平成元年から毎年開催され、プロ選手のレースはもちろん、全国のホビーライダーがしのぎを削るツール・ド・おきなわが第29回大会の概要を発表した。男子チャンピオンレースには過去最多となる8つの海外チームを招待。50kmの市民レースには新カテゴリも設定された。以下、プレスリリースより紹介しよう。



今年もツール・ド・おきなわの時期がやってくる今年もツール・ド・おきなわの時期がやってくる photo:Hideaki TAKAGI
第29回「ツール・ド・おきなわ2017」大会概要発表

第29回「ツール・ド・おきなわ2017」大会概要の発表が行われた第29回「ツール・ド・おきなわ2017」大会概要の発表が行われた (c)ツール・ド・おきなわ平成元年から開催した「ツール・ド・おきなわ」は、今年で29回目を迎え、回を重ねる毎に年々参加者が増加してきており、全国の自転車ファンに愛される大会へと成長してきました。

第29回「ツール・ド・おきなわ2017」では、「すべての人にサイクルスポーツを」の理念のもとに市民レース50kmオーバー60の新設や、ロードレースの裾野を広げる為と安全性確保に向けて、チャレンジレース50kmを新設致します。今大会では、過去最多の5,000名を目標に日本最大級のサイクルイベントとして、また、さらなる大会の進化を目指して2017年11月11日(土)・12日(日)に開催致します。

■大会注目点

過去最多の参加国数(予定)で争う「男子チャンピオンレース」(UCI公認)
UCI(国際自転車競技連合)のアジアツアー1.2クラスにランクされる国内最長の1Dayロードレース「男子チャンピオンレース」。今年は国内のUCIコンチネンタル登録全チームの9チームが出場予定。また、今年は過去最多の海外8チーム(ドイツ・オランダ・イタリア・オーストラリア・香港・シンガポール・タイ・台湾)を招待予定。これまでよりもレベルの高いレースとして、開催致します。
(参考)過去最多はツール・ド・おきなわ2015大会の海外7チーム

より安全で楽しめる大会を目指してチャレンジレース50kmを新設。市民レース50kmはピュアスプリンターのレースへ
これまで大会の入門カテゴリーとして用意していた市民レース50kmですが、近年では大会参加者の資質向上により、非常にレベルの高いレースへと成長を遂げました。その為、大会をより安全に運営することとロードレースを楽しんでみたい、完走を目指したいという方々に向けて、今年からチャレンジレース50kmを新設致します。

50kmレースの完走にチャレンジしたい方、ロードレースにチャレンジしたいという方のご参加をお待ちしております。また、市民レース50kmの各カテゴリー定員設定を200名と見直し、ピュアスプリンター達が参加するレースと今年から新設定致します。
※市民レース50kmでは、上記理由の為、1時間30分以内で完走できる参加者を対象と致します。

市民レース50kmに新たにオーバー60カテゴリーを新設
市民レース50kmに新カテゴリーとして、市民レース50kmオーバー60(60歳以上が参加対象)を今年から新設。「すべての人にサイクルスポーツを」との大会理念のもと、ロードレースという自転車競技が生涯にわたって楽しめるということを「ツール・ド・おきなわ」を通して発信致します。

日本経済新聞「何でもランキング初心者も挑戦しやすいサイクルイベント」1位獲得のサイクリング部門
沖縄本島を2日間かけて走破するサイクリスト憧れのコース「沖縄本島一周336km」や沖縄県北部地域(やんばる)の自然あふれる海岸線を走る「やんばるセンチュリーライド176km」、中級者向けのロングライド「チャレンジサイクリング100km」、家族で沖縄随一の西海岸を楽しめる「恩納村ファミリーサイクリング70km」、島の景色・文化を楽しむことが出来る離島の魅力満載の「伊江島ファミリーサイクリング」「伊平屋島サイクリング」を設定。各サイクリングとも特色あふれるコース設定となっており、楽しむことが出来ます。

海外からも注目される「TOUR DE OKINAWA」
昨年、過去最多の海外参加人数394名を達成したツール・ド・おきなわは、今年450名の海外参加人数を目標に開催致します。海外参加ツアーの新規受入や台湾人気サイクリスト招待企画なども継続して取り組んで参ります。今年は市民レース部門へのアジア勢の誘客にも取り組んでおり、国内最高峰の市民レースからアジアトップレベルのホビーレーサー達の祭典を目指します。

ジュニア国際ロードレース×GOKISO
国内では貴重な日本勢と海外勢の激しい戦いを見ることが出来るジュニア国際ロードレース140km。やんばる路で繰り広げられるジュニア年代の戦いを制した優勝者へ今年から株式会社近藤機械製作所の「GOKISOホイール」を副賞として授与致します。

「男子チャンピオンレース」にチームおきなわが今年も参戦
大会開催地である地元沖縄県の選手達で構成される「チームおきなわ」が今年も男子チャンピオンレースに参戦予定。沖縄に所属する有力選手や沖縄出身で将来が期待される若手選手が男子チャンピオンレースで繰り広げる戦いをお楽しみください。

参加者募集は8月1日(火)12時00分から開始
「ツール・ド・おきなわ2017」の参加申込受付を平成29年8月1日(火)12時00分から開始致します。今大会の申込方法としまして、インターネット・スマートフォンでのオンラインお申し込み、FAXでのお申し込み、電話でのお申し込み、Famiポートでのお申し込み、大会事務局窓口でのお申し込みと多くのお申し込み方法をご用意致しております。

申し込み開始日の8月1日(火)は上記方法のみだけでなく、沖縄輪業南風原店(沖縄県南風原町兼城517-3)で臨時出張窓口を行います。

大会オフィシャルグッズがより充実
多くの方に好評を頂いている大会オフィシャルグッズを今年はより充実。定番のサイクルジャージからサコッシュ、ボトル、サイクルキャップを今年はご用意。参加申し込み開始日の8月1日から予約販売を実施致します。

■大会概要
大会名称:第29回「ツール・ド・おきなわ2017」
開催日時:平成29年11月11日(土)・12日(日)
開催場所:沖縄県北部地域(やんばる)
メイン会場:名護市屋内運動場
主催:NPO法人ツール・ド・おきなわ協会、北部広域市町村圏事務組合、(公財)日本自転車競技連盟
特別協力:沖縄タイムス社、琉球放送、NHK沖縄放送局
大会公式WEBサイト:http://www.tour-de-okinawa.jp