1級山岳ラ・プロンシュ・デ・ベルフィーユでファビオ・アル(イタリア、アスタナ)を勝利に導いた、アルゴン18の新型Gallium Proを紹介。カーボン積層を工夫することで軽量化を図った最新モデルだ。



ファビオ・アル(イタリア、アスタナ)の新型Gallium Proファビオ・アル(イタリア、アスタナ)の新型Gallium Pro photo:Makoto.Ayano
「作戦通り残り3kmでアタックして、そのまま全力で登り続けた。信じられないくらい特別な勝利だ」とは、第5ステージで大会初の山岳フィニッシュを制したファビオ・アル(イタリア、アスタナ)。

サルデーニャ出身のイタリアチャンピオンの走りを支えたのが、深いメタリックレッドにペイントされたアルゴン18のオールラウンドモデル「Gallium Pro」。形状こそ従来モデルと似通っているが、カーボン積層を工夫することで、ブランド史上最軽量の794g(Mサイズ、ヘッドセットとシートクランプ込み)にまでシェイプアップさせた新型モデルだ。

フレームシェイプも微妙な変更が加えられており、軽量化と共に剛性強化も行われている。「R&DチームはGallium Proの性能をトータルで高めることに成功した。ツール、そしてツアー・オブ・オーストリアでもデビューウィンを飾っており、これ以上の結果は望めない」とは、アルゴン18の創業者でCEOを務めるジェルヴェ・リウー氏の談。

アルのニックネーム「サルデーニャの騎士」をイラストにしたネームシールアルのニックネーム「サルデーニャの騎士」をイラストにしたネームシール photo:Makoto.Ayano特徴的な3Dヘッドセットシステム特徴的な3Dヘッドセットシステム photo:Makoto.Ayano

Power2maxにK-Force Lightクランク、FSAのチェーンリングを組み合わせるPower2maxにK-Force Lightクランク、FSAのチェーンリングを組み合わせる photo:Makoto.Ayano各種ロゴはメタリックシルバー。フレームシェイプも変更が加えられている各種ロゴはメタリックシルバー。フレームシェイプも変更が加えられている photo:Makoto.Ayano


アルのバイクはサルデーニャ州旗の赤をモチーフにしたカスタムペイントが施されており、トップチューブには「Il Cavaliere=騎士」のニックネームをイラストにしたネームシールが貼られている。ロゴもメタリックシルバーであり、メタリックカラーは今ツールのスペシャルペイントバイクにおけるメインストリームと言える。

組み合わせるコンポーネントは9070系デュラエースDi2。アスタナはFSAと関係深いチームであるが、まだワイヤレス電動コンポのK-Force WEは導入されていない様子。クランクセットはPower2maxにK-Force Lightクランク、FSAのチェーンリングという組み合わせだ。

第5ステージではコリマの軽量ホイール「32mm"S+”」を使い、タイヤはシュワルベのPRO ONE TT(25c)。バイクのタイヤクリアランスは28mmにまでワイド化されているため余裕が見て取れる。ハンドル周りやシートポストはFSAのK-Force、バーテープは市販化を見据えているというリフレクティブカラー。

先頭でフィニッシュに向かうファビオ・アル(イタリア、アスタナ)先頭でフィニッシュに向かうファビオ・アル(イタリア、アスタナ) photo:Kei Tsuji / TDWsport
text:So.Isobe
photo:Makoto.Ayano,Kei Tsuji / TDWsport
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