2017/06/02(金) - 10:51
集団スプリントで争われたツール・ド・ルクセンブルク2日目は、ジャンピエール・ドリュケール（BMCレーシング）が嬉しい母国勝利。総合首位に浮上している。
ツール・ド・ルクセンブルク（UCI2.HC）2日目、第1ステージの舞台は、フランス国境に面した南部を沿うように進むもの。標高200〜400mの間でアップダウンを繰り返すため、コース断面図は鋸の歯のようにギザギザだ。最後はアップダウンを含む周回コースを3周回こなしてゴールに飛び込む合計172km。
逃げたラファエル・フレイエンシュタイン（ドイツ、ロット・ケルンハウス）ら photo:CorVos
他チームと話すグレッグ・ヴァンアーヴェルマート（ベルギー、BMCレーシング） photo:CorVos
トム・ヴィルトゲン（ルクセンブルク、レオパード・プロサイクリング）、ラファエル・フレイエンシュタイン（ドイツ、ロット・ケルンハウス）、ファビアン・ダービー（フランス、ワンティ・グループグベルト）の3名が逃げる展開となり、ヴィルトゲンは山岳賞を、フレイエンシュタインはボーナスポイントで総合ジャンプアップに成功する。
最終周回に入ると総合首位のダミアン・ゴダン（フランス）擁するフランス陸軍チームや、スプリント狙いのBMCレーシングが逃げメンバーを吸収し、狙い通り集団スプリントへ。グレッグ・ヴァンアーヴェルマート（ベルギー、BMCレーシング）のリードアウトから残り300mで発進したジャンピエール・ドリュケール（ルクセンブルク、BMCレーシング）が他を寄せ付けないスプリントで完勝。母国ルクセンブルクで嬉しいステージ優勝を上げると共に、ボーナスタイムを得て総合首位にも浮上した。
集団スプリントを制したジャンピエール・ドリュケール（ルクセンブルク、BMCレーシング） photo:CorVos
黄色い僧綱リーダージャージに袖を通したジャンピエール・ドリュケール（ルクセンブルク、BMCレーシング） photo:CorVos「キッテルのようなスプリントができる訳じゃないけれど、グレッグの力を借りてパーフェクトなスプリントができた」とスプリントを振り返るドリュケール。「明日のステージは厳しいものの、今日優勝できたのでリラックスして臨めると思う。グレッグは相当調子が良いので狙っていけるはず」とコメントしている。
また、NIPPOヴィーニファンティーニ勢はリッカルド・スタッキオッティ（イタリア）がスプリントに絡んで8位に。窪木一茂は22位、小石祐馬は73位で翌日に繋げている。
ツール・ド・ルクセンブルク2017第1ステージ結果
1位 ジャンピエール・ドリュケール（ルクセンブルク、BMCレーシング） 4h06’06”
2位 ティモシー・デュポン（ベルギー、ヴェランダスヴレムス・クレラン）
3位 アクセル・ノメラ（エストニア、レオパード・プロサイクリング）
4位 ベルト・ヴァンレルベールへ（ベルギー、スポートフラーンデレン・バロワーズ）
5位 グレッグ・ヴァンアーヴェルマート（ベルギー、BMCレーシング）
6位 ミカエル・カーベルスヴェンドガールド（デンマーク、ヴェロコンセプト）
7位 ジャスティン・ジュールス（フランス、WBヴェランクラシック・アクア・プロジェクト）
8位 リッカルド・スタッキオッティ（イタリア、NIPPOヴィーニファンティーニ）
9位 イェーレ・ドンデルス（ベルギー、ディファーダンジュ・ロッシュ）
10位 ケヴィン・ルダノワ（フランス、フォルトゥネオ・ヴィタルコンセプト）
22位 窪木一茂（NIPPOヴィーニファンティーニ）
73位 小石祐馬（NIPPOヴィーニファンティーニ）
個人総合成績
1位 ジャンピエール・ドリュケール（ルクセンブルク、BMCレーシング） 4h09’00”
2位 ダミアン・ゴダン（フランス、エキップシクリズム・アルメ・ド・テール） +06”
3位 グレッグ・ヴァンアーヴェルマート（ベルギー、BMCレーシング） +07”
4位 ラファエル・フレイエンシュタイン（ドイツ、ロット・ケルンハウス） +08”
5位 ピエト・アレガールト（ベルギー、スポートフラーンデレン・バロワーズ） +10”
6位 ベンジャミン・トマ（フランス、エキップシクリズム・アルメ・ド・テール） +11”
7位 アレックス・キルシュ（ルクセンブルク、WBヴェランクラシック・アクア・プロジェクト）+12”
8位 ベンジャミン・デクレルク（ベルギー、スポートフラーンデレン・バロワーズ）
9位 アクセル・ノメラ（エストニア、レオパード・プロサイクリング） +13”
10位 セバスティアン・デフロッシュ（ベルギー、WBヴェランクラシック・アクア・プロジェクト）+14”
ポイント賞
ジャンピエール・ドリュケール（ルクセンブルク、BMCレーシング）
山岳賞
トム・ヴィルトゲン（ルクセンブルク、レオパード・プロサイクリング）
ヤングライダー賞
ラファエル・フレイエンシュタイン（ドイツ、ロット・ケルンハウス）
チーム総合成績
BMCレーシング
