2017/05/02(火) - 17:01
モビスター、ディメンションデータ、ロットNLユンボ、そしてガスプロム・ルスヴェロの4チームがジロ出場メンバーを発表。ナイロ・キンタナ（コロンビア）やステフェン・クライスヴァイク（オランダ）の参戦が正式にリリースとなった。
ティレーノ〜アドリアティコ総合優勝に輝いたナイロ・キンタナ（コロンビア、モビスター） photo: TDWsport / KT
経験豊富なメンバーがキンタナの脇を固める photo:Kei Tsuji / TDWsport
ティレーノ〜アドリアティコを総合優勝、直近のブエルタ・アストリアスのクイーンステージで優勝するなど、明らかに調子を上げているナイロ・キンタナ（コロンビア）はマリアローザを獲得した2014年以来2度目のジロ出場。アストリアスのステージ優勝後に「脚が良く動いている。コンディション合わせが上手くいった結果であり、総合争いが楽しみだ」と自信をのぞかせており、続くツール・ド・フランスとのダブル優勝を目指してまず一歩を歩み出す。
その脇を固めるのはホセ・エラダ（スペイン）、アンドレイ・アマドール（コスタリカ）、ウィネル・アナコナ（コロンビア）といったエースにも成り得る力を持つアシストたち。近年はアシスト役に重きを置いているベタラン、ダニエーレ・ベンナーティ（イタリア）も頼れる存在だ。
昨年マリアローザを着用したステフェン・クライスヴァイク（オランダ、ロットNLユンボ） photo:Kei Tsuji
ツール・ド・ヨークシャーで好結果を残したディメンションデータ）
ロットNLユンボは「昨年は残り2日でマリアローザを失ってしまったが、優勝は非現実的なものではないことが分かった」とリベンジを誓うステフェン・クライスヴァイク（オランダ）を主軸に6名をオランダ人選手で構成してきた。29歳のチームリーダーは2015年総合7位、2016年総合4位に入っており、今年は3位以上を目標に据えている。
昨年の山岳個人TTで勝利したアレクサンドル・フォリフォロフ（ロシア、ガスプロム・ルスヴェロ） photo:Kei Tsujiアフリカの期待を背負うディメンションデータは18回目のグランツール出場となるイゴール・アントン（スペイン）を主軸に据え、ナトナエル・ベルハネ（エリトリア）とオマール・フライレ（スペイン）が登り勝負に加わる。クリスティアン・ズバラーリ（イタリア）とネイサン・ハース（オーストラリア）を除いた6名は全員クライマーだ。
全メンバーがロシア人選手で構成されているガスプロム・ルスヴェロは昨年に続く出場。山岳個人TTでステージ優勝を挙げたアレクサンドル・フォリフォロフ（ロシア）を中心にセルゲイ・フィルサノフ（ロシア）、パヴェル・ブル（ロシア）らも積極的に動いてくるだろう。2年連続のステージ優勝なるか。
text:So.Isobe
ティレーノ〜アドリアティコ総合優勝に輝いたナイロ・キンタナ（コロンビア、モビスター） photo: TDWsport / KT経験豊富なメンバーがキンタナの脇を固める photo:Kei Tsuji / TDWsportティレーノ〜アドリアティコを総合優勝、直近のブエルタ・アストリアスのクイーンステージで優勝するなど、明らかに調子を上げているナイロ・キンタナ（コロンビア）はマリアローザを獲得した2014年以来2度目のジロ出場。アストリアスのステージ優勝後に「脚が良く動いている。コンディション合わせが上手くいった結果であり、総合争いが楽しみだ」と自信をのぞかせており、続くツール・ド・フランスとのダブル優勝を目指してまず一歩を歩み出す。
その脇を固めるのはホセ・エラダ（スペイン）、アンドレイ・アマドール（コスタリカ）、ウィネル・アナコナ（コロンビア）といったエースにも成り得る力を持つアシストたち。近年はアシスト役に重きを置いているベタラン、ダニエーレ・ベンナーティ（イタリア）も頼れる存在だ。
昨年マリアローザを着用したステフェン・クライスヴァイク（オランダ、ロットNLユンボ） photo:Kei Tsujiツール・ド・ヨークシャーで好結果を残したディメンションデータ） ロットNLユンボは「昨年は残り2日でマリアローザを失ってしまったが、優勝は非現実的なものではないことが分かった」とリベンジを誓うステフェン・クライスヴァイク（オランダ）を主軸に6名をオランダ人選手で構成してきた。29歳のチームリーダーは2015年総合7位、2016年総合4位に入っており、今年は3位以上を目標に据えている。
