ツール・ド・フランス開幕まで残り9日。出場するボーラ・ハンスグローエ、サンウェブ、アージェードゥーゼール、カチューシャ・アルペシンが9名のメンバーを発表した。


ペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)ペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ) photo:TDWsportロマン・バルデ(フランス、アージェードゥーゼール)ロマン・バルデ(フランス、アージェードゥーゼール) photo:TDWsport
マイケル・マシューズ(オーストラリア、サンウェブ)マイケル・マシューズ(オーストラリア、サンウェブ) photo:TDWsportアレクサンドル・クリストフ(ノルウェー、カチューシャ・アルペシン)アレクサンドル・クリストフ(ノルウェー、カチューシャ・アルペシン)

7月1日にドイツのデュッセルドルフで開幕するツール・ド・フランス。地元ドイツのボーラ・ハンスグローエは6年連続マイヨヴェール獲得を狙う世界王者ペテル・サガン(スロバキア)と2014年と2016年にマイヨアポワを獲得しているラファル・マイカ(ポーランド)をエースに立てる。スピードのあるマチェイ・ボドナル(ポーランド)やリュディガー・ゼーリッヒ(ドイツ)がサガンをリードアウトすることになるだろう。クリテリウム・デュ・ドーフィネで総合7位&マイヨブランを獲得したエマヌエル・ブッフマン(ドイツ)は総合成績を狙うマイカを山岳ステージで支える。

2016年大会総合2位のロマン・バルデ(フランス)をバックアップするのはアージェードゥーゼールのアレクシー・ヴィエルモーズ(フランス)やマティアス・フランク(スイス)といった山岳アシストたち。2016年のブエルタ・ア・エスパーニャでステージ優勝を飾ったマイヨブラン対象選手のピエール・ラトゥール(フランス)は地元フランスのグランツールに初出場する。

ジロ・デ・イタリアを制したサンウェブはステージ優勝狙いにフォーカス。前哨戦ツール・ド・スイスでステージ優勝を飾った新加入マイケル・マシューズ(オーストラリア)が平坦ステージでエースを担い、山岳ステージではワレン・バルギル(フランス)やサイモン・ゲシュケ(ドイツ)、ローレンス・テンダム(オランダ)がステージ優勝を狙うことになるだろう。

カチューシャ・アルペシンは開幕個人TTでマイヨジョーヌ獲得を狙うトニー・マルティン(ドイツ)とスプリンターのアレクサンドル・クリストフ(ノルウェー)がエース。マルコ・ハラー(オーストリア)やリック・ツァベル(ドイツ)といったクリストフのためのリードアウト要員を揃えている。経験豊かなオールラウンダーのティアゴ・マシャド(ポルトガル)やロベルト・キセルロウスキー(クロアチア)らは山岳ステージで勝利を狙う。
ボーラ・ハンスグローエ アージェードゥーゼール
ペテル・サガン(スロバキア) ロマン・バルデ(フランス)
ユライ・サガン(スロバキア) ピエール・ラトゥール(フランス)
ラファル・マイカ(ポーランド) アレクシー・ヴィエルモーズ(フランス)
マチェイ・ボドナル(ポーランド) オリバー・ナーセン(ベルギー)
エマヌエル・ブッフマン(ドイツ) マティアス・フランク(スイス)
マークス・ブルグハート(ドイツ) アクセル・ドモン(フランス)
ジェイ・マッカーシー(オーストラリア)     ヤン・バークランツ(ベルギー)*この中から3名
パウェル・ポリャンスキー(ポーランド) サミュエル・デュムラン(フランス)*この中から3名
リュディガー・ゼーリッヒ(ドイツ) ベン・ガスタウアー(ルクセンブルク)*この中から3名
シリル・ゴティエ(フランス)*この中から3名
サンウェブ カチューシャ・アルペシン
ニキアス・アルント(ドイツ) アレクサンドル・クリストフ(ノルウェー)
ワレン・バルギル(フランス) トニー・マルティン(ドイツ)
ロイ・クルフェルス(オランダ) マルコ・ハラー(オーストリア)
サイモン・ゲシュケ(ドイツ) レト・ホレンシュタイン(スイス)
マイケル・マシューズ(オーストラリア) リック・ツァベル(ドイツ)
ラモン・シンケルダム(オランダ) ロベルト・キセルロウスキー(クロアチア)
ローレンス・テンダム(オランダ) マウリス・ラメルティンク(オランダ)
マイク・テウニッセン(オランダ) ニルス・ポリッツ(ドイツ)
アルバート・ティッメル(オランダ) ティアゴ・マシャド(ポルトガル)