開幕が迫るツール・ド・フランス2017。今年も熱い戦いが予想される世界最高峰のレースで最もアグレッシブな走りをしたライダーに送られる敢闘賞のシステムが変更される。SNSを利用して、一般の観客が投票に参加できるようになった。



昨年のツールでスーパー敢闘賞を受賞したペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ) 昨年のツールでスーパー敢闘賞を受賞したペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ) photo:Makoto.AYANO
真夏の3週間を通してもっとも活躍していた選手が選出されるツール・ド・フランスの総合敢闘賞。例年は、フランスの有識者とツールのテクニカルディレクターから成る委員会によって選ばれてきた賞だが、今年は選出過程に一般観客が加わることができるように。

2日間設けられる休息日に、Twitter上で投票が行われ、最も獲得票数の多かった選手が総合敢闘賞の最終候補へとノミネートされる仕組みとなる予定だ。

ちなみに昨年の総合敢闘賞はペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ)。ステージ2勝をマークするとともに、マイヨヴェールを獲得した世界チャンピオンが、総合敢闘賞の栄誉を掴んでいる。