昨年の山岳個人TTで勝利したアレクサンドル・フォリフォロフ（ロシア、ガスプロム・ルスヴェロ） photo:Kei Tsujiアフリカの期待を背負うディメンションデータは18回目のグランツール出場となるイゴール・アントン（スペイン）を主軸に据え、ナトナエル・ベルハネ（エリトリア）とオマール・フライレ（スペイン）が登り勝負に加わる。クリスティアン・ズバラーリ（イタリア）とネイサン・ハース（オーストラリア）を除いた6名は全員クライマーだ。全メンバーがロシア人選手で構成されているガスプロム・ルスヴェロは昨年に続く出場。山岳個人TTでステージ優勝を挙げたアレクサンドル・フォリフォロフ（ロシア）を中心にセルゲイ・フィルサノフ（ロシア）、パヴェル・ブル（ロシア）らも積極的に動いてくるだろう。2年連続のステージ優勝なるか。
モビスター
アンドレイ・アマドール（コスタリカ）
ウィネル・アナコナ（コロンビア）
ダニエーレ・ベンナーティ（イタリア）
ビクトル・デラパルテ（スペイン）
ホセ・エラダ（スペイン）
ゴルカ・イサギレ（スペイン）
ナイロ・キンタナ（コロンビア）
ホセ・ロハス（スペイン）
ローリー・スザーランド（オーストラリア）
アンドレイ・アマドール（コスタリカ）
ウィネル・アナコナ（コロンビア）
ダニエーレ・ベンナーティ（イタリア）
ビクトル・デラパルテ（スペイン）
ホセ・エラダ（スペイン）
ゴルカ・イサギレ（スペイン）
ナイロ・キンタナ（コロンビア）
ホセ・ロハス（スペイン）
ローリー・スザーランド（オーストラリア）
ディメンションデータ
イゴール・アントン（スペイン）
ナトナエル・ベルハネ（エリトリア）
オマール・フライレ（スペイン）
ライアン・ギボンズ（南アフリカ）
ネイサン・ハース（オーストラリア）
ジャック・ヤンセファンレンズバーグ（南アフリカ）
クリスティアン・ズバラーリ（イタリア）
ダニエル・テクレハイマノ（エリトリア）
ヨハン・ファンジル（南アフリカ）
イゴール・アントン（スペイン）
ナトナエル・ベルハネ（エリトリア）
オマール・フライレ（スペイン）
ライアン・ギボンズ（南アフリカ）
ネイサン・ハース（オーストラリア）
ジャック・ヤンセファンレンズバーグ（南アフリカ）
クリスティアン・ズバラーリ（イタリア）
ダニエル・テクレハイマノ（エリトリア）
ヨハン・ファンジル（南アフリカ）
ロットNLユンボ
ステフェン・クライスヴァイク（オランダ）
スタフ・クレメント（オランダ）
トワン・カストランツ（オランダ）
ヨス・ファンエムデン（オランダ）
ブラム・タンキンク（オランダ）
マルティン・ケイゼル（オランダ）
ヴィクトール・カンペナールツ（ベルギー）
ユルゲン・ヴァンデンブロック（ベルギー）
エンリーコ・バッタリーン（イタリア）
ステフェン・クライスヴァイク（オランダ）
スタフ・クレメント（オランダ）
トワン・カストランツ（オランダ）
ヨス・ファンエムデン（オランダ）
ブラム・タンキンク（オランダ）
マルティン・ケイゼル（オランダ）
ヴィクトール・カンペナールツ（ベルギー）
ユルゲン・ヴァンデンブロック（ベルギー）
エンリーコ・バッタリーン（イタリア）
ガスプロム・ルスヴェロ
アレクサンドル・フォリフォロフ（ロシア）
セルゲイ・フィルサノフ（ロシア）
イヴァン・サヴィツキー（ロシア）
パヴェル・ブル（ロシア）
ドミトリ・コゾンチャク（ロシア）
セルゲイ・ラグティン（ロシア）
エフゲニー・シャルノフ（ロシア）
アレクセイ・ツァテヴィッチ（ロシア）
イヴァン・ロフニー（ロシア）
アレクサンドル・フォリフォロフ（ロシア）
セルゲイ・フィルサノフ（ロシア）
イヴァン・サヴィツキー（ロシア）
パヴェル・ブル（ロシア）
ドミトリ・コゾンチャク（ロシア）
セルゲイ・ラグティン（ロシア）
エフゲニー・シャルノフ（ロシア）
アレクセイ・ツァテヴィッチ（ロシア）
イヴァン・ロフニー（ロシア）
text:So.Isobe