text;So.Isiobe
photo:CorVos
ツール・ド・ルクセンブルク（UCI2.HC）2日目、第1ステージの舞台は、フランス国境に面した南部を沿うように進むもの。標高200〜400mの間でアップダウンを繰り返すため、コース断面図は鋸の歯のようにギザギザだ。最後はアップダウンを含む周回コースを3周回こなしてゴールに飛び込む合計172km。
逃げたラファエル・フレイエンシュタイン（ドイツ、ロット・ケルンハウス）ら photo:CorVos他チームと話すグレッグ・ヴァンアーヴェルマート（ベルギー、BMCレーシング） photo:CorVosトム・ヴィルトゲン（ルクセンブルク、レオパード・プロサイクリング）、ラファエル・フレイエンシュタイン（ドイツ、ロット・ケルンハウス）、ファビアン・ダービー（フランス、ワンティ・グループグベルト）の3名が逃げる展開となり、ヴィルトゲンは山岳賞を、フレイエンシュタインはボーナスポイントで総合ジャンプアップに成功する。
最終周回に入ると総合首位のダミアン・ゴダン（フランス）擁するフランス陸軍チームや、スプリント狙いのBMCレーシングが逃げメンバーを吸収し、狙い通り集団スプリントへ。グレッグ・ヴァンアーヴェルマート（ベルギー、BMCレーシング）のリードアウトから残り300mで発進したジャンピエール・ドリュケール（ルクセンブルク、BMCレーシング）が他を寄せ付けないスプリントで完勝。母国ルクセンブルクで嬉しいステージ優勝を上げると共に、ボーナスタイムを得て総合首位にも浮上した。
集団スプリントを制したジャンピエール・ドリュケール（ルクセンブルク、BMCレーシング） photo:CorVos黄色い僧綱リーダージャージに袖を通したジャンピエール・ドリュケール（ルクセンブルク、BMCレーシング） photo:CorVos「キッテルのようなスプリントができる訳じゃないけれど、グレッグの力を借りてパーフェクトなスプリントができた」とスプリントを振り返るドリュケール。「明日のステージは厳しいものの、今日優勝できたのでリラックスして臨めると思う。グレッグは相当調子が良いので狙っていけるはず」とコメントしている。また、NIPPOヴィーニファンティーニ勢はリッカルド・スタッキオッティ（イタリア）がスプリントに絡んで8位に。窪木一茂は22位、小石祐馬は73位で翌日に繋げている。
ツール・ド・ルクセンブルク2017第1ステージ結果
1位 ジャンピエール・ドリュケール（ルクセンブルク、BMCレーシング） 4h06’06”
2位 ティモシー・デュポン（ベルギー、ヴェランダスヴレムス・クレラン）
3位 アクセル・ノメラ（エストニア、レオパード・プロサイクリング）
4位 ベルト・ヴァンレルベールへ（ベルギー、スポートフラーンデレン・バロワーズ）
5位 グレッグ・ヴァンアーヴェルマート（ベルギー、BMCレーシング）
6位 ミカエル・カーベルスヴェンドガールド（デンマーク、ヴェロコンセプト）
7位 ジャスティン・ジュールス（フランス、WBヴェランクラシック・アクア・プロジェクト）
8位 リッカルド・スタッキオッティ（イタリア、NIPPOヴィーニファンティーニ）
9位 イェーレ・ドンデルス（ベルギー、ディファーダンジュ・ロッシュ）
10位 ケヴィン・ルダノワ（フランス、フォルトゥネオ・ヴィタルコンセプト）
22位 窪木一茂（NIPPOヴィーニファンティーニ）
73位 小石祐馬（NIPPOヴィーニファンティーニ）
個人総合成績
1位 ジャンピエール・ドリュケール（ルクセンブルク、BMCレーシング） 4h09’00”
2位 ダミアン・ゴダン（フランス、エキップシクリズム・アルメ・ド・テール） +06”
3位 グレッグ・ヴァンアーヴェルマート（ベルギー、BMCレーシング） +07”
4位 ラファエル・フレイエンシュタイン（ドイツ、ロット・ケルンハウス） +08”
5位 ピエト・アレガールト（ベルギー、スポートフラーンデレン・バロワーズ） +10”
6位 ベンジャミン・トマ（フランス、エキップシクリズム・アルメ・ド・テール） +11”
7位 アレックス・キルシュ（ルクセンブルク、WBヴェランクラシック・アクア・プロジェクト）+12”
8位 ベンジャミン・デクレルク（ベルギー、スポートフラーンデレン・バロワーズ）
9位 アクセル・ノメラ（エストニア、レオパード・プロサイクリング） +13”
10位 セバスティアン・デフロッシュ（ベルギー、WBヴェランクラシック・アクア・プロジェクト）+14”
ポイント賞
ジャンピエール・ドリュケール（ルクセンブルク、BMCレーシング）
山岳賞
トム・ヴィルトゲン（ルクセンブルク、レオパード・プロサイクリング）
ヤングライダー賞
ラファエル・フレイエンシュタイン（ドイツ、ロット・ケルンハウス）
チーム総合成績
BMCレーシング
text;So.Isiobe
photo:CorVos
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