早くもマイヨジョーヌに袖を通したクリストファー・フルーム(イギリス、チームスカイ)と、山岳アシストのゲラント・トーマス(イギリス)、ミケル・ランダ(スペイン)に渡されたピナレロ DOGMA F10 X-LIGHTを紹介。通常のDOGMA F10よりも軽量に仕上げられた特別モデルだ。



ミケル・ランダ(スペイン、チームスカイ)もピナレロ DOGMA F10 X-LIGHTを駆けるミケル・ランダ(スペイン、チームスカイ)もピナレロ DOGMA F10 X-LIGHTを駆ける
第1ステージから第4ステージまで総合首位につけたゲラント・トーマス(イギリス)、翌第5ステージから現在まで首位のクリストファー・フルーム(イギリス)を擁するチームスカイ。初日から1日たりともマイヨジョーヌを他のチームに渡さないほど、今年も盤石の態勢を敷く総合優勝筆頭候補の1つだ。

これから始まる山岳ステージに向けてフルームと、アシストのトーマス、ミケル・ランダ(スペイン)のみにピナレロから特別モデル DOGMA F10 X-LIGHTが供給された。このモデルの詳細は明かされていないが、昨年のツールにも投入されたDOGMA F8 X-LIGHTの技術を応用した軽量モデルと思われる。

フレームシェイプはDOGMA F10から変更点は無く、モデルの判別はシートチューブに貼られたX-LIGHTのデカールのみ。F8に比べ1kmで0.8秒の節約が出来るという各部のエアロデザインはそのまま。ピナレロからの公式リリースは無く、その詳細に注目が集まる。

「X-LIGHT」のデカールが貼られたF10「X-LIGHT」のデカールが貼られたF10 フルームはステム一体型ハンドルのSTEALTH EVOを愛用フルームはステム一体型ハンドルのSTEALTH EVOを愛用

いびつな楕円形状をしたオーシンメトリックチェーンリングいびつな楕円形状をしたオーシンメトリックチェーンリング コンチネンタルのコンチネンタルのプロ供給専用品「COMPETITION PROLTD」25mm幅を使用コンチネンタルのコンチネンタルのプロ供給専用品「COMPETITION PROLTD」25mm幅を使用


チームスカイはシマノサポートチームであるため、搭載するコンポーネントはもちろんR9150 DURA-ACE。フルームのバイクにはハンドル上部に自作と思われる小型のサテライトスイッチが付けられる。また、オーシンメトリックの楕円チェーンリングを使用するためか、フロントディレラーだけ旧型のFD-9070を使用し、K-edgeのチェーンキャッチャーを装備。パワー計測のため、左クランクにはStagesパワーメーターが取り付けられる。

フルームはサドルにフィジークANTARES R1をチョイスフルームはサドルにフィジークANTARES R1をチョイス ハンドルクランプのボルトが後ろから入り、コラム部もエアロシェイプしたPROのVIBEステムハンドルクランプのボルトが後ろから入り、コラム部もエアロシェイプしたPROのVIBEステム

ゼッケンホルダーまでカーボンだゼッケンホルダーまでカーボンだ フルームは僅か15gのエリート Leggero Carbon ボトルケージを使用するフルームは僅か15gのエリート Leggero Carbon ボトルケージを使用する


ホイールはWH-R9100-C40-TUをメインにWH-R9100-C60-TUと使い分けるが、3選手とも登りを主戦場とする選手のため、C40の使用率が高め。タイヤにはコンチネンタルのプロ供給専用品「COMPETITION PROLTD」の幅25mmモデルを使用する。

ハンドルやステムはPROで統一。トーマスとランダは新たにエアロ形状となったVIBEステムの1mm単位でサイズが用意される選手供給品を使用。因みに長さはトーマスが131mm、ランダが121mm。フルームは軽量かつ剛性の高いステム一体型ハンドルのSTEALTH EVOを愛用している。

第5ステージで投入されたクリストファー・フルーム(イギリス、チームスカイ)のピナレロ・ドグマF10 X-LIGHT第5ステージで投入されたクリストファー・フルーム(イギリス、チームスカイ)のピナレロ・ドグマF10 X-LIGHT photo:Makoto.AYANO
第5ステージ終盤、1級山岳ラ・プロンシュ・デ・ベルフィーユで攻撃を仕掛けたクリストファー・フルーム(イギリス、チームスカイ)第5ステージ終盤、1級山岳ラ・プロンシュ・デ・ベルフィーユで攻撃を仕掛けたクリストファー・フルーム(イギリス、チームスカイ) photo:Kei Tsuji / TDWsport
text:Kosuke.Kamata
photo:Makoto.Ayano
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