U23リーダー 田窪賢次(マトリックスパワータグ) photo:Hideaki TAKAGI長野県伊那谷のご当地アイドル、パラレルドリームがスターター長野県伊那谷のご当地アイドル、パラレルドリームがスターター photo:Hideaki TAKAGI

「レースを仕切って勝つというチームにしたかった」安原昌弘監督

マトリックスパワータグがスタートからフィニッシュまで完全に支配したレースだった。同チームの安原昌弘監督は「隼人は調子が良かったけれども全日本の落車などの悪い流れを断ち切ろうと考えていた。今年は距離が長くなり全部を仕切るには長いと思っていたけれども、選手たちが自ら仕切ってくれた。リーダーチームなので隼人で勝ちに行くという手の内をさらすことはある意味必要。今日のようにレースを仕切って勝つというチームにしたかった」と選手たちを称える。

優勝した吉田隼人は「パフォーマンスは上がっていたのですが、ここのところレースになるといろいろなトラブルがあってなかなか力を出せなかったので、ようやく証明できたのかなと思います。チームメイトが僕を信じて動いてくれたおかげです。プレッシャーはありましたが」と本来の動きができたと語る。

Yは森崎英登が制する ツアーチャンピオンは津田悠義に決定

年間4戦あるJユースツアーはこのみやだクリテリウムが最終戦。スタートからアタックがかかり各選手が攻撃する。数人が抜け出す場面もあるが差は10秒以内で基本的に一つの集団で推移する。動くのは横浜高校自転車競技部、LEOMO Bellmare Racing team、津田悠義(EQADS)ら。最終周回前で平井光介(TEAM YOU CAN)が独走するがこれをホームストレートでかわした森崎英登(LEOMO Bellmare Racing team)が優勝した。結果、この日3位となった津田が中学3年生ながらも2017年度のJユースツアーチャンピオンとなった。

Y 森崎英登(LEOMO Bellmare Racing team)が抜け出して優勝Y 森崎英登(LEOMO Bellmare Racing team)が抜け出して優勝 photo:Hideaki TAKAGIY 長野県伊那谷のご当地アイドル、パラレルドリームが華を添えるY 長野県伊那谷のご当地アイドル、パラレルドリームが華を添える photo:Hideaki TAKAGI

優勝した森崎は高校3年生で普段はJプロツアーで走る。「チームメイトの林選手も動いてくれて他チームが簡単にアタックできないようなスピードにしてくれました。ライバルが誰というよりも前へ行くという自分らしい走りをしたかったです。最後の場面は200mなら射程圏内と思っていたので逃げていた選手を捕まえることができました。Jプロツアーを走っているからには負けられなかったです」と語る。

F 2周目、唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)が吉川美穂(Live GARDEN BICI STELLE)を引き離して独走態勢へF 2周目、唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)が吉川美穂(Live GARDEN BICI STELLE)を引き離して独走態勢へ photo:Hideaki TAKAGI
E1 1組 中川直樹(SPADE・ACE)が優勝E1 1組 中川直樹(SPADE・ACE)が優勝 photo:Hideaki TAKAGIE1 2組 筧五郎(イナーメ信濃山形-EFT)が優勝E1 2組 筧五郎(イナーメ信濃山形-EFT)が優勝 photo:Hideaki TAKAGI

E2 1組 瀧山里玖(Team Eurasia - IRC TIRE)が優勝E2 1組 瀧山里玖(Team Eurasia - IRC TIRE)が優勝 photo:Hideaki TAKAGIE2 2組 吉岡拓也(Team Eurasia - IRC TIRE)が優勝E2 2組 吉岡拓也(Team Eurasia - IRC TIRE)が優勝 photo:Hideaki TAKAGI
Jプロツアー第11戦 みやだクリテリウム2017結果
P1クラスタ
1位吉田隼人(マトリックスパワータグ)1時間12分57秒
2位小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)
3位鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)
4位入部正太朗(シマノレーシング)
5位ホセ・ビセンテ(マトリックスパワータグ)
6位秋田拓磨(シマノレーシング) 
7位中村龍太郎(イナーメ信濃山形)+01秒
8位ビビアン・ボルン(イナーメ信濃山形)+02秒
9位アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
10位横塚浩平(LEOMO Bellmare Racing team)+04秒
Yクラスタ
1位森崎英登(LEOMO Bellmare Racing team)35分49秒
2位平井光介(TEAM YOU CAN)+01秒
3位津田悠義(EQADS)+02秒
Fクラスタ
1位唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)33分38秒
2位伊藤杏菜(Live GARDEN BICI STELLE)+55秒
3位吉川美穂(Live GARDEN BICI STELLE)+1分03秒
E1 1組
1位中川直樹(SPADE・ACE)41分06秒
2位北澤竜太郎(イナーメ信濃山形-EFT)
3位小山智也(イナーメ信濃山形-EFT)+01秒
E1 2組
1位筧五郎(イナーメ信濃山形-EFT)40分41秒
2位嶌田義明(TEAM YOU CAN)
3位長塚寿生(弱虫ペダルサイクリングチーム)+01秒
Jプロツアーリーダー ホセ・ビセンテ(マトリックスパワータグ)
U23リーダー 田窪賢次(マトリックスパワータグ)
Jユースツアーチャンピオン(決定) 津田悠義(EQADS)
Jフェミニンツアーリーダー 唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)
Jエリートツアーリーダー 岩崎晶雲(グランペールサイクリングチーム)

photo&text:高木秀彰
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