2018年はマルコ・パンターニがジロとツールを連覇した「ダブルツール」から数えてちょうど20周年という節目の年。これを記念するビアンキのSpecialissimaのフレームセットが、数量限定モデルとして登場します。



ビアンキ Specialissima マルコパンターニダブルツール20周年記念エディション(完成車イメージ)ビアンキ Specialissima マルコパンターニダブルツール20周年記念エディション(完成車イメージ) (c)サイクルヨーロッパジャパン
ヒルクライマーとして山岳での攻撃的な走りと、スキンヘッドとバンダナをトレードマークに、”イル・ピラータ(海賊)”の愛称でも知られるイタリアの伝説的な選手、故マルコ・パンターニ。そんな彼が1998年にジロ・デ・イタリアとツール・ド・フランスの両方で総合優勝に輝き、史上7人目となるダブルツール達成者となった時から数えて来年2018年でちょうど20年。色褪せることなく語り継がれるパンターニの歴史を祝うべく、ビアンキからアニバーサリーモデルが華々しくデビューした。

チェレステブルーからイエローへのグラデーションが美しいカラーリングチェレステブルーからイエローへのグラデーションが美しいカラーリング (c)サイクルヨーロッパジャパンフォークサイドには「PIRATA」や「1998」などパンターニに関連のあるワードが記されるフォークサイドには「PIRATA」や「1998」などパンターニに関連のあるワードが記される (c)サイクルヨーロッパジャパン当時のデザインの中にUCIロゴやSpecialissimaのモデルロゴも刻まれる当時のデザインの中にUCIロゴやSpecialissimaのモデルロゴも刻まれる (c)サイクルヨーロッパジャパン

パンターニがダブルツールを成し遂げた際に駆っていたバイクが、そう、ビアンキ。当時のパンターニの愛車は時代を先駆けた軽量性を持った同社のアルミバイク「MegaPro XL」。ダブルバテッドのアルミチューブやタイム製のフルカーボンフォークといった当時には最先端の技術が投入され、アルミバイクながら7kgを切る軽さだったという。

クライマーであるパンターニのスピリットを落とし込むに相応しい、現代のハイエンド軽量レーシングバイクが、同社のフラッグシップである「Specialissima(スペシャリッシマ)」。自転車業界ではビアンキのみが使用を許された最先端の振動除去テクノロジー「Countervail(カウンターヴェイル)」を搭載しながらも、フレーム重量780gという軽さを誇るハイパフォーマンスな1台だ。

ヘッドバッジも当時のデザインを再現したものをあしらうヘッドバッジも当時のデザインを再現したものをあしらう (c)サイクルヨーロッパジャパンシートステーにはコアテクノロジーであるCountervail(カウンターヴェイル)の文字がシートステーにはコアテクノロジーであるCountervail(カウンターヴェイル)の文字が (c)サイクルヨーロッパジャパンリアシフトのワイヤーはBB下から外装となるリアシフトのワイヤーはBB下から外装となる (c)サイクルヨーロッパジャパン

今回登場した特別エディションのSpecialissimaは、当時パンターニが駆ったMegaPro XLのグラフィックを精巧に再現したモデル。シート部分のチューブ集合部とフォーク先端にかけてチェレステブルーからイエローへのグラデーションが美しく、その他ロゴやヘッドバッジも当時のデザインそのままに再現されている。これらのペイントは全てイタリアの職人の手によって彩色され、フォークサイドにはこの特別モデルを表すパンターニに関連のあるワードも刻まれる。

フレームセット販売で47~57までの5種類のサイズ展開。価格は通常モデルにややアップチャージが加わった598,000円(税抜)で、全国のレパルトコルサストアにて注文を受付中だ。パンターニファンにはたまらないこの1台、数量限定の特別モデルのため早めにチェックして欲しい。

今回のモデルは当時パンターニが駆ったMegaPro XLを再現した1台今回のモデルは当時パンターニが駆ったMegaPro XLを再現した1台 (c)サイクルヨーロッパジャパン


ビアンキ Specialissima マルコパンターニダブルツール20周年記念エディション
サイズ:47、50、53、55、57
価 格:598,000円(税抜)
※全国のレパルトコルサストアで受付中

リンク
Amazon.co.jp

最新ニュース(全ジャンル